自分が正しいと思っている人への接し方は?3タイプ別のベストな対処法!

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自分が正しいと思っている人への接し方がわからない…

あなたの周りにも「自分だけは絶対に正しい」と思い込んでいる人はいないでしょうか。人はそれぞれ自分なりの価値観や正義を持っているからこそ、円滑なコミュニケーションのためには多少の譲歩をするのが自然です。

しかし時折、「絶対に自分の意見や価値観は譲らない」という姿勢の人がいます。軸がぶれないといえば聞こえはよいですが、自分を譲らないあまり相手を攻撃したり、コミュニティの雰囲気を悪くしたりすることも。

今回は、自分が正しいと思っている人の特徴や対処法をご紹介します。3つのタイプに分けて解説していくので、身近な人を思い浮かべながら読んでみてくださいね。ベストな接し方を覚えて、ストレスを最小限にしていきましょう。

【タイプ別】自分が正しいと思っている人の特徴

自分が正しいと思っている人と話していると、「相手の気を悪くしないように」と気を使ってしまいますよね。少しでも不機嫌になるとこちらを攻撃してくる傾向にあるため、可能であればなるべく関わりたくないとさえ思ってしまいます。

ここでは、自分が正しいと思っている人の特徴をタイプ別にご紹介します。どのタイプにも共通しているのは、「自分を正当化するためであれば相手を攻撃してもよい」と思っている点です。相手の心理を理解して、こちらにダメージがこないように対応しましょう。

1.自分の利益ばかりを考える「利得型」

利得型の人は、自分の利益を最大化するために正しさを主張するタイプです。自分にとってメリットがあると思える物事であれば、根拠もなく相手を責める傾向にあります。利得型の人にとっては、自分の認識が正しいかよりも「得ができるか」のほうが大切なのです。

正しさを主張する過程で「もしかしたら自分が間違っているかも……」と思っても後に引けず、無理矢理にでも正当性を主張します。なかには自分の認識が間違っていることを一切疑わず、メリットだけに目がくらみとことん相手を責めるタイプも。

2.自己価値や評価を求める「自己愛型」

自己愛型は、自分が価値のある人間だとアピールすることを最優先に考えています。「自分は優秀な人間である」と相手に認めさせるため、知識や経験でマウントを取ったり、ときには虚偽の主張をしてでも相手の上に立とうとしたりします。

周りから尊敬されたい、チヤホヤされたいという思いが強く、自己愛のために相手をおとしめることも。プライドが高く、人を見下す傾向にあります。闘争心が強いため、自分の立場を脅かす相手がいると途端に攻撃的になります。

3.弱みを見せたくない「否認型」

否認型は強いコンプレックスを持っているケースが多く、人に弱みを見せたくないからこそ攻撃という形で自己防衛するタイプです。正当性を主張することで、自分の間違っている部分や劣っている部分を隠そうとしています。

例えば容姿にコンプレックスがある人は、身近な人に対して「あの人、顔はいいけれど性格が悪い」「あの人は絶対に整形しているよね」などの悪口を言うことも。周りをおとしめたり責めたりすることで、自分の中で負い目を感じている部分に触れられないようにしています。

【利得型】すぐに人のせいにする相手との接し方

利得型の人にありがちなのが、根拠のないクレームです。自分がミスをしたのにもかかわらず「本来は私の仕事じゃない」「教え方が悪い」「あの人に指示されてやったことです」などのように、周りに責任を押し付けることで自分が責められる状況を回避しようとします。

ここでは、利得型の人との接し方をご紹介します。飲食店やサービス業などのモンスタークレーマーにも多い利得型。彼らの目的の本質は正当性の主張ではなく、相手を責めることにより自分の利益を確保することなのです。

1.責任転嫁による成功体験を与えない

利得型の人と上手に付き合うためには、責任転嫁による成功体験を与えないことが大切です。利得型の目的は自分のメリットであるため、相手の主張に負けてメリットを与えてしまうと「このやり方をすれば自分は利益を享受できる」と認識されてしまいます。

一度成功体験を得ると、また同じような手法を武器にして正当性を主張するでしょう。「文句を言っても自分の得にならない」と認識してもらうことが大切です。とくに自己保身をするタイプの人は、自分の言動により信頼や信用を失うと認識してもらえれば、自ら強い主張を控えるでしょう。

2.論理的に対応する

クレーマー気質の利得型の人へは、感情論ではなく理論的に対応することをおすすめします。そもそも相手にとっては自身の正当性は二の次であり、得になるかならないかが重要です。労力が必要ですが、懇々と「あなたの得にならない理由」を説明することで納得してもらえる可能性があります。

相手の勢いに負けないことが大切です。感情論で返してもヒートアップしてしまい、執着地点を見失ってしまいます。中立的な立場から、証拠やエビテンスを用いながらロジカルに説明をしていきましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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