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生きる意味がわからないときは、一度立ち止まってみよう
「あなたにとって生きる意味は何ですか?」と聞かれたときに、迷いなくすぐに答えられますか?大切なものや守りたいものはあっても「このために生きている」と自信を持って言える人は、多くはないのではないでしょうか。
今回は、生きる意味を見つけるために自分に問いかけたい質問や、生きる意味を見つけることのメリットなどをご紹介します。生きる意味がわからないときには焦らずに一度立ち止まり、自分を見つめ直しましょう。
生きる理由がわからなくなる原因
まずは、生きる理由がわからなくなる原因として挙げられるものを3つご紹介します。自分自身に余裕がなくなると人生に虚しさを抱きがちになります。より充実感や達成感を抱ける人生を歩むためにも、普段の生活や思考のパターンを振り返ってみましょう。
1.忙しくてプライベートの時間が取れない
忙しくてプライベートの時間が取れない日々が続くと、生きる理由がわからなくなってしまいます。とくに残業や休日出勤に時間を割かなければならない時期は、家に帰ってもほとんど寝るだけの生活になってしまうこともあるでしょう。
家と会社の往復しかしていないような毎日では、何のために働いているのかわかりません。極論を言えば労働は報酬のためですが、心身に余裕がなくなるとお金を稼ぐ意味や自分らしさも見失ってしまいます。
2.生きがいややりたいことがない
生きがいややりたいことがないと、生きる意味や目的がわからなくなってしまいがちです。生きがいは人によって違い、自分自身で見つける必要があります。他人から教えられたり与えられたりした生きがいでは、すぐにモチベーションが下がってしまいます。
「自分はこのために生きている」と言えるような物事がなければ、人生はつらいものになってしまうでしょう。同じ日々を繰り返している中で生きる意味を見失い、惰性のような日々を送ることに。
3.思い出を共有する友達がいない・少ない
思い出を共有する友達がいなかったり少なかったりする人は、生きる意味を見失いやすい傾向にあります。もちろん、人生の価値は友達の数だけでは決まりません。「自分の生きる目的のために友達は不要だ」と心から思っている人にとっては、友達がいなくても充実感に影響はないでしょう。
しかし多くの人は、苦労や喜びを分かち合う友達がいることで人生に充実感を抱く傾向にあります。思い出を共有し合う友達がいるだけで、平凡な日々も彩られるものです。「友達が欲しいのにできない・いない」と思っている人は、たとえ暮らしに余裕があっても生きる意味がわからないと感じるでしょう。
生きる意味を見つけるために。自分に問いかけたい6つの質問
ここでは、生きる意味を見つけるために自分に問いかけたい質問を6つご紹介します。生きる意味を見失っているときは、ご紹介する内容への意識が低くなっている可能性があるでしょう。定期的に自問自答をしながら、自分らしい人生を探してくださいね。
1.「ありがとう」と言われる行動を心がけているか
普段生活をしている中で、人に「ありがとう」と言われる行動を率先して取れているでしょうか。自分のやりたいことを貫く気持ちは大切ですが、自分以外の人間から感謝をされることは大きな幸福感や充実感を抱かせてくれます。
やりたいことが見つからない場合は、人に感謝をされることを見つけてみましょう。または、感謝をされることの中で目標を見つけてみてはいかがでしょうか。「ありがとう」の言葉には他には代えられない力があり、人を動かす原動力になります。
2.自分にとっての幸せとは何か
「あなたにとって幸せとは何か?」と聞かれたときに、迷わず答えられるでしょうか。幸せの形は人によって千差万別です。家族に囲まれながら穏やかに過ごすのが幸せだという人もいれば、権力や財産、名声に囲まれた人生こそが幸せだという人もいるでしょう。
幸せは人と比較するものではありません。だからこそ、自分にとっての幸せのビジョンを持っていることが生きる意味につながります。また幸せに優先順位を付けることで、人生で迷ったときの選択の基準になってくれるでしょう。
3.人より得意なことを活かせているか
今の職業や業務内容に、あなたの得意なことを活かせているでしょうか。人生の大部分は仕事とともにあります。自分にとって苦手な作業を毎日やらなくてはいけない状況ではストレスがたまり、お金を稼ぐことだけを目的に働く状態になってしまいます。
人より得意なことを活かして働くことでストレスが減り、少ない負担で周囲に利益をもたらすことが可能です。得意なことであれば能力も認められやすく、今よりも高い評価を得られたり収入がアップしたりする可能性があります。得意なことであれば、スキルを向上させ利益を上げることが生きる目的のひとつにもなるでしょう。