目次
飲み会に行きたくない…断りたい…
「飲み会に参加したくない…飲み会を断りたい…」そう感じる人は多いかもしれません。しかし、「飲み会に参加することが当然」という雰囲気がある会社では断るのは簡単ではないでしょう。
飲み会を断ることで会社に居づらくなるかもしれない、自分の一言で雰囲気を悪くしてしまうかもしれないと、不安な気持ちが積もります。
しかし、相手を不快にさせない飲み会の上手な断り方はいくつかあります。この記事では、飲み会に行きたくない人のための上手な断り方を紹介しましょう。
飲み会に行きたくない理由は?
2018年に株式会社マイナビが20~30代を対象に行った「職場で飲みに誘われたとき、行きたいですか? 行きたくないですか?」のアンケート調査では、職場の飲み会に行きたくない人は53%、行きたい人は47%でした。職場の飲み会に行きたくない人が、行きたい人よりも上回っています。
そもそも飲み会に行きたくない理由はなんでしょうか。飲み会に行くことで、プライベートの時間がなくなる、お酒が飲めない、上司の接待が大変などさまざまな理由が考えられます。ここからは、飲み会に行きたくない理由を解説します。
参考:株式会社マイナビ 若者は、なぜ仕事の飲み会に行きたくないのか?
1.嫌い・苦手な上司がいる
1つめの理由は、嫌い・苦手な上司がいることです。株式会社Biz Hitsが行った「仕事に関する男女500人のアンケート調査(2020年)」では、73.2%の人が職場に嫌いな上司がいると答えました。
会社にいる以上、上司との関係性は切れないものです。また、一度嫌いと思った感情を好きに向けるのは難しいでしょう。さらに、嫌い・苦手な上司がいる飲み会ではお酒が回り、上司が苦手なことが顔や態度に出てしまう可能性があります。
参考:株式会社Biz Hits 嫌いな上司の特徴ランキング!男女500人アンケート調査
2.上司の話が長い
話の長い上司の接待を、飲み会の場でまでしたくありませんよね。上司の昔の栄光話や、自慢話などを飲み会の場でも聞かされるだけでストレスになってしまいます。
また、上司の多くは部下との雑談を重視します。雑談で周囲の雰囲気を明るくできることもありますし、部下の仕事の状況を掴めるかもしれないからです。しかし、良かれと思っている雑談がつい長くなってしまう傾向があるのかもしれません。
ただ、上司はあなたと仲良くなるために話をしている可能性もあるため、無視や雑な態度を取るのは控えましょう。
3.賑やか・騒がしい場所が苦手
賑やか・騒がしい場所が苦手な人には、飲み会は苦痛の場です。特に人見知りで会話するのが苦手な人は、人が大勢いる飲み会は参加するだけでストレスになってしまうでしょう。
楽しそうなさっぱりした会話が弾む飲み会なら参加する気にはなっても、コールがあったりゲームがあったり飲み会は騒がしくなってしまうものです。
賑やかな飲み会に参加して疲れてしまうのであれば、最初から断るのもひとつの手段です。
4.プライベートに踏み込まれることが苦手
仕事とプライベートを分けたい人にとっては、飲み会でプライベートの話を聞かれると嫌な思いをしてしまいますよね。しかし、どのような相手であれ話したくない内容を無理に話す必要はありません。
スタッフサービスホールディングスグループが2020年に行った「オンライン飲み会を断りたい理由のアンケート」の中では、「プライベートな話をしたくない」が37.6%を占めました。オンライン飲み会であっても、仕事とプライベートはしっかり分けたいと思う人が多ことがわかります。
飲み会で酔いが回ると、記憶が定かではない人も出てきます。その中で、プライベートの話をすれば誤解が生まれたり、変な噂が立ってしまったりすることもあるでしょう。
参考:スタッフサービス・ホールディングスグループ 半数以上が「断りたい」と思っている会社のオンライン飲み会!うまく断るコツや退出方法は?
毎回断れないことがつらい…
毎回行きたくない飲み会を断れないのは大きなストレスになってしまいます。周りは飲み会に参加している中、自分だけ飲み会に行かないのは波風を立ててしまわないか不安になりますよね。
しかし、飲み会を断るのを恐れていけはいけません。飲み会に参加する時間も費用もあなたのものです。自分自身を大切にした選択を取っていく必要があります。
飲み会を毎回断れない場合は、1日返事の間を空けると良いでしょう。これは、周りが参加する雰囲気に流されないためです。周りが参加する返事をしている中だと断りにくいので、翌日コソッと連絡を入れるとスマートな断り方ができます。