この記事を監修してくれたのは…
目次
心配性な自分を卒業したい…物事を深く考えすぎる病気って?
物事を人一倍考える癖が付いてしまっている人は、ストレスをため込みやすいものです。「考えすぎな性格から卒業したい」と思っても、気の持ちようだけではなかなか性格を変えることはできませんよね。
現在の性格のほとんどは、育った環境や過去の経験から培われたものです。時には、つらい出来事を乗り越えるために身に付けた性格であることも。今の自分を変えるためには、無理のない範囲で新しい価値観を受け入れることが大切です。
今回は、物事を深く考えすぎてしまう人の特徴や原因、心配性な性格の改善方法などをご紹介します。考えすぎてしまう性格は、決して短所であるとは限りません。今の自分の長所を理解した上で、もっと自分を好きになれる方法を考えていきましょう。
起こってもいないことに不安になる人の特徴
ここでは、起こってもいないことに不安になる人の特徴として挙げられるものを3つご紹介します。不安になりやすい人は、物事のさまざまな可能性を考えられる力を持っています。長所と短所をそれぞれ把握するために、普段の自分の価値観や振る舞いを振り返ってみましょう。
1.想像力が豊か
起きる前のことに不安になる人は、想像力が豊かな傾向にあります。ひとつの情報をそのまま受け取らず、持っている知識や経験に照らし合わせてさまざまな想像を広げていきます。そのため、まだ考えなくてもいい段階のリスクまで想像してしまい、不安を感じてしまうことも。
例えば「週末に海外旅行に行く」というだけでも、現地で体調を崩したらどの機関を頼ればよいかや、世界情勢の不安定さなどを考え、楽しみよりも不安が勝ってしまい「やっぱり行くのをやめよう……」と思ってしまいます。
2.慎重で用心深い
慎重で用心深い性格をしている人は、起こってもいないことに不安になりやすいでしょう。あらゆるリスクを事前に予想した上で、できる限り対策を練っておきたいと望んでいます。リスクヘッジができていることで、万が一アクシデントが起こったときにも遅れずに対処できます。
他の人が予想できないようなイレギュラーにも対応策を用意しているため、周りからは頼りになる人として扱われることも。行き当たりばったりで生きている人が苦手で、将来のこともしっかり考えて貯蓄を行うタイプです。
3.ネガティブ思考で自己肯定感が低い
起こってもいないことに不安になる人は、自分に自信がない可能性があります。自己肯定感が高い人であれば、どのような困難が起こっても「自分だったら乗り越えられる」「最終的にはなんとかなる!」と思えるでしょう。しかし自分に自信がない人は、困難を乗りこえられる準備や根拠がなくては安心できません。
「自分には乗り越える力も自信もない」と思っているからこそ、事前に準備をすることで安心しようとします。また現状や未来に希望的な見方をしておらず「未来をより良いものにしていきたい」という気持ちよりも「悪いことが起こってもダメージを最小限に抑えたい」という思考が強い傾向にあります。
心配性であることのメリット
心配性な人は、他の人には気付けない未来を予測できることも。ここでは、心配性であることのメリットをご紹介します。今の自分をすべて否定する必要はありません。改善点を明確にするためにも、自分のいい部分もしっかり認めてあげてくださいね。
1.イレギュラーに対応しやすい
心配性の人は、イレギュラーな事態にすぐに対応できることが魅力です。人一倍リスクを危惧しているため、普通では思い浮かばないような対処法を準備していることも珍しくありません。周りから頼りにされ、困ったときには相談されるような存在になるでしょう。
リスクを考えずに直感や思い付きだけで行動できる人がいるのも、何かあったときのために準備をしてくれている人がいるからこそです。心配性な人は用意周到であるため、縁の下の力持ちとしてチームになくてはならない存在だといえます。
2.周りに気配りができる
心配性の人は感受性が強く、周りの変化を敏感に察知します。小さな変化でも気にしすぎてしまうという短所はあるものの、長所と短所は表裏一体です。落ち込んでいる人がいればすぐに気が付き、相談に乗ってあげたり気にかけてあげたりできるでしょう。
コミュニティの雰囲気がどんな状態であるかに常に気を配っており、少しでも不穏な空気を感じたら原因を探り、大きなトラブルが起こる前に解決します。ストレスをためている人へのガス抜き役を買って出ることも少なくありません。
3.コミュニティのメンバーを安心させる
心配性の人は、コミュニティに存在しているだけでメンバーを安心させることができます。ときには「大げさ」「心配しすぎ」と思われてしまうこともありますが、最悪の事態を想定してくれる人が一人でもいることで、メンバーは安心して成果を出せるのです。
心配性な人にとってはプレッシャーを感じてしまうかもしれませんが、メンバーの精神的な支柱になっていることはチーム全体のモチベーションにもポジティブな影響を与えています。