目次
- 思いやりのない人に傷つけられる…上手な付き合い方を知りたい…
- 思いやりのない人の意味とは
- 思いやりがない人の10個の特徴・心理
- 人に優しくできない人はどんな育ち方をしている?
- 思いやりのない人の言動に毎日傷ついてばかり…
- いじわるな人から身を守るために取り入れたい習慣
- 思いやりがない人と上手に距離を取る方法は?
- 自分が思いやりを持つために心がけたい7つのこと
- 2.結果だけではなく過程にも注目する
- 3.ネガティブな感情の原因と向き合う
- 4.相手の言動の理由を想像する
- 5.自己肯定感を高めて自分を好きになる
- 6.ポジティブな価値観の人たちと一緒に過ごす
- 7.誰かが困っていたら率先して助ける
- 自分の心を守るために適切な人間関係を築こう
思いやりのない人に傷つけられる…上手な付き合い方を知りたい…
思いやりのない人が身近にいると、ストレスがたまってしまいますよね。どんなにこちらから優しさを与えてもあだで返され、虚しい気持ちになってしまいます。「距離を置きたい」と思っても、同じ職場や学校などのコミュニティに所属していると難しいものです。
しかし、思いやりのない人には原因があるかもしれません。もちろん元から優しくない性格の場合もありますが、内心ではコンプレックスを抱いていたり、正しいコミュニケーションに悩んでいたりする可能性も。
仕事上で最低限のコミュニケーションを取らなければならないなら、相手の性格を理解してできるだけストレスのたまらない関わり方をするのがよいでしょう。今回は、思いやりのない人の特徴や、上手な付き合い方をご紹介します。
思いやりのない人の意味とは
そもそも「思いやり」とはどのような心のあり方を指すのでしょうか?思いやりの意味とは、相手に同情したり気を使ったりすることです。相手の立場に立って物事を考え、配慮した言動を心がける気持ちです。
思いやりのある人は、一緒に時間を過ごしているだけで居心地のよさを感じるもの。しかし思いやりがない人といると、事あるごとに心を傷つけられるような感覚になります。こちらの気持ちに配慮した言動をしてくれないため、居心地の悪さを感じるのは自然なことです。
思いやりがない人とは「相手の気持ちを考えず、気を使わず、配慮をしない人」という意味。相手に気を使わないという観点で、本人はストレスをためづらいという利点もあるかもしれませんが、コミュニティにおいては嫌われ、距離を置かれやすい存在です。
思いやりがない人の10個の特徴・心理
思いやりがない人は、過去に周りから指摘をされた経験が少ない傾向にあります。自分の感情や欲望を優先して生きるのは気持ちがいいものですが、周りにどのような悪影響を与えているのか本人は意識する機会に恵まれません。
ここでは、思いやりがない人の特徴として当てはまるものを10個ご紹介します。思いやりがない相手と上手に付き合うためのヒントは、まずは相手を知ることからです。身近な思いやりがない人の振る舞いを振り返りながら、自らの人間関係構築に役立てていきましょう。
1.自分さえよければいいと思っている
思いやりがない人は、「自分さえよければ周りはどうでもいい」と思っている傾向にあります。自分の欲求を通すことが最優先で、それによって周りがどんなに不快感を抱こうが、周りに迷惑をかけようが、大きな問題ではないと思っています。
そもそも、自分の言動によって生じる悪影響に無関心である場合も。「自分らしく正直に生きている」といえば聞こえはいいですが、自由や幸福が周りの犠牲によって成り立っていることを意識できていません。
2.人に強く当たることでストレス発散をしている
思いやりのない人は、自分のストレスを自分だけで発散することが苦手です。周りに強い態度で当たったり、厳しい言葉を言ったりすることによってストレスを発散しています。八つ当たりをすることによって相手もストレスがたまることまで想像ができません。
想像できていたとしても、他人のストレスよりも自分のストレスケアを優先しているため、自分の言動で相手がどう思うかはどうでもいいのです。自分の強さや能力を誇示することにより優越感を抱き、相手を見下すことでプライドを保っています。
3.「人からどう見られているか」に関心がない
思いやりのない人は、自分の振る舞いによって相手からどう見られているのかを気にしません。周りからのイメージを大切にしていれば、嫌われたり避けられたりすることのないように、自分のいい印象を与える努力をするでしょう。
しかし「周りからどう思われようが関係ない」と思っている人は、自分をよく見せるための努力をしません。自分らしく生きているようにも見えますが、その姿は傍若無人で自分勝手であり、必要以上の反感を買ってしまいます。
4.相手の気持ちを考える想像力がない
思いやりのない人は基本的に想像力が不足しており、相手の目線に立って物事を考える能力が足りていない傾向にあります。思ったことを言葉にするときに「この言い方をすると相手は傷付くかもしれない」と考える時間を設けず、思いついた言葉をそのまま言ってしまいがちです。
相手のコンプレックスを笑ったり、プライベートにもズカズカと入り込んできたりなど、デリカシーが足りません。「自分がされて嫌なことは相手にはしない」というコミュニケーションの基本が身に付いていないといえるでしょう。
5.嫌いな相手を攻撃することで快感を得ている
思いやりがない人は、加虐的な性格である場合もあります。自分より弱い者や嫌いな人を攻撃することで快感を得ているのです。言い返せない人をわざと選んで叱ったり、立場の弱い人間に責任を押し付けたりすることで自分の優位性を確かめています。
自分自身がコンプレックスを感じていることで自己肯定感が低い可能性も。他人に悪意を真っすぐにぶつけることで、自分の能力や強さをアピールし、自信を持とうとしています。