【メンタルヘルスケア】職場で行うべき7つの対策&教育

ありがとうございます。ここまで、主な原因を教えていただきましたが、メンタルヘルスケアについて、職場でどのような対策を行うべきか、詳しく教えてください。──

 

まずここで重要なのは、心理的安全性を高めるということです。
簡単に言うと、つらい時につらいと話せること。
ここからは、その心理的安全性を高めるための対策ついて、紹介していきます。

1.自分で会話を終わらせないこと

最後に「こういうことなんだぞ!」と押し付けて相手を黙らせてしまう行為は、心理的安全性を下げてしまうためしまうため、控えた方がいいでしょう。
必ず、「他に意見ある?」などと投げかけて、相手の意見を尊重し取り入れる姿勢が大切です。

2.無意識の行動をしていないか意識すること

無意識の行動を意識することは、とても難しいことではあります。
ですが、相手に意見を言わせないことは、とてもストレスを与えてしまう行動です。これは、心理的安全性が低い状態といえます。

部下が発言をした時に険しい表情をしたり、ため息をついてしまったり、無意識の言動によって、相手に言いづらさを与えることがあります。そのため、自分がそのようなメッセージを発信していないか、意識してみることが大切です。

3.意見を聞く時と発言する時を分けること

チームで会議をした際、大多数の意見と自分の意見が異なる場合、反対の意見を述べづらくなってしまったり、その場の空気に流されてしまうことがあります。
その状況を避けるためには、一旦全員の意見を聞き、最後にリーダーが決断する(発言する)という形を取ることが大切です。

最終決定権はリーダーにあるということは周知のもと、メンバー全員が自分の思った通りの意見を言える環境を作ることも、ストレスやメンタル不調を避けるために必要なことだと言えるでしょう。

4.リーダーが自信を持って決断すること

自信を持って決断できないリーダーの多くは、「これでいいかな?」「大丈夫かな?」「こうじゃないかな?」と、決断や判断を部下に任せてしまいます。次第に、不安感を与えてしまうことにつながります。

このような状態でチームで話し合い、コンセンサスを得ようとすると、部下は他の意見を言えなくなってしまいます。
意見を吸い上げられる環境を整えておく上で、リーダーの決断力は、とても大切でしょう。

5.自分の意見を言えない人に合わせた環境づくりをすること

チームの中、または社内の中で、一番自分の意見を言えない人(話しづらい人)が、最も心理的安全性に敏感です。
そのため「その人が発言しやすい環境を作るためにはどうしたらいいのか?」を考えることが大事でしょう。
それによって、他の社員たちも発言しやすい環境づくりができるのです。

6.メンタルヘルスケアとチームビルディングを分けないこと

メンタルヘルスケアとチームビルディングを分けて考えないことも大切です。

普段からしっかりとしたチームビルディングがされている企業であれば、自分の意見が言いやすい環境が整っています。
そのため、メンタルが不調な時やつらい時に、「つらい」としっかり言えるのです。

反対に、普段から業務で言いたいことが言えない環境では、メンタル不調の時や辛い時に「辛い」と言えるわけがありません。
ですから、心理的安全性を考慮したチームビルディングが大事でしょう。

7.自分自身のメンタルヘルスを重視すること

さまざまな対策をすることにばかり目を向けてしまい、自分自身を疎かにしてしまうと、自分が崩れてしまいます。
すべてのことにおいて、自分も含まれているのだということを忘れないようにしてください。周囲の意見や悩みばかり聞いて、自分が我慢してしまう状態は避けましょう。

リーダーが「辛い」と言えない環境では、部下も「上司が頑張っているのだから…」と気負いしてしまい、「辛い」と思っても言えません。
自分の心理的安全性が、チームの心理的安全性に直結するのだということを忘れないようにしましょう。

【メンタルヘルスケア】今後職場に取り入れるべきもの

ここまで、様々な対策について伺ってきました。最後に、今後、企業に取り入れた方がいいと思う対策やサービスなどがあれば教えてください。──

 

まずは、取り入れるより取り除くことを考えた方がいいでしょう。
ただでさえ、責任感が求められ、チームをまとめていかなければならない上層部の人間にとって、取り入れるものを増やすことは負担になりやすいのです。
取り入れることばかり考えるのではなく、心理的安全性を高める(意見を言いやすくする)ことに絞った方が良いでしょう。

リーダーシップ高める、チームビルディングの取り組みをする、1on1を行うなど、いろいろな対策方法がありますが、常に「心理的安全性を高めるためにはどうしたらいいだろう?」と考え、つながらないものはやめていく。

ITツールなどありますが、褒め合う文化も必要、エンゲージメントも目標達成も大切などと考えすぎてしまうと、やるべきことが無数に増えてしまいます。

ですので、ツールや施策を導入する際には、「自分のチームはしっかりと意見の言いやすいチームになるだろうか?」と心理的安全性を高めることを最優先事項として考え、自分のやるべきことを最小限に減らしていきましょう。
それにより、自分自身の心理的安全性を高めながら、組織全体の心理的安全性を高めることができるのです。

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