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仕事が長続きしない…転職してもすぐに辞めたくなる…
「1つの仕事を極めたいのに、すぐに飽きてしまう」「職場の嫌な所ばかり目に付いてしまう」。そんな悩みを抱いたことがある人は少なくありません。「この職場こそ長続きさせるぞ」と思っても、またすぐに転職をしたくなってしまいます。
今よりもいい環境で働きたいと思うのは、社会人として自然な感情です。しかし明らかに転職回数が多かったり、仕事の継続力が低いと感じたりする場合は、自分自身に原因がある可能性も。より豊かな人生のためには、自分の性質を知り改善する必要があります。
今回は仕事が続かない人の特徴や、仕事を長く続けるために取り入れたい行動などをご紹介します。転職自体は悪いことではありません。自分が労働に何を求めているのかを今一度振り返り、働きがいを感じられる働き方をしていきましょう。
同じ仕事が長く続かない人の特徴5つ
ここでは、同じ仕事が長く続かない人の特徴として挙げられるものを5つご紹介します。自分に合う仕事を探すことも大切ですが、自分自身の特徴を知ることも重要です。悔いのないキャリアのために、まずは自己分析から始めてみましょう。
1.飽きっぽい性格をしている
飽きっぽい性格をしている人は、同じ仕事が長く続かない傾向にあります。最初はマニュアルやレギュレーションを覚えたり仕事に慣れたりすることで好奇心を満たせますが、ある程度の作業を覚えてしまうと「同じことの繰り返しでつまらない」と感じてしまいがちです。
1つの仕事をコツコツとがんばることが苦手で、大体の内容を覚えたらすぐに違う仕事をしたくなってしまいます。常に刺激を求めており、退屈を嫌うタイプです。フットワークが軽いことは長所でもありますが、いつまでも深いスキルが身に付きません。
2.人間関係で疲れやすい
人に気を使いやすい人は人間関係で疲れやすく、仕事が長続きしづらいでしょう。自分より他人の意見を優先する傾向にあり、コミュニティの雰囲気をよくしようと努めます。一見すると思いやりがある優しい人ですが、本人はストレスをためているため逃避願望が出てきます。
「次こそは長続きさせよう」とは思うものの、どの職場でも必ず人間関係は存在するものです。新しい職場でも同じように気を使いすぎてしまい、精神的に疲れて転職を繰り返します。人に嫌われることを恐れている性格の人も多いでしょう。
3.好奇心旺盛
好奇心旺盛な性格の人は、仕事を長く続けることが苦手な傾向にあります。今の仕事に特別な不満がなくても、まだ自分が経験したことのない新しい仕事や業種が気になってしまい、未知の分野に触れてみたいと思うタイプです。
さまざまな物事に興味を抱き実際に行動するのは、決して悪いことではありません。挑戦意欲の高さとフットワークの軽さは長所としても捉えられます。しかし同じ仕事を続けられないと、社会的信用が落ちてしまうことも少なくないでしょう。
4.仕事への理想が高い
仕事への理想が高い人は、同じ職場に長居することを嫌う傾向にあります。「もっとやりがいのある仕事がしたい」「常にキャリアアップをし続けていたい」と思っているタイプで、上を目指すために転職を繰り返します。
実際に収入やスキルのアップにつながっていればよいのですが、実際は自分を客観視できていないケースも少なくありません。自分の能力が足りずに評価をされないのにもかかわらず「もっと正当な評価をしてもらえる会社に転職しよう」と思ってしまっていることも。
5.心が傷つきやすい
心が傷つきやすく感受性が高い人は、仕事を続けづらい傾向にあります。ストレスやトラブルがまったくない職場はありません。ときには理不尽に叱られてしまったり、自分と周りを比べて落ち込んだりしてしまうこともあるでしょう。
通常はそれらのストレスを自分なりに乗り越えて成長していくものですが、ナイーブな人は「心が傷ついた」という事実ばかりを気にしてしまい、大きなストレスを感じてしまいます。そしてストレスの原因となる職場自体から距離を置き、自分の心を守ろうとするのです。