人の気持ちがわからない人の心理・原因・特徴|適切な対応方法とは?

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人の気持ちがわからない人とどう接すれば…?

あなたの周りに「人の気持ちがわからない人」はいませんか?また、人の気持ちがわからない人との接し方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

悪い人ではないものの、所どころで配慮が足りなかったり、空気が読めずに周りの雰囲気を凍らせてしまったり……。本人に悪気がないからこそ、どう接すればいいのかわからなくなってしまいがちです。時には、人の気持ちがわからない人の言動が原因で人間関係に深い亀裂が生まれてしまう場合もあるでしょう。

今回は、人の気持ちがわからない原因や、人の気持ちがわからない人との接し方などをご紹介します。注意すべき接し方も含めて幅広く解説しますので、コミュニケーションの取り方に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。お互いにストレスのたまらない、気持ちのいい関係性を目指しましょう。

人の気持ちがわからない人の心理状態

人の気持ちがわからない人は特有の心理状態にあることが多いのです。周囲は人の気持ちがわからない人の言動に振り回されてしまいがちなので、煙たく思ってしまうことが多いでしょう。しかし、当の本人は、周りにはわからない悩みを抱えている可能性があります。

まずは、人の気持ちがわからない人の心理状態を6つご紹介します。人の気持ちがわからない冷たい人・空気が読めない人などと決めつけるのではなく、気持ちに寄り添い、理解しようと努めることがスムーズなコミュニケーションのヒントになるでしょう。

1.なぜ人を怒らせてしまうのかわからずに悩んでいる

人の気持ちがわからない人は、なぜ人を怒らせているのかがわからず、悩んでしまう傾向にあります。本人からすれば、なぜ相手が怒ったのかわからないので、反省の仕方もわからずにストレスをため込みやすい特徴があります。

「周りと仲よく過ごしたい」と思っているのにもかかわらず、自分の言動で人を怒らせてしまうことで「自分はもう誰かと関わらない方がいいのかな」と思い悩みがちです。

自分なりに反省点を考えて改善しようとはしているものの、そもそもの反省点がずれていることも多く、なかなか改善できない特徴もあります。

2.人が何を求めているのかわからず人間関係に悩んでいる

人の気持ちがわからない人は、相手が何を求めているのかがわからず、人間関係に悩みがちです。正解の対応がわからず、求められている答えを返せないとに悩むことも。相手を喜ばせようと思っているのに怒らせたり、共感したつもりが不快にさせてしまったりなど、人間関係に悩んでしまうのです。

特に、職場で相手の気持ちがわからないとトラブルになりやすく、求められた内容と違う仕事をしてしまったり、納期や発注数などの数字を勘違いしたりするケースも……。はっきりとわかりやすく伝えてもらわないと本質が理解できない点も特徴の1つでしょう。

3.人が離れていき、孤独感がつらい

人の気持ちがわからない人は、周りから人が段々と離れていき、孤独感に苛まれる傾向があります。なぜなら、人の気持ちがわからない人と話していると、精神的に疲れてしまうことが多いからです。

本人としては、普通に接しているつもりなのに嫌われたり避けられたりするので、孤独を感じてつらい気持ちになります。

自分のコミュニケーションのどこか問題なのかを指摘してくれる人がいればいいのですが、多くの場合、周りは黙って去っていきます。自分の問題点を認識できないまま孤独になることで、対人関係自体に不安や恐怖心を抱きやすくなります。

4.人の言葉や悩みに興味を持つことができない

人の気持ちがわからない人は、人の言葉や悩みに興味を持つことが苦手です。そのため、ある意味ではとてもドライな考え方を持っているといえます。自分は自分、人は人。自分の悩みは自分で解決するべきだと考え、周りの人たちも当然同じような考えを持っていると思っています。

そのため、他人の悩みに興味を持つ機会も少ない傾向があります。周囲から見ると「他人に興味がなさすぎる」と思われやすく、希薄な人間関係になりがちです。人と深くコミュニケーションをとるためには、人の言葉や悩みに耳を貸すべきだと言われても実感が無く、興味を持てないため失敗しやすいでしょう。

5.行動する前に考えることができない…

人の気持ちがわからない人は、行動する前に考えることも苦手です。想像力が不足している傾向があるため、頭より先に体が動いてしまいがちです。感覚派といえば聞こえはいいですが、意図しない失敗を重ねがちです。

人の気持ちがわからないと、自分の行動によって相手がどう感じるかを予想できません。人の心の動きに鈍感なため、本人にとっては予期せぬ事態に転がりがちです。普通の人からすると「それは予想できるだろう」と思うことでも、理解ができず苦しみます。

6.人が嫌がっていることに気づけない

人の気持ちがわからない人は、相手が嫌がっていることになかなか気づけません。日本では、嫌なことをはっきり嫌だと伝えない人が多い傾向があります。そのため人の気持ちがわからない人からすると、相手が喜んでいるのか嫌がっているのかの判断ができず、言葉をそのまま鵜呑みにしてしまいがちです。

遠慮を遠慮として受け取れなかったり、嫌味や皮肉に気付けなかったりと、対人トラブルを起こしやすくなります。相手が本気で嫌がっているのに気付けずに、無自覚のうちに人を傷つけてしまうケースも珍しくありません。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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