周りに流されず、自分らしく生きていい

人間嫌いは決して悪いことではありません。また、「自分はおかしいのかも」と落ち込む必要もありません。趣味や仕事に没頭できる人、ひとりを楽しめる人はそのままでいいのです。

「他人とうまく付き合うべき」と思い込み、本当は関わりたくない人と無理して親しくなる必要はありません。世間体や常識に惑わされず、あなたらしく生きていけばいいのです。

しかし、人間嫌いが原因で苦しんだり、本当は人を信じたいのに信じられなくて孤独を感じたりする人はつらいですよね。そんな人は、人間嫌いを克服する方法を少しずつ試してみましょう。

人間嫌いを克服する方法

なりたいから人を嫌いになったのではなく、できることなら克服したいと思う人も少なくないでしょう。人は怖いけどひとりでいるのは寂しい、本当はもっと人と関わりたいと思っているかもしれません。

勇気を出して、これから紹介する克服方法を試してみてください。性格を変えるのは時間がかかりますが、焦らずゆっくり進めていきましょう。

1.同じく人間嫌いな人とコミュニケーションを取ってみる

あなたと同じような人間嫌いな人と関わってみてください。人が嫌いな者同士、わかり合えることがきっとあるでしょう。

人が嫌いなタイプは他者を遠ざける傾向にあるため、言いたいことを我慢していることも多いかもしれません。知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいることも。

あなたと波長が合う人を見つけたら、少しずつでもいいので気持ちを打ち明けてみましょう。本音を言えるようになると気持ちも楽になりますよ。

2.その場の楽しみ方を自分の中で見つける

積極的に自分から発言できなくても、その場を楽しめる方法を見つけましょう。

例えば、人を観察して良いところを探してみるのです。ゲームだと思ってやってみてください。人が嫌いな人は、相手の悪いところばかりに目がいきがちです。しかし、その人の良いところが見つけられると、自然と人間嫌いが軽減されるでしょう。

大勢の人がいる中で無理に話そうとしなくても大丈夫です。周囲の人をよく観察したり、良いところを見つけたりして、その場を楽しめるようにしましょう。

3.カウンセリングを受けて過去のトラウマを払拭する

どうしても人間嫌いが克服できない、人間関係のトラブルに悩んでいる場合は、カウンセリングを受けることも検討してみてください。

人が嫌いな人は、客観的な判断ができていないかもしれません。誰かに相談することで、別の視点を知れたり、心が楽になったりします。

また、対人関係で大きな困難を感じている場合はパーソナリティ障害や発達障害、不安障害など精神障害の可能性もあります。カウンセラーに話し、適切な治療を受けられれば問題が解消することもあります。ひとりで抱え込まず相談してみてくださいね。

参照:うららか相談室「嫌いな人が多いのはどんな心理?生きづらい「人間嫌い」を治すには」

4.全ての人を好きになろうとがんばりすぎない

人間嫌いを克服するために、関わる全ての人を好きになる必要はありません。人の価値観、考え方はさまざまです。全員と気が合うなんて不可能なのです。

「人間関係は円滑でなければならない」という思い込みは捨てましょう。嫌いな人がいてもいいのです。気が合わない人と無理に仲良くする必要もありません。好きになろうとするのではなく、一定の距離を保ちましょう。

仕事で挨拶はしても、一緒にランチを食べなくてもいいのです。全ての人を好きになろうとするのではなく、相手との適切な距離感を見つけることが大切です。

職場やプライベートで適度な距離感を掴む4つのコツ

人が嫌いな人は、人との適度な距離がわからないことが多いものです。今まで人を避けてきたのだから無理もありません。

では、他人と適度な距離感を保つにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは具体的な方法を4つ紹介します。無理せず、できそうなものに挑戦してみてくださいね。

1.初対面から距離を詰めようとがんばりすぎない

人間嫌いを克服しようとして、初対面から距離を詰めようとがんばりすぎる必要はありません。

「最初が肝心だからがんばろう」と意気込む気持ちもわかります。しかし、初対面のときはお互いのことをよく知りません。無理して距離を詰めすぎても、あなたも相手も疲れてしまうでしょう。「やっぱり人付き合いは苦手だ、面倒くさい」と思ってしまったら、元も子もありません。

良好な人間関係を築くのは時間がかかるもの。最初は挨拶程度で十分です。焦らずゆっくり関係を築いていきましょう。

2.自分がされて嫌なことをしない

当然のことですが、自分がされて嫌なことは他人にもしないようにしましょう。あなたが人間嫌いになったのは、いじめられたり大切な人に裏切られたり、両親からの愛を感じられなかったりしたからですよね。自分がされて嫌だったこと、トラウマになったことを他人にはしないよう気をつけましょう。

自分がされて嫌なことを相手にしなければ人を傷つけることが減ります。しなくてもいいけんか、いざこざも避けられるでしょう。人間関係をスムーズにするためにも、自分がされて嫌なことはしないように意識するのが大切です。

3.特定の人(家族・恋人・友人)に依存しない

人が嫌いな人は付き合いが少ないため、自分のそばにいてくれる人に依存する危険があります。しかし、依存することは、相手にとってもあなたにとっても良くありません。

依存心は人に期待することから始まります。「これだけやってあげたのだから、相手も同じだけ返してくれるだろう」と見返りを期待するのです。しかし、見返りがないとガッカリしてしまい、裏切られたと感じてしまいます。

相手に依存し満たされないと、人が嫌いになってしまう可能性があるのです。特定の誰かに依存することなく、自立した関係を目指しましょう。

4.聞き役に回る

人が嫌いな人は、自分の話をするのは苦手な人が多い傾向にあります。そんな人は自分の話をせず、聞き役に回りましょう。

自分の話をしたくなければ、しなくてもいいのです。それよりも相手の話をしっかり聞くことを意識しましょう。人の話を遮ったり否定したりせず、最後まで聞ける人は案外少ないものです。聞き上手になれば「あの人は真剣に話を聞いてくれる」と信頼を得られるでしょう。

一人で過ごす時間も大切に…

人間嫌いの克服法を実践すると、疲れてしまうこともあるでしょう。ひとりでゆっくり休む時間も取ってください。

人が嫌いな人ではなくても、人間関係に疲れることはあります。人に疲れて、ひとりになりたいと思うときもあるのです。そんなときは、無理してがんばらなくても大丈夫です。ゆっくり休んで、またがんばろうと思えたときに行動すればいいのです。

無理してがんばるとプレッシャーに感じて、ますます人を遠ざけてしまったり、やっぱり人と関わるのは面倒くさいと感じてしまったり逆効果になることも。あくまでも、あなたのできる範囲で取り組んでみてくださいね。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

あぬ

あぬ

フリーライター。ネガティブで自己肯定感が低いことが悩みだったが、インドで楽に生きる方法を見つける。電子書籍「どんなに自己肯定感が低くても生きやすくなるすごいインド思考術」ベストセラー1位獲得。

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