生きるのがしんどいときの対処法

ここでは、生きるのがしんどいときの対処法を4つご紹介します。ストレスへの対処法はいくつあっても困りません。今の自分らしさや個性はそのままに、新しい考え方も取り入れてみましょう。ストレスの受けながし方や解消法を増やすと、イライラをためこみづらくなります。

1.信頼している人にストレスや悩みを聞いてもらう

精神的に苦しいときにしてはいけないことの一つが、悩みを一人で抱えこむことです。生きるのがしんどいと感じたら、信頼している人にストレスや悩みを聞いてもらいましょう。特定の悩みがない場合や内容をいいづらい場合でも、「なんだか最近イライラしている・落ちこんでいる」と話すだけでも楽になります。

ネガティブな感情に支配されているときは、一人で考えていても悪い想像がどんどん膨らんでしまいがちです。感情や悩みをシェアすることで、苦しみを外に出してあげましょう。周囲に相談できる相手がいない人は、匿名のSNSで悩みを聞いてもらうのもおすすめです。

2.自分を愛する気持ちや大切にする気持ちを思いだそう

生きるのがしんどいときは、自分の存在価値を見失っているものです。また目の前のストレスや仕事をこなすのに精いっぱいになっていて、本来の自分らしさを忘れていることも。自分を愛する気持ちや大切にする気持ちを思いだすためにも、意識的にプライベートの時間を設けましょう。

体が疲れていると心の余裕はなかなか持てません。まずは温泉やマッサージ、エステ、森林浴などで体を休め、心身の調子を整えましょう。心に余裕が戻ってきたら、友達とのランチや趣味、散歩、エンタメなどの娯楽でポジティブな活動を取り入れてあげてくださいね。

3.完璧を求めないようにしよう

自分を追いつめずに生きるためには、完璧主義を手放すことも大切です。今まで自分にも他人にも厳しく接してきた人は、0か100以外の考え方も取り入れましょう。とはいえ、今までの自分の考え方を一度にすべて変えるのは難しいものです。

「完璧主義をやめる」のではなく「完璧主義以外の考え方も取り入れる」ことを意識して過ごしてみてください。ストイックさは魅力ですが、精神的に疲れて倒れてしまっては本末転倒です。あえて60点や80点にとどめ、心の余裕を保つことも立派な「大人のセルフコントロール」です。

4.全員に好かれようとせず、周りにいる人だけ大切にしよう

職場や学校の全員に好かれようとすると、すべての人にとっての「いい人」にならなくてはいけないため、自分にうそをつかなくてはならない場面が増えて非常にストレスがたまります。誰からも嫌われていないはずなのに、どこにも自分の居場所がないような気持ちになってしまうでしょう。

実際に、すべての人に好かれることは不可能です。なぜなら、もしもあなたが多くの人に好かれたとしても「人気者が嫌い」「みんなにいい顔をしている人がきらい」と思う人が出てくるからです。どのように生きても必ず一部からは嫌われるのであれば、自分に正直に生きたほうがストレスなく過ごせると思いませんか?

全員ではなく、あなたのことを大切に思ってくれている人だけを大切にしていきましょう。社会に生きるにおいて最低限の社交儀礼やTPOに沿った言動は大切ですが、時には自分らしく振るまうことで「本当の自分」を好きになってくれて仲よくなれる人が現れます。

まずは、少し休む時間を作ろう

今回は、生きるのがしんどいと思う人の原因や対処法などをご紹介しました。

しんどいと思うこと自体は、決して悪いことではありません。ネガティブな感情は心のSOSのサインでもあるため、否定をせずに真摯に受けとめてあげることが大切です。

まずは少しでも休む時間を作り、心と体を解放するきっかけを作ってくださいね。また、精神的に疲れていると視野も狭まってしまうものです。心が疲れきってしまう前に、心療内科や精神科を頼る選択肢も持ちましょう。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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