脳疲労を改善するために取り入れたい3つの習慣

頭がぼーっとしてしまう脳疲労を改善するためには、脳に良い栄養を豊富にとること、脳を休ませることが大切です。睡眠も役立ちますが、デジタルデバイスから意識的に距離を置く時間を作るデジタルデトックスも効果を発揮します。

以下に、脳疲労を改善する具体的な方法を3つ紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.デジタルデトックスをする

デジタルデトックスは、一定時間スマホやPCなどのデジタルデバイスから離れることでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや活動に集中する取り組みです。完全にデジタルデバイスの使用を断つのではなく、あくまで健全に付き合っていくために行うものです。

1日の中でも、通勤や食事、お風呂、運動の最中など、「特定の時間だけはスマホを触らない」と決めて行います。脳疲労の改善や、リフレッシュにとても効果的です。生活の中にすぐ取り入れやすい方法でしょう。

2.マインドフルネスを取り入れる

マインドフルネスは「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義されています。眠る前や勉強や仕事などに集中したいときに、5〜10分程度の時間をかけて行うのがおすすめです。

リラックスできる場所に移動し、あぐらや椅子に座った姿勢で行います。深呼吸をし、できるだけ頭の中を空っぽにして行うのがポイントです。マインドフルネスを行うと、集中力や生産性の向上といったプラスの効果を実感できます。

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3.脳にいい栄養素を積極的にとる

脳の働きを活性化させる効果のある食べ物を「ブレインフード」といいます。代表的なものは青魚やナッツ、バナナなどの食材です。青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の神経細胞を再生、保護する働きをしてくれます。

ナッツに含まれるαリノレン酸は体内でDHAに変化し、青魚と同様に脳の細胞に働きます。バナナは脳のエネルギー源となるブドウ糖と、体内で幸せホルモンであるセロトニンに変化するトリプトファンが豊富です。

参考:朝日新聞Reライフ.ネット「【専門家が解説】脳活に有効な食べ物」

デジタルデトックスで脳疲労を改善しよう

スマホやPCをはじめとするデジタルデバイスは、私たちの生活に欠かせない存在です。完全に手放すことは難しいですが、意識的に距離をとる時間を作るだけでも、脳疲労が解消され、勉強や仕事の集中力や生産性が向上します。

最近は、スマホを使用しなかった時間分の植樹ができ、成長した木を発展途上国に寄付できる「forest」というアプリも存在します。こういったアプリも多数リリースされていますので、ぜひ活用してみてくださいね。

デジタルデバイスと上手に付き合いながら、デジタルデトックスで脳疲労を改善しましょう。

参考:TECHABLE「デジタルデトックスが世界を救う!?ノースマホの時間を木の成長に換算するアプリ Forest」

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

あーちゃん

あーちゃん

1992年生まれ。臨床心理士(公認心理師) 指定大学院を卒業し資格を取得後、街のクリニックで非常勤心理士としてカウンセリングや心理検査の業務に従事する。小学校や高校のスクールカウンセラーとしても活動中

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