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プレゼンテーション・スピーチに備えよう!
プレゼンテーション・スピーチでは、多くの人から注目を浴びながら話します。もともとあまり緊張をしないタイプでも緊張するもの。ましてや、普段から人前で話すのが苦手な人なら、緊張で胸が張り裂けそうになるでしょう。
ここで知っていてほしいのが「プレゼンは誰でも緊張するもの」ということです。プレゼンが得意な人も、堂々と喋っているように見える人も少なからず緊張しています。上手に自分をコントロールし、緊張していないように見せているだけです。
そう思うと少し気が楽になりますよね。得意そうな人もできるだけ緊張しないように準備をしているのです。自分にとってベストな「緊張をしない方法、緊張しているように見せない方法」を探し、練習しましょう。
上手に人前で話せるようになる!有効的な練習方法
古典的な方法として、「目の前の人を野菜だと思え」があります。本当にそう思えたら楽かもしれませんが、実際にできる人はほとんどいないでしょう。人前で話せるようになるには、地道な練習が必要です。
コツコツとがんばるのは時間も労力もかかりますが、努力した分だけ結果がでます。ここからは、上手に人前で話せるための練習方法を4つ紹介するので、苦手な人はぜひ参考にしてください。諦めずに継続すれば、苦手意識も少しずつ克服できるでしょう。
1.自信がつくまで何度も練習する
人前で話すと緊張してしまうタイプは、自信がつくまで何度も練習するのが大切です。ひとりで鏡に向かって練習するのもいいですし、家族に付き合ってもらうのもおすすめです。繰り返すことで「これだけ練習したのだから、きっと大丈夫」と思えるので、自信を持って会話に望めます。
特にプレゼンは、あらかじめ話す内容が決まっているものです。繰り返し練習をすれば、それだけ精度が上がります。緊張して頭が真っ白になっても無意識に話せるくらいに、何度も練習しましょう。
2.動画撮影して、自分が話してる姿を研究する
自分では上手に話せていると思っていても、相手からするとたどたどしく見えることもあります。自分がどのように話しているのかを客観的に分析するには、スマートフォンやビデオなどで話す自分の姿を録画し見返すのが大切です。
スムーズに話していたつもりでも、目線がキョロキョロしていたり、表情が不自然だったりするかもしれません。話の内容を上手に伝えるだけではなく、相手にとって「無理をしていないように見える」ことも意識しましょう。
3.練習は一度に詰め込むのではなく、毎日コツコツ行う
人前で話すのが苦手なタイプは経験や環境によって培われた個性のひとつなので、早々には変えられません。人前でスラスラと話すためには、継続的な訓練が必要です。一夜漬けのように詰め込むのではなく、毎日コツコツと練習しましょう。
いっきに上達しようと無理をすると、不十分な状態で本番に臨むことになります。しかし、毎日繰り返し練習することで、少しずつ自分のスキルになるのです。録画をすると上達までの過程がわかりやすいうえに、モチベーションの維持にもなるでしょう。
4.周りの人にプレゼンやスピーチを見てもらう
プレゼンやスピーチは、発表前に周りの人に一度見てもらいましょう。できれば特定の人や場所ではなく、さまざまな相手、シチュエーションで見てもらうのがおすすめです。
同じ相手ばかりだと、本番で環境が変わったときに緊張してしまうからです。しかし、事前にあらゆる人、場面を想定して練習していると、環境の変化にもスムーズに対応できるでしょう。相手や状況が変わっても落ち着いて発表できるように練習を繰り返しましょう。
大勢の人の前でも、しっかり話せるようになろう!
今回は、人前で話すことが苦手な人のために、コツや練習方法を紹介しました。
人前で話すために必要なのは反復練習です。最初はたどたどしく噛んでしまっても、反省点がわかれば自然と改善点も把握できます。何度も繰り返し練習すれば上達するものなのです。自分でも変化を実感できると自信にもつながります。
自分に自信がつけば、さらに堂々と振る舞えるでしょう。自信はオーラや話し方、目線、表情にも現れます。話している内容は変わらなくても、自信がつくだけで説得力が増すものです。
人前で話す緊張感に振り回されることなく、緊張とプレッシャーを楽しめるように練習を繰り返しましょう。地道な努力の積み重ねは、必ず自分の力になってくれます。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。