2.元気なさそうだったけれど、大丈夫?

元気がなさそうな人を見たものの「勘違いだったらどうしよう……」と不安に感じている人もいるかもしれませんね。結論から言うと、勘違いでも心配する意義はあるものです。勘違いかどうかは元気がなさそうに見えた相手にしかわからないことであり、もしも本当に落ち込んでいた場合にはあなたの一言が大きな喜びになる可能性があります。

ただし最初から「元気出して!」と言ってしまうと、元気がないと決め付けている印象に。まずは「今日、元気なさそうだったけれど大丈夫?」と様子を伺ってみましょう。大丈夫だと言われたら「ならよかった!何かあったら話聞くね」で十分です。「自分のことを気にかけてくれている人がいる」と思えるだけで、肯定感が高まりメンタルによい影響を与えます。

3.ごはん食べに行かない?

ラインならではのカジュアルな声掛けとして、ごはんのお誘いがあります。相談や悩みなどのネガティブなワードを出さなくても、「駅前の新しくできたお店、一人じゃ入りづらいから一緒に行こう!」や「あそこのパスタのお店、水曜のランチ美味しいから今度一緒に行かない?」のように、ポジティブな雰囲気で誘うだけでも心がつながるものです。

実際に会ったときも、わざわざ悩みを引きだす必要はありません。話しやすい雰囲気づくりには気を配りつつも、相手が話さなければ無理に聞かなくてもいいのです。「話さない」という選択肢を選んだ相手にとっても、楽しく食事をしてくれるあなたの存在は癒しになるでしょう。

落ち込んでいる人に使わないほうがいい励ます言葉

ここでは、落ち込んでいる人に使わないほうがいい言葉をご紹介します。どれも一見すると誰かを励ます言葉に聞こえるものの、悩んでいる人にとっては追い詰められるものばかりです。無自覚に相手を傷つけてしまわないように、NGワードを心に留めておきましょう。

1.苦しいのはみんな一緒

声を掛ける人にとっては「あなただけじゃなくてみんな苦しい。みんなもがんばっているのだから、あなただってがんばれるはず」という気持ちかもしれません。しかし言われた側からすると「みんなががんばれているのに、どうしてあなたはがんばれないの?」と責められているニュアンスに聞こえる場合があります。

苦しんでいる本人が「みんなもがんばっているんだから、自分もやろう!」と自らを奮い立たせる分には使えますが、他人から言われるとストレスがたまってしまいます。目の前の人が抱えている苦しみに注目し、相手の悩みを雑に扱わないように注意しましょう。

2.時間が解決してくれるよ

どんな悩みや苦しみでも、時間が解決してくれる部分は大きいものです。「時間が何とかしてくれるよ」や「いつか忘れて楽になるよ」という言葉は、正しい励ましの言葉のように思えますよね。

しかし、本人にとっては「将来的に楽になるかどうかではなく、今の苦しみを何とかしたいと思っているのに……」という気持ちになるかもしれません。今目の前で苦しんでいる相手の心に寄り添えるような言動を心がけましょう。

3.小さなことで落ち込んでちゃ駄目だよ

本人が悩んでいる内容は、周りの人にとっては小さいことに見える場合もあります。しかし価値観は人によって違うものです。あなたにとっては気にも留めないような悩みでも、本人は夜も眠れぬほど心を痛めている可能性があります。

「小さなことで落ち込んでちゃ駄目だよ」は、相手が悩んでいる気持ちそのものを否定する残酷な言葉になってしまいます。自分の物差しで判断せずに、相手がどれだけ苦しんでいるのかに注目して寄り添いましょう。

相手や関係性によって言葉を使い分けることが大切

人を励ますためには、言葉選びが大切です。同じ人が相手でも、悩んでいる内容や心情によってはかける言葉が変わってきます。

陥りやすいミスとしては、「Aさんに喜ばれた言葉をBさんに言ったら、もっと落ち込んでしまった」というパターン。性格は人それぞれであるように、感受性や言葉の受け取り方も違うものです。

目の前の人はどのような性格で、何に悩んでいて、どんな言葉をかけてほしいのかを見極める冷静さが必要になります。「自分だったらこう言われたら嬉しい」と主観で判断するのではなく、相手の立場にたった言葉選びを心がけてくださいね。

落ち込んでいる人にかける言葉を知って、周りを元気づけよう

今回は、落ち込んでいる人にかけたい励ましの言葉をご紹介しました。

言葉には力があり、人を元気づけることも傷つけることも可能です。優しい言葉を選んだからといって、相手の心を追い詰めないとも限りません。相手がどのような言葉を求めているのか考えながら、心に寄り添う言葉選びをしてくださいね。

ある人には使いづらい言葉も、違う人が落ち込んでいる場合には使えるケースも。励ましの言葉のボキャブラリーを増やしておくことで、さまざまなタイプの人を元気づけることができるでしょう。

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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