「どう治す?」不安障害の治療法

不安障害の治療方法は、薬物療法とカウンセリングが中心です。2つの治療法を同時に行いながら、心を落ちつけて心配事を減らしていきます。心配事が尽きないうちは、言葉だけで治療を進めるのは難しいからです。

薬によって体の症状を和らげ、カウンセリングによって心の症状を和らげます。そして、心身の安定を図りつつ自分に自信をつけていく習慣を繰りかえし、改善に向かいます。治療には、何よりも患者自身の「治したい」と思う気持ちが大切です。

参考:厚生労働省「不安障害」

参考:医療法人東横会たわらクリニック「全般性不安障害(GAD)」

1.カウンセリング

不安障害・パニック障害のカウンセリングでは、まずは心と体をリラックスさせる方法を身につけ、それを使いながら苦手なものや場所に少しずつ慣れていく訓練をします。あえて不安やパニックの対象に触れさせ、不安のピークを乗りきることで、症状が出にくくなる状態を目指します。

不安障害・パニック障害を患っている人は、考え方が極端になってる場合が多いです。考え方のパターンを見直し、安心感を得られやすい考え方も選択できるようにします。本人の意志だけではなく、家族や周りのサポートが得られればよりスムーズな改善につながります。

特にパニック発作は早期のカウンセリング治療が重要で、早い段階で適切な治療をすれば回復が得られやすいでしょう。カウンセリングと併せて、規則正しい生活と十分な睡眠、ストレス解消が求められます。

参考:厚生労働省「不安障害」

参考:ドクターズ・ファイル「パニック症(パニック障害)」

2.薬物療法

薬物療法では、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などが使われます。まずは薬を飲んだ状態で普通に暮らせる環境を整え、不安や恐怖に対処できる自信をつけていきます。その後、少しずつ薬を減らしたり変更したりするのが一般的です。

薬物療法は、薬の効果によって症状を治すことが目的ではありません。「薬を飲まなくても安心して生活ができる」と患者さんに思ってもらうことが目的です。今まで避けていたことに向き合える精神状態を作り、症状を乗り越えるサポートをします。

参考:厚生労働省「不安障害」

参考:なんばながたメンタルクリニック「社交不安障害SAD(社会不安障害、社会恐怖、あがり症)の治療」

まずは、同じ悩みを抱えたことのある人に相談してみよう

今回は、不安障害・パニック障害の症状や原因、治療法などをご紹介しました。特に初めて症状に悩まされている人は、医療機関を頼るのにも勇気が必要でしょう。

もちろん、早い段階からカウンセリングや薬物療法を始めることをおすすめしますが、まずは同じ悩みを抱えたことのある人に相談してもよいでしょう。同じ苦しみを体験した人だからこそのアドバイスを貰えれば、自分なりの改善方法を見つけられるヒントになる可能性があります。

医者や心理士の相性が悪いと感じたら、途中で病院を変える選択肢も必要です。無理をせず、自分のペースで治療方法を見つけていきましょう。

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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