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やりたいことがない…生きがいを見つけたい…
自分のやりたいことに素直になり、真っすぐに夢を追いかけている人はキラキラと輝いて見えますよね。「自分もやりたいことを見つけよう」とは思うものの、夢や生きがいは簡単に見つかるものではありません。
楽しいと思えることを見つけてもモチベーションが長続きしなかったり、経済的な理由で諦めてしまったり。欲求に素直に生きている人を見ると羨ましさを感じ、「自分の人生には何の目標もない」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
今回は、人生におけるやりたいこと・生きがいの見つけ方をご紹介します。今は生きがいを見つけられていない人でも焦る必要はありません。夢への情熱を持つのは何歳からでも遅くはないのです。
社会人になったけれど仕事にやりがいを感じられない…
社会人になるまでは「会社に入ったら一生懸命仕事をして成果を出そう」と思っていた人も多いのではないでしょうか。しかし実際に入社してみると、身を粉にしてがんばって働いても報われないことが多いものです。
社会人になったからこそ「自分の人生は本当にこれでいいのだろうか?」「自分がまだ気付いていないだけで、やりたいことや夢があるのでは?」と悩んでしまうこともあります。仕事にやりがいを感じられないと、人生を後悔しないか不安になってしまいます。
もちろん、仕事で結果を出すことや出世を生きがいにしている人も少なくありません。しかし、自分が仕事を生きがいにできないからといって落ち込む必要はないのです。仕事にやりがいを感じられなければ、仕事以外のことに目を向けてみましょう。
やりたいことがない人に共通する5つの特徴
ここでは、やりたいことがない人に共通する特徴を5つご紹介します。やりたいことがない人と言うと怠惰なイメージがあるかもしれませんが、決してそうとは限りません。自分自身の人生と向き合った結果、「今はやりたいことがない」と思っているだけなのです。
1.現実を見ている
やりたいことがない人は、人生に夢を見ずに現実をしっかりと見ています。「ロマンがない」と思うかもしれませんが、夢ばかり追いかけていると人生が安定しないのも事実です。経済的にも社会的にもしっかりと基盤を作り、安定した人生を歩みたいと望んでいます。
「やりたいことのために今のライフスタイルや仕事を犠牲にすることは割に合わない」と考えており、あくまで今の生活を崩さない範疇でできることを探しています。また現実を生きることだけで必死で、やりたいことに構っている余裕がない人もいるでしょう。
2.好奇心が弱い
やりたいことや夢を持つためには好奇心が必要です。まだ見ぬ未来や知らない分野に飛び込んでいける好奇心を持っている人こそが、今とは違う自分を手に入れられるのです。そのため、好奇心が弱い人は自分の可能性を自ら狭めてしまっているといえるでしょう。
とはいえ好奇心が弱いこと自体は性格の問題であるため、悪いことではありません。ただし「やりたいことが欲しいのに見つからない」と思っている人は、自らの好奇心が足りているかを見直し、感受性を高めていく必要があるでしょう。
3.リスクを恐れている
人生においてリスクを恐れている人は、やりたいことがなかなか見つかりません。今の生活を変え、本当にやりたいことを始めるためにはリスクが必要になります。場合によっては、今の仕事を辞めて経済的に不安定な状態にもなってしまうでしょう。
将来的な不安と安定を天秤にかけたときに、安定を選びたいと思っています。今の生活を変えないままでやりたいことを探そうとすると、できることは限られてきます。その中から心の琴線に触れるものを見つけられずに「やりたいことがない」と思っているタイプです。
4.過去に挫折を経験している
過去にやりたいことに挑戦した結果、失敗や挫折を経験した人もいるでしょう。失敗がトラウマとなり、新しいことに挑戦する勇気が足りない状態です。「昔のように悲しい思いをするのなら、最初から何も挑戦したくない」と思っています。
やりたいことを見つけてしまうと、挑戦できない自分に自己嫌悪を感じてしまいます。自分を嫌いになるのは誰でもつらいものです。心を守るためにあえてやりたいことを探さずに、挑戦や挫折自体から距離を置いています。
5プライドが高く失敗が怖い
プライドが高く失敗が怖いと感じている人は、やりたいことを最初から持たないという選択肢を選びがちです。成功するためには挑戦をしなくてはいけませんが、挑戦には失敗が付きものです。失敗によって自分のプライドに大きな傷が付いてしまうのではないか、と行動を起こす前から恐れています。
自分自身が傷付くことも怖いですが、周りから「あの人は失敗した」と後ろ指を指されることにも強い恐怖心を覚えています。失敗をした人という烙印を押されることにプライドが耐えられません。失敗をして笑われるくらいなら、最初からやりたいことを持たないほうが心の平穏につながるのです。