負けず嫌いな自分に疲れた…|負けず嫌いな性格は長所短所?克服方法5選

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負けず嫌いな性格を直したい…自分の性格に疲れた…

負けず嫌いな性格をしていると、本来はストレスをためなくてもいい場面でイライラしてしまうことがあります。もともと仲がよかった相手とも険悪になってしまったり、周囲から「面倒な人だ」と思われたりすることもあるでしょう。

負けず嫌いな性格自体は悪いものではありません。しかし、闘争心を発揮するシーンを間違えてしまうとコミュニケーションに問題が発生します。また自分のメンタルにも悪影響を及ぼし、精神的に余裕がなくなってしまうものです。

今回は、負けず嫌いな性格の長所や短所、克服方法などをご紹介します。自分の性格を客観的に理解して、よりよい方面に能力を発揮できるようにコントロールしていきましょう。

「負けず嫌いな人」の意味とは

負けず嫌いとは、言葉の通り負けるのが嫌いな人・性格という意味です。業績や収入のような数字で判断される物事だけではなく、幸福や容姿のような数値化できない物事にも当てはまります。

あらゆるシチュエーションにおいて自分が周りに敗北することが許せずに、強いストレスを感じます。勉強やダイエットなどのように負けず嫌いがよい意味で発揮されるシーンもありますが、対人関係においては亀裂を生みやすい傾向にあります。

基本的に、自分に対しての負けず嫌いは自己成長を伴うためポジティブに働く場合が多いでしょう。しかし「負けたくない、負けるのが悔しい」という気持ちはネガティブな感情を伴いやすく、心のバランスを乱してしまう要因になります。

負けず嫌いな人の心理は?

勝負事にこだわらない性格の人にとって、負けず嫌いの人の心理はなかなか理解しがたいものです。しかし負けず嫌いの人は確固たる考えや信条を持っていることが多く、闘争心の強さが自分を支えるための力になっている場合もあります。

ここでは、負けず嫌いな人の心理として当てはまるものをご紹介します。負けず嫌いを克服したいと思っている人は、なぜ自分に闘争心や競争心が湧き上がってくるのかを客観的に理解して改善点を探しましょう。

1.自分が優れていることをアピールしたい

負けず嫌いな人は、「自分が周りよりも優れていることをアピールしたい」と思っている可能性があります。承認欲求が強く、物事をすぐに勝負事に持ち込んで争いがちです。相手があきれて離れていっても「自分の勝ちだ」と思い込み、周囲に力を誇示します。

普通の会話をしていても知識でマウントを取ってきたり、「それは違う」と相手の意見を否定して自分の考えを正当化させたりします。業績が数字で公開される仕事と相性がよく、自分の能力を周囲に見せつけるために並々ならぬ努力をすることも。

2.周りから尊敬されたい

周りから尊敬されたいと思っている人は、負けず嫌いな性格の人が多い傾向にあります。自分で自分の価値を決めることが苦手で、周囲からの評価によって自己価値を判断するタイプです。

おだてられると人一倍自分に自信が持て、普段以上のパフォーマンスを発揮することもあるでしょう。一方で他人に乗せられやすい一面もあり、実力以上の問題に挑み失敗してしまうことがあります。また、尊敬をされたいがために虚言を利用してしまう場合も。

3.自分の価値を認識して安心したい

負けず嫌いな人の中には、勝負に勝つことにより自分の価値を認識して安心したい人がいます。自分に自信がなく、勝ち負けという白黒が付くものでしか自己価値を感じられないタイプです。勝てば大きな安心を得られますが比例して自信がつくわけではなく、いつまでも心に虚しさや焦りを感じてしまいます。

他人に求められることで大きな安心を感じ、「自分はここにいてもいいんだ」という気持ちになります。環境と自分を比較して相対的に自己価値を感じるため、人やコミュニティに依存しがちです。勝負に負けると自分は周りに求めてもらえないと思い込み、周りが見えなくなってしまうこともあります。

4.向上心が強く努力家

負けず嫌いな人は、向上心が強く努力家な面を持っています。勝つためであればどんな努力もいとわず、勝利をモチベーションに鍛錬に励むタイプです。ときにはプライベートの時間も返上して勉強や練習をするため、完璧主義な一面もあるといえるでしょう。

見事に結果を出したときは大きな達成感や充実感を得られ、自己肯定感が上がります。うまく結果が出なかったときには強いストレスを感じ、人知れず涙を流すことも。ストイックに課題に向き合う姿は、周囲から尊敬される要因にもなります。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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