職場いじめの対処法9選|社内で嫌がらせを受けてしまう原因&理由とは

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職場でのいじめ、どうやって逃れたらいい?

職場いじめは昔から多くの人を悩ませてきました。また、職場いじめをきっかけに人が亡くなった事件もあり、現在では職場いじめは大きな社会問題となっています。

影ながら嫌がらせを受けたり、嫌な噂を流されたり……。最近は、自分だけお菓子を貰えない「お菓子はずし」といういじめもあるほど。時代が変わっても、いじめは根強く残っています。社会人になってもいじめに悩まされている人は多いでしょう。

今回は、職場でいじめや嫌がらせを受けてしまう原因や対処法をご紹介します。初めにお伝えしておきたいことは、いじめは常に「する方が悪い」のが大前提であること。いじめられる側は決して悪くはありません。

毎日職場でストレスを抱えている方や職場いじめが気になる方は、ぜひこの記事を参考にして環境改善を試みましょう。

職場で嫌がらせを受けてしまう原因

いつの時代でもいじめは、いじめる方が悪いもの。しかし、いじめられてしまう人には「いじめのターゲットに値する理由・原因」を持っているケースが多いです。

職場での嫌がらせにもターゲットにされる原因があります。まずは、これらの原因を作り出していないかをチェックしてみましょう。

1.何しても怒らなそうに見られている

何をしても怒らなかったり、断らなかったりするイエスマンタイプはいじめの対象になりやすいといえます。受動的な態度を取っている人は、自分の意見を持っていなさそうに見えるからです。いじめる側からすると「例えいじめられたとしても上司に報告もしなさそう」と高を括られがちです。

いじめる側は自分が優位に立っていたい、見下していたいという気持ちがあります。そのため、すぐに反抗しそうな人は最初からいじめのターゲットにはしません。

自分が支配していられるような、大人しくいじめられてくれそうな人を意図的に選んでいます。

2.異性社員から好感が高い

異性からの人気が高いと嫉妬の対象になりやすく、職場いじめのターゲットにされる可能性が高いといえます。見た目が綺麗・かわいいというだけでもいじめの対象になってしまう事実もあり、いじめは理不尽なものです。本人が実際に異性に媚びているか否かは、あまり関係がありません。

いじめる人たちから見て「媚びているように見える」「異性の注目を浴びている」だけで、いじめターゲットとして認定される条件は充分。異性社員から好感度が高い人を追い出すことにより、少しでも自分がちやほやされたいというケースもあります。

3.仕事が出来すぎる

仕事ができすぎることが原因で嫉妬をされ、いじめられるケースもあります。有能な人は周りから尊敬されたり羨望の眼を向けられたりするのと同時に、仕事があまりできない人のコンプレックスを刺激します。

また、出世欲や承認欲求が強い人にとっても、自分から注目を奪っていく存在は邪魔になります。そのため、仕事ができる人を排除して、自分への注目を集めようとするのです。出世欲が無い場合でも「ちやほやされてる人が嫌い」というだけでいじめられてしまうこともあります。

4.笑顔が少ない

子供同士の世界では「暗いから」という理由だけでいじめに発展する場合がありますが、このケースは大人の世界でも同様に起こり得ます。上記でも解説したように、笑顔が少ない=大人しそう、従順そうという印象を与えるからです。

特別に大人しい性格ではなくても、笑顔が少ない人は「ツンツンしている」「感じが悪い」などの悪い印象を与えがちです。そんなネガティブなイメージがいじめの火種となるのも、おかしな話ではありません。

職場で嫌がらせを受けやすい人の特徴

職場いじめを受ける原因をご紹介しましたが、これらの原因に当てはまらないのにいじめられているという方もいるでしょう。

その場合は、いじめの根本的な原因以上に、いじめられる側の性格の特徴が問題となっている場合もあります。いじめられる側の性格が、いじめを誘発している可能性があるということです。

もちろん何度も説明するように、いじめは「する方が悪い」です。しかし同時に、当人がいじめられやすい特徴を持っていないかも客観的に確認してみましょう。

1.断れなさそうな性格をしている

いじめる側の人が自分の力を誇示したいときには、歯向かってきそうな人間よりも、ノーと言えなさそうな人間を選択します。自分の力を気持ちよく振るえる相手に最適なのは、何をしても断れなさそうな、いわゆる「お人よし」な性格です。

そのため、性格的に優しくて思いやりがある人が職場いじめのターゲットになるのは珍しいことではありません。嫌なことを嫌だと言えないタイプの人は、いじめを受けても立ち向かうのが困難です。

そして、いじめる側もこれを見越しています。いじめは常にいじめる相手を意図的に選んで行われるのです。

2.ルックスがいい

ビジュアルが良い人は嫉妬をされやすいので、いじめの的にされがちです。特に、イケメンの男性よりも美女の方がいじめられやすく、美しい人が小ぎれいにしているだけで「男を誘っている」「職場なのに色気を出して……」と悪く言われるケースが目立ちます。

承認欲求が強い女性や、何事に対してもマウントを取りたい女性にとって、自分以外に美しい女性がいる事実はそれだけでいじめに値します。自分以外に見た目を褒められる存在がいることが許せないのです。

もちろん、ビジュアルが優れない女性から見たときに「自分が持っていないものを持っている」というコンプレックスからいじめに発展するケースもあります。

3.社内に心許せる人が少ない

いじめる人は「孤立している人」や「歯向かえる環境が無さそうな人」を選んでいます。そのため、社内に友達がいない人はいじめにあいやすいといえます。いじめる側からすると「いじめに対抗するために徒労を組んでこなさそう」と思われているからです。

反対に、相談をする相手がいる人は、いじめる側としては分が悪くなるのでターゲットにしません。自分の方が悪者だと社内に知れ渡る可能性があるからです。しかし、いじめられる側の交友関係が狭ければ、その心配も少ないといえるでしょう。

4.我が強い

自分を強く持っている人は、その強さの分だけ目立ちます。目立つことは羨望の対象にもなりますが、裏を返せばいじめのターゲットにもされやすいということになります。また性根の悪いいじめる人は「心が強い人を折るのが楽しい」とすら考えている場合もあります。

また、我が強い人の中でも自分の意見を他人に押しつけがちなタイプは、周囲とのトラブルを招きがちです。周りの不満が積もった結果、いじめという形で発散されるケースもあります。

 

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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