人に期待しない方法・考え方

人に期待をしないことで、裏切られるショックを防止することができます。また自分と他人を切りはなして考えることで自立心が芽ばえ、適切な責任感を抱けるようになるでしょう。

ここでは、人に期待しない方法や考え方を6つご紹介します。相手との良好な関係性を保ちつつ、より居心地のよい関係となれるように付きあい方を見なおしましょう。精神的に自立した関係性を築けると、依存心も切りはなされてポジティブな感情を抱きやすくなります。

1.人は簡単に変わらないと知ること

人は簡単には変わりません。ましてや、自分にとって都合のいい変化を求めることはやめるべきでしょう。自分は自分、相手は相手と割りきり、他人は自分が関与できない存在であると認識することが大切です。

また相手の変化を求めている場合は、高い理想を押しつけるとお互いに苦しくなります。相手が期待に応えてくれないことに失望を感じるだけではなく、相手にとっても過度な願望はプレッシャーとなります。

2.人をコントロールしようとしない

自分が変えることができるのは、自分と未来だけです。他人と過去は変えることができません。他人に期待をすると、相手が自分に応えてくれるようにコントロールをしたくなることもあります。しかし残念ながら、相手の能力や価値観を管理することは非常に困難です。

特に心の中で期待をするだけではなく、相手に「〇〇になれるように期待しているよ」「君なら△△もできるようになるよね」と言葉にして伝えてしまうと、相手はコントロールされているように感じて不快感を抱く可能性があります。

相手が個人的に努力をしている事柄に関して背中を押すことはあっても、自分の願望を押しつけないように心がけましょう。

3.相手の価値観を受け入れる

人に期待をしないためには、相手の価値観を素直に受け入れることが大切です。相手は自分にとって都合がいい存在ではなく、独自の美意識や感性を持った1人の人間です。自分の願望を含ませず、相手のありのままの姿を真摯に受け入れましょう。

自分のフィルターを通さずに、相手の人物像を理解するように努めてください。特にもともと好意的な感情を持っている相手には、理想の姿を押しつけがちです。相手が持っている価値観が理想のものとは違っても否定せずに受け入れることで、願望に似た期待を押しつけづらくなります。

4.関心を薄めるために一定の距離を置く

相手への関心を薄めることで、期待をするほどの関係性を持たずに済みます。距離感が近い相手は好感を抱きやすく、実際以上の思いやりや言葉を求めがちです。過度な期待は関係性があってこそです。関係性自体を弱めることは、期待してしまうきっかけを失わせる行為だといえます。

やや極端な例ですが、名前も知らない初対面の相手に過度な期待はしないでしょう。しかし、親友や恋人のような近しい関係の相手には、つい期待をしてしまいがちです。「相手に期待を押しつけてしまっているな」と感じたときは、あえて距離を遠ざけましょう。

5.自分を変えることに焦点を当てる

相手への期待をしてしまう理由の1つに、自分自身にあまり期待をしていないことが挙げられます。何でも1人でできる人や自己肯定感が強い人は、願望を相手に求めずに自分の力で叶えようとします。結果的に周りが協力をしてくれたとしても、基本は「1人でやりきる」という力が強いため、いい意味で周りに期待をしていないのです。

そのため、手伝ってくれた相手には素直に感謝を伝えられます。微力なサポートであったとしても、もともと「なくて当然」であるためです。自分に自信を持てるように努力を重ねることで、相手の能力に依存しない生き方が築けるでしょう。

6.相手に対する期待をやめて、信頼にかえる

相手に期待をしてしまう人は、期待の意識を信頼に変えてみてはいかがでしょうか。もちろん、期待をしてしまうのは信頼があるからでしょう。しかし、過度な期待は「裏切られた」という感覚を生み、信頼関係に亀裂が走るきっかけにもなりかねません。

信頼とは「信じて頼ること」もしくは「頼りにできるとして信じること」です。相手に高望みはせず、1人の人間として同じ目線で会話をするように努めましょう。

すぐに変わるのは難しい。トレーニングを重ねて、自分を変えよう

今回は、他人に期待をする人の心理や、期待をせずに済む方法などをご紹介しました。

つい他人に期待をしてしまう性格は、今までの人生経験や価値観によって作られたものです。そのため、すぐに性格を変えることは難しいでしょう。新しい習慣や考え方を取り入れ、少しずつ価値観を変えることが大切です。

慣れないうちは「あっ、今、過度な期待をしてしまっているな」と気づけるだけでも十分です。相手を信頼する気持ちはそのままに、自分で状況を変えられるような力も身につけて自信につなげていきましょう。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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