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人間関係に疲れた…苦手な人との縁を切りたい…
人生において、他者とのコミュニケーションを完全に避けることは不可能といえるでしょう。また親子や夫婦などのように簡単に切れない関係性もあります。会社においても、スムーズな仕事のためには他人との関わり合いが必要です。
しかし、人間は人それぞれ個性や価値観を持っているもの。ときには苦手な人とコミュニケーションを取らなくてはいけないこともあるでしょう。「関わりたくない相手との縁が切れたら楽なのに……」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、縁を切るべき人の特徴や実際に縁を切る方法などをご紹介します。基本的には人と人との縁は大切にするべきですが、ストレスの原因になる悪い縁は切ってしまうのもひとつの手段です。より豊かで幸福な人生のために、悪い縁を切り離す勇気を持ちましょう。
「縁を切る」の意味とは
「縁を切る」の意味とは、対象との関係性をなくすことです。そもそも「縁」とは人や物とのつながりのこと。縁を切る行為はつながりの解消ともいえます。日常で使う場合は、主に人と人との関係性を経つという意味で使われます。
「縁を切る」の類語は「勘当する」「袂を分かつ」などです。どちらも相手との関係性を解消し、関わり合いをなくすという意味で使われます。また、「借金と縁を切る」「あのコミュニティと縁を切る」のように、物や集団との関係性に対して使うことも。
縁を切るとは、ただ距離を置くだけの意味ではありません。今後の人生で一切の関わり合いをなくし、お互いに干渉し合わない赤の他人になることを意味します。将来的にも、いつか距離感を戻すことは想定していません。
参考:goo辞書「縁を切る」
参考:goo辞書「縁」
縁を切るべき人の特徴
ここでは、縁を切るべき人の特徴として挙げられるものを3つご紹介します。ポイントとなるのは、あなたが自分らしく生きることの弊害になる人物かどうかです。自由で豊かな人生のために、前向きな気持ちで相手の人間性を見極めましょう。
1.悪口や愚痴ばかりを言う
他人の悪口や愚痴ばかりを言う人とは、縁を切るべきだといえます。ネガティブな言葉は聞いているだけで心が暗くなる上に、自分にとって何の得にもなりません。我慢をして相手の話を聞いてあげていても、相手の気持ちがすっきりするだけです。
自分は相手の悪口を聞いていただけなのに「〇〇さんも悪口を言っていた」と言いふらされてしまう可能性もあります。また「自分もいない所で悪口を言われているのかも」と悩んでしまうこともあるでしょう。
2.コントロールしようとしてくる
自分の行動を束縛し、コントロールしようとしてくる人との縁は切るべきです。束縛癖がある人は独占欲が強く、人に依存しやすい傾向にあります。また相手の意見をすぐに否定し、自分の思い通りに行動するように仕向けます。
本当にあなたのことを思ってくれている人であれば、あなたの選択や価値観を尊重してくれるはずです。コントロールしてくる人と一緒にいると、自分にとっての幸せや優先順位がわからなくなってしまいます。
3.お金や時間にだらしない
人生は有限です。つまり、時間とは人生そのものです。「時は金なり」の意味を理解できず、あなたの時間を雑に扱ってくるような時間にルーズな人とは、縁を切るべきだといえます。時間だけではなく、お金にだらしない人とも関係を絶ったほうがよいでしょう。
どんなに社会的信頼がある人や誠実そうに見える人でも、お金にルーズというだけで人間的信頼がなくなってしまいます。人生を時間と捉えるなら、お金は時間の価値を高め、選択肢を広げるもの。お金や時間にだらしない人との付き合いは、人生そのものの質を低下させます。