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だるい…眠い…何もしたくない…
だるいと感じたり、眠気が強く、何もしたくないと感じたりするのは誰しも1度は経験があるかと思います。倦怠感とは、休息をしても「だるい」「疲れた」と感じられる状態です。だるい、眠いと感じる原因に生活リズムの乱れや睡眠不足などが挙げられます。
本記事では、だるいと感じる4つの原因、倦怠感から抜け出す方法についてご紹介します。今の生活の中でだるいと感じる時間を減らすために取り入れやすい方法をぜひ探してみてくださいね。
「だるい」「何もしたくない」と感じる4つの原因
仕事で多忙な日々が続いたり、今の環境にストレスを抱えていたりするなどを背景に、なんとなくだるい、寝ても寝ても眠いといった悩みを抱える人は少なくありません。1日の中でだるさや眠気を感じる時間が長いと「何もしたくない」と感じやすいものです。
だるい、眠いと感じる原因には、仕事で心身ともに疲労が溜まっている、現状の生活に対して満足感が低いなどが挙げられます。だるいと感じる4つの原因を一緒に見ていきましょう。
1.仕事で心身ともに疲労が溜まっている
心身ともに疲労が溜まっている状態は、だるいと感じやすい原因のひとつです。長時間労働や仕事のストレスなどによって、休息時間を十分に確保できていなかったり、睡眠不足が続いたりすると生活リズムは不規則になります。
生活リズムの乱れは、体内時計の乱れにも影響します。休みの日に睡眠時間をまとめて作ろうとすると、昼夜逆転しやすくなるので、仕事の日と休みの日の就寝時間と起床時間を一定にするよう意識してみましょう。
睡眠不足は眠いと感じるだけでなく、脳疲労にもつながります。脳は睡眠によって疲労をとる臓器です。慢性的な倦怠感に悩んでいる場合は、睡眠時間を十分に確保することも大切です。
2.人間関係に強いストレスを感じている
周囲へ気をつかいすぎたり、自分の意見を言えずに我慢をしていたりするなど人間関係に強いストレスを感じていることも、だるい、何もしたくないと感じる原因です。
例えば、職場や家庭内、地域のコミュニティで、自分よりも相手を優先しすぎてしまう、自分に必要以上にプレッシャーをかけてしまうなどの行動が挙げられるでしょう。人間関係にストレスを感じている場合には、自分をよく見せようと背伸びをしないことを意識してみてください。
周囲の目を過剰に意識している背景には、「周りの人に嫌われることが怖い」と思っていることが考えられます。人の価値観はそれぞれ、たまたま相手の価値観とは合わなかっただけで、あなたの「好きなこと」や「やってみたいこと」が間違っているわけではないのです。少しずつ自分のやりたいことに素直になって行動してみましょう。
3.現状の生活に満足していない
人と比べたり、自分に厳しすぎたりする人は、現状の生活に満足感を得にくいです。例えば仕事の場面で、自分自身にプレッシャーをかけて「まだ全然できていない。自分はもっと努力しなくてはならない」と考える向上心の強い人は、だるいと感じやすいでしょう。
日々の生活で、達成感や満足感を得るために、「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」で目標を設定してみてください。
目標を達成するために、ゴールまで取り組む内容を細かく書き出したり、自分がどのような働き方を実現したいのかを考えたりするなど、自分の目指す姿を具体的にイメージします。「今はここまでできた」と現状を把握できると達成感も得やすくなるでしょう。
4.身の回りにネガティブなことばかり起きている
仕事でミスが続く、人間関係のトラブルに巻き込まれるなど日常生活でネガティブな出来事が続いていると感じることもあるかと思います。失敗や人間関係の問題で頭を悩ます時間が増えることで、だるい、眠い、何もしたくないと感じる場合があります。
起こったネガティブな出来事は変えられませんが、物事の見方を捉え直すことで、ネガティブな出来事から気づきを得ることができるでしょう。最近ネガティブなことばかり続いていると感じるときには、起こった出来事とともに気づきや改善点を言葉にするのがおすすめです。
例えば、仕事のミスが続いているときにはノートやメモ帳にミスした内容などを箇条書きします。作成書類に不備があった、期限ギリギリまで仕事が終わらなかったなど、それぞれのミスに対して次回はどのように対処するかを考え、書き出してみましょう。
倦怠感がずっと続いている時は?
倦怠感とは、身体的精神的にだるいと感じている状態をいいます。倦怠感を感じる原因には、睡眠不足、運動不足が挙げられます。
だるい、何もしたくないと感じる場面は人により多岐にわたりますが、だるさを感じたときは「休息のサイン」です。生活習慣を見直し、バランスの取れた食事や十分な休息時間を意識的に取るようにしてください。
だるい、何もしたくないなどの倦怠感が長く続く場合には、何らかの病気が原因のケースもあります。倦怠感が生活リズムの見直しや十分な睡眠時間を確保しても続く場合には早めに医療機関で受診するようにしましょう。