4.機嫌が態度に出やすい

機嫌が態度に出やすい人は理不尽に怒りやすいでしょう。怒りや苛立ちなどのネガティブな感情を抱いているときに、顔をしかめたり貧乏揺すりをしたりなどで見た目に現れます。ただの「癖」の可能性もあるため、本人には悪気がない場合も珍しくありません。

つい口が悪くなったり余計な一言をいってしまったりして、周囲に誤解をされるケースも。実際は本人は怒っているつもりはなく、気持ちがつい態度に出てしまっただけの可能性があります。

5.劣等感が強い

劣等感が強い人は自分と他人を比べやすく、日頃から他人にマウントを取りたがっています。他人に自分の優位性を示す機会を伺っていて、コンプレックスに触れられると激昂しやすいタイプです。

普通の人がいわれて気にしない言葉でも、劣等感が強い人は「馬鹿にされた」「見くだされた」と勘違いしてしまいがちです。悪気のない言葉でも突然怒りだすため、周囲からは「理不尽な怒り方をしている」と思われます。

6.感情的で怒りっぽい

理不尽に怒る人の中には、元々性格的に感情的で怒りっぽいタイプも多いでしょう。子供の頃から癇癪(かんしゃく)を持っていて、親でも手を付けられないほど怒りちらしていた過去を持つ人も。心のコントロールの仕方を覚えないまま大人になってしまったタイプです。

また正義感が強い人は自分にも他人にも厳しいため、普通の人が「こんなことまで完璧さを求めてくるの?」と思う理由で怒ってくることも。沸点が低く、常にイライラしている印象を受けます。

理不尽なことが積みかさなって、仕事が嫌いになりそうな時は…

毎日のように理不尽な怒られ方をされていると、元々好きだった仕事を嫌いになってしまいそうになるでしょう。本来は「人間関係の問題」であるのにもかかわらず、ストレスに伴い仕事自体に嫌悪感を抱いてしまうことも。

上司が仕事と関連している以上、仕事を想像するとストレスの元凶である上司の存在も同時に思いおこされ、会社に行こうとするだけで体調が悪くなってしまう人もいます。心と体がボロボロになってしまう前に、心療内科や精神科に相談するのも一つの手段です。

通院の際は診断書も準備しておくと、もしものときにスムーズに話が運びます。また理不尽な怒られ方をしている最中に、ボイスレコーダーやスマートフォンで内容を録音しておくこともおすすめします。

理不尽な上司の対処法

理不尽な上司に毎回真面目に対応していると、精神的に疲れてしまいますよね。ここでは、理不尽な上司への対処法を6つご紹介します。上司のすべての言葉に心を傷つける必要はありません。事態を大事にさせないためにも適切な対処法を学び、防止策へとつなげましょう。

1.いわれたことすべて受けながす

理不尽な怒りをぶつけてくる人の言葉には、基本的に正当性はありません。「怒ること」が目的となっているため、発言内容のすべてを真摯に受けとる必要はないのです。いわれたことはすべて受けながし、重く捉えないようにしましょう。

あからさまに受けながしているのが相手に伝わるとさらに怒らせてしまうため、演技でも真剣に聞いているような振りはしておくことが大切です。ひとまずは相手の怒りのピークが収まるのを待ち、解放されるのを待つのが得策です。

2.感情的に反論しないようにする

理不尽な怒られ方をされると、つい感情的に言いかえしたくなるかもしれません。「間違っている」と思うことを素直に愛てに伝えられるのは心が強い証拠です。しかし、理不尽に怒ってくる人は相手を論破させたいと思っています。

そのためあなたが言いかえしてくるほど「生意気だ」と感じ、さらに理不尽な内容で責めたててくる可能性が高いでしょう。場を収めるにはグッと気持ちを飲み込んで、冷静な言葉選びをするべきです。

3.適度な距離をとって仕事する

理不尽に怒る人は怒りの発散が目的である場合が多いため「怒る相手は誰でもいい」と思っている可能性があります。そのため、当人から距離を取ることで怒りをぶつけられる確率は下がります。

物理的にもコミュニティ的にも距離を取り、できる限り関係性を薄くしましょう。出勤の度に仕事をする場所が選べる場合は、なるべく遠くの場所に位置取り目を合わさなくて済むように努めてください。

4.「落ちついてから話しましょう」といい、一旦その場を離れる

理不尽に怒ってくる人は、頭に血が上って感情的になっている場合が多いものです。怒りの感情を直接的に浴びると、こちらも精神的に疲労してしまいますよね。相手がヒートアップしているのを感じたら「落ちついてから話しましょう」と伝え、一旦その場を離れるのが冷静な選択です。

「怒りつづける」という行為には大きなエネルギーを必要とします。お互い冷静な状態で再び話を聞いてみると、相手の指摘の内容は意外と的を得ている可能性も。誤解なくコミュニケーションが取れる状態まで頭を冷やすことは、円滑なコミュニケーションのために必要なことなのです。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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