目次
3.心の声や欲求に忠実になろう
やりたいことを見つけるために最も大きな手助けとなってくれるのは自分自身です。社会で生きる年数が増えるほど失いたくないものや守りたいものが増え、大きな選択に臆病になってしまいます。今一度、心の声に耳を傾けてやりたいことを探してみましょう。
「どうせ無理だ」「今の年齢では始めるのには遅すぎる」と、やる前から諦めてしまっていることはないでしょうか。自分の可能性を決めるのは自分しかいません。時間を戻すことはできませんが、これから先の未来はいくらでも作ることができます。欲求に従い、まずは行動を起こしてみましょう。
4.他人を妬まずに学びを得よう
他人の夢や生きがいを自分と比較する必要はありませんが、やりたいことを見つける過程でどうしても比べてしまう瞬間は訪れます。しかし、比べる理由は嫉妬や悔しさなどのネガティブなものではなく、目標や憧れなどのポジティブな内容にしましょう。
自分だけの知識や価値観では、目標を達成するまでに時間がかかります。先駆者のアイデアや失敗を学び自分の知識として活かすことで、より効率よく学びに変えることができます。どのようにしてやりたいことを見つけたのかをさまざまな分野の人たちに尋ねてみてはいかがでしょうか。
何もしたいことがない人が適職を探す方法
ここでは、何もしたいことがない人が適職を探すための方法をご紹介します。やりたいことや生きがいがなくても、衣食住のためにお金は稼がないといけません。少しでも自分の人生の肥やしになるように、将来を見据えた仕事選びをしていきましょう。
1.人より得意なことを仕事にする
やりたいことはなくても、人よりも得意なことがあれば仕事に活かしてみてはいかがでしょうか。周囲の人よりも自分のほうが優秀なスキルを持っているだけで大きなアドバンテージです。
能力に対して正当な評価をしてもらえる会社に入ることで、利益を出す人材として重宝されます。昇給や昇格のチャンスが訪れる可能性も上がり、自己肯定感も上がるでしょう。収入が上がることで、いつかやりたいことができたときのための軍資金にもなります。
2.隙間時間を作りやすい仕事を探す
隙間時間を作りやすい仕事を探すことで、空いた時間に勉強やイベントへの参加、調べものなどができます。朝から晩まで長時間労働をするスタイルだと自由時間が退社後か休日しかありませんが、自分で業務時間をコントロールできる働き方ならフットワークを軽く保てるでしょう。
例えば完全出来高制の仕事の場合、評価や報酬のために必要な最低限の結果を出せば、残りの勤務時間を自由に使える場合があります。フレックス制を導入している会社であれば勤務時間そのものを調整でき、勤務日でも自分らしい時間の使い方ができます。
3.多種多様な人と触れ合える仕事を選ぶ
さまざまな年齢や職業の人たちと触れ合える仕事を選ぶことで、視野が広がり人生の選択肢が増えていくでしょう。例えば営業職や販売業、サービス業などが当てはまります。多種多様な人生に触れることで、自分にとっての幸福とは何かを考えるきっかけになります。
4.今、好きなことを仕事にする
将来的にずっと好きでいられるかはわからなくても、今マイブームになっている物事はないでしょうか。一過性の情熱だったとしても、まずは目の前の好きなことを仕事にしてみるのもよいでしょう。
好きという気持ちは最高のモチベーションです。スキルアップのために勉強をしたり挫折を乗り越えたりするためにも、「好き」がなくては始まりません。一生涯に渡る生きがいを見つけるために、今この時期にしか感じられない生きがいを積み重ねるのもひとつの手段なのです。
5.アルバイトやボランティアでさまざまな仕事に触れる
やりたいことを見つけるためには経験が大切。とはいえ、「飽きたりつまらなくなったりしたら転職しよう」というわけにはなかなかいきません。職歴が増えるほど面接で悪いイメージを持たれやすく、短期間での退職は相手にも迷惑がかかるものです。
やりたいことが見つかるまでは、アルバイトやボランティアの形でさまざまな仕事に触れるのもよいでしょう。正社員よりも背負う責任が少ない状態だからこそフットワークが軽くなり、自己発見に役立ちます。
人生のペースは人それぞれ。やりたいことがなくても焦らないでいい
今回は、やりたいことを見つけるメリットや、やりたいことを見つけるために取り入れたい考え方などをご紹介しました。
生きがいを持っていると人生はより豊かになりますが、持っていないことを恥ずかしく思う必要はありません。持っていないことよりも、焦って周りが見えなくなることのほうが危険です。自分のペースを守って常に冷静でいるように努めましょう。
なかなかやりたいことが見つからないときは、知らないことを学んだり未経験の分野に挑戦したりすることをおすすめします。自分を諦めずに、どんどん可能性を広げていきましょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。