医師の診断を疑問に感じたら、セカンドオピニオンを受診しよう

セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師から受ける第2の意見です。患者にとって納得がいく最善の治療法を知るために求める別の医師の意見と言い換えることもできます。転院ではなく、あくまで主治医以外の第2の医師の意見を聞くために受けるものです。

精神科に限らずセカンドオピニオンを受けるためには主治医の紹介状(診療情報提供書)が必要になります。主治医にセカンドオピニオンの希望を伝え、なぜ受けたいのか理由を明確にしておく必要があります。

セカンドオピニオンの時間は大体30分〜1時間のため、あらかじめ聞きたいことをまとめておくとスムーズに話ができるでしょう。抑うつ状態や躁状態の有無、いつから症状が始まったか、どれくらい続いたかなど、困っていることをまとめておきましょう。

セカンドオピニオンは診察ではなく相談であり全額自己負担となるため、金銭的負担が大きくなります。必ずしも主治医と違った意見が聞けるとは限りません。主治医と同じ意見だったとしても、その信頼性を高めるのに役立ちます。

参考:LIVA MAGA 「うつ病で精神科に通院している人が、セカンドオピニオンをスムーズに利用する方法」

うつ病と双極性障害の発症頻度

うつ病は100人に約6人がかかる病気です。女性は男性の2倍うつ病になりやすいといわれています。双極性障害は100人に1人がかかるといわれており、男女で発症頻度に差はなく、10〜30代までに発症しやすいのが特徴です。

参考:MSDマニュアル「双極性障害」

症状を長引かせないよう、しっかり治療しよう

双極性障害は、うつ病と間違えやすい病気です。現在、うつ病と診断された患者10人のうち1〜2人は双極性障害に診断が変わるといわれています。双極性障害の患者の多くは抑うつ状態のときに精神科を受診するためです。

患者に躁状態・双極性障害の知識がないと、症状があっても医師に伝えないため、正しい診断が出にくくなるのです。このすれ違いをなくすためには、患者自身が双極性障害について正しい知識を身につけることが欠かせません。

双極性障害(躁うつ病)とは?主な症状・原因を、臨床心理士が徹底解説

もし、上記の特徴があてはまるようであれば、必ず医師に相談するようにしてくださいね。躁状態は自分では気づきにくいため、家族や友人、恋人に付き添ってもらい、客観的な立場から医師に症状を伝えてもらうのも良い方法です。

症状を長引かせないよう、早めに治療に取り組むことが大切です。

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

あーちゃん

あーちゃん

1992年生まれ。臨床心理士(公認心理師) 指定大学院を卒業し資格を取得後、街のクリニックで非常勤心理士としてカウンセリングや心理検査の業務に従事する。小学校や高校のスクールカウンセラーとしても活動中

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