無神経な人の意味とは?人を傷つける人の特徴や上手な付き合い方のヒント

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無神経な人に疲れた…上手な付き合い方を知りたい…

同じコミュニティの中に無神経な人がいると、ストレスがたまってしまいますよね。どれだけ自分が周りに気を使っていても、無神経な人の一言でコミュニティの空気が悪くなると「本当にやめてほしい……」という気持ちになります。

無神経な人は、知らず知らずのうちに周りを傷付けます。相手に悪気が無いからこそ強く責められなかったり、本当は傷付いているのに笑ってごまかしてしまったりすることもあるでしょう。

今回は、無神経な人の特徴や上手な付き合い方をご紹介します。無神経な人は、自分がトラブルメーカーになっている自覚や周りに迷惑をかけている自覚がありません。こちらも自分の心を守るために対策を考え、適度な距離感を持って接しましょう。

無神経な人の意味とは

無神経とは、感覚が鈍いことを指します。ここでいう「感覚」とは痛みや温度などの五感に関わるものではなく、相手の気持ちを察する能力やコミュニティ内で空気を読む能力のことです。

つまり無神経な人とは、周囲を気にしないで自分勝手に振る舞う自己中心的な人だといえるでしょう。普通の人が恥ずかしいと思うようなことも平気でしたり、相手に恥をかかせたりします。

無神経な人は周りから嫌われることも多いですが、基本的には悪気があるわけではありません。本人にとっては普通の会話の延長だったり、冗談のつもりだったりすることも。

しかし「これは言わないほうがいいな」「この言い方は相手を傷付けるな」という感覚がズレている、もしくはその感覚自体を持っていないため、周りから見ると「気が使えない、思いやりのない人」と認識されてしまうのです。

参考:コトバンク「無神経とは」

無神経な人の言動の特徴

無神経な人の言動の中には、相手への思いやりが見えません。自分が言いたいことや伝えたい内容ばかりが先走り、言動を受け取った相手がどんな気持ちになるのかまで考えていないことが見受けられます。

ここでは、無神経な人の言動の特徴として挙げられるものをご紹介します。いくら悪気はないとはいえ、周りを傷付けてしまう場合は改善の余地があるでしょう。自分も無神経な言動を取っていないか、日頃の言動を振り返ってみてくださいね。

1.考えるより先に口に出てしまう

無神経な人は、考えるよりも先に口から言葉が出てしまいます。「この言葉を言ったら相手はどのように受けとるだろうか」「相手を傷付けるような言い方になってしまわないだろうか」などと考えず、思ったままの言葉を反射的に言ってしまうのです。

例えば、久しぶりに会った友達の体型が少しふくよかになっていたとします。体型はデリケートな問題であるため、普通は「あれ?少し太った?」と思ってもわざわざ口には出しません。しかし無神経な人は相手の気持ちを考えず、「太った?」と正直に聞いてしまいます。

自分の気持ちに正直といえば聞こえはいいですが、周りからは「あの人と話すと嫌な気持ちになる」と思われて距離を置かれてしまうでしょう。

2.相手の気持ちを考える想像力が乏しい

無神経な人が相手を不快にする言動を取ってしまう理由のひとつに想像力の乏しさがあります。人の感情や気持ちを想像する能力が十分ではなく、相手を思いやる必要性自体に気付けていません。

そのため、無神経な人は悪人とは限らないのです。相手の立場になって考える能力を身に付けることができれば、自然と無神経な言動が減っていく可能性もあります。

しかし実際は、想像力を高める機会にはなかなか恵まれづらいもの。自分の想像力が乏しいことにも気付けないまま、いつまでも周りを傷付けてしまいます。

3.デリカシーがない

無神経な人には、社会人が一般的に持ち合わせているようなデリカシーが足りていません。デリカシーとは、気配りや配慮と同義です。周りに気を使うという発想が持てず、自分が快適であることを最優先してしまいます。

自己中心的な言動は周囲の反感を生み、一緒にいる人はネガティブな感情を抱きます。「自分は不快ではないから相手も大丈夫だろう」と勝手に決め付け、自分の物差しだけで測った言動を用いて自由に振る舞ってしまうのです。

4.パーソナルスペースに入り込んでくる

無神経な人は、他人のパーソナルスペースにズカズカと入り込む傾向にあります。パーソナルスペースは精神的なものと身体的なものがありますが、無神経な人はどちらも自分の価値観を中心として考え、相手のペースを乱します。

例えば、精神的な距離感を保ちたい人にもプライベートな質問をしたり、身体的な距離感を保ちたい人にもお構いなしでボディタッチをしたり。相手が不快感を抱いた場合も、無神経な人にとっては心地よい距離感であるためなかなか気付けません。

はっきりと「やめてください」と伝えても、自己中心的な考えを持っているため「ノリが悪いなぁ」「冗談のつもりなのに」「これくらいで嫌がるの?」など、自分が被害者かのように振る舞うこともあります。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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