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世の中が生きづらい…生きているだけで苦しい…
「ささいなことが気になって落ち着かない」「小さなことですぐに落ち込んでしまう」「周りの目が気になって自分の意見が言えない」など、世の中に生きづらさを感じていませんか?
あなたが生きづらいと感じるのは、心が繊細で傷つきやすいからかもしれません。身の回りの小さな変化にも気づける証拠なので、無理をして変えようとしなくても大丈夫です。しかし、「毎日のように深く落ち込んでしまう」「人に会った後はどっと疲れて何もできなくなってしまう」など、日常生活に支障をきたすと少し困りますよね。
この記事では、生きづらさを抱える人が少しでもラクに生きるための対処法をご紹介します。考え方や意識を少し変えて行動するだけで、心の負担を減らせるはずです。生きづらさにお悩みの方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
生きづらさを感じる人の特徴
ここでは、生きづらさを感じやすい人の特徴を3つご紹介します。日常生活の中で、他の人にとってはささいなことでも、生きづらさを感じる人にはストレスや不安につながってしまうことが多くあります。
少しでもラクに生きられる方法を見つけるために、まずは生きづらさを感じる人の特徴を理解しましょう。普段の考え方や行動を振り返りながら、自分にあてはまるものがないか確認してみてください。
参考:サワイ健康推進課「心が疲れやすくて生きづらい…それは『HSP』かもしれません」
1.感受性が強くストレスを感じやすい
生きづらさを感じる人は感受性が強く、感情の揺れ動きが激しい傾向があります。他の人は気に留めないようなささいな出来事がストレスになり、気持ちが沈んでしまうことも。
たとえば、暴力的なシーンがある映画や残酷なニュースを見るだけで心が深く傷ついたり、感動するドラマやドキュメンタリーの世界に入り込んで涙が止まらなくなったりするでしょう。音や光などの刺激にも敏感で、人がたくさん集まる場所が苦手、環境が変わると眠れなくなるといった人もいます。
一方で、物事の変化を敏感に感じ取れるため、小さなことにもよく気がつく、人の気持ちに寄り添えるなどの長所もあります。
参考:マイナビウーマン「感受性の正体とは? 感受性が強い人の特徴」
2.自分と周りを比較しがち
生きづらいと感じる人の多くは、無意識のうちに自分と他人を比べてしまっています。容姿や年齢、学歴、収入などあらゆることを他人と比較して判断し、「自分は他の人よりも劣っているのではないか」「みんなができることができない自分はダメな人間だ」と思い込んでしまう傾向があります。
自分と他人を比較することが癖になっていると、自分は本当は何がしたいのか、どうなりたいのかなど、本当の気持ちがわからなくなってしまうこともあります。自分を見失ってしまうと自己肯定感が下がり、ますます自分を否定してしまう負のループに陥る恐れがあるので注意が必要です。
3. プライドが高い
プライドが高い人ほど生きづらさを感じやすくなります。「自分は優れた人間だ」「自分は絶対に失敗するはずがない」と高いプライドを持っていると、余計なプレッシャーを感じて失敗するのが怖くなります。他人の助けが必要なときにも助けを求められず、結果的に自分が苦しむことになってしまうのです。
常に高い理想を掲げ、完璧を目指すのは素晴らしいことですが、必要以上に高いプライドは自分自身を苦しめてしまうことも知っておきましょう。
生きづらさを感じる自分を素直に受け入れよう
生きづらさを感じると「どうして周りの人たちのようにうまく受け流せないのだろう」「小さなことでくよくよ悩んでしまう自分が嫌いだ」と、自分を責めてしまうことがあるかもしれません。
しかし、敏感さや繊細さのネガティブな面だけにとらわれて自分を否定したり落ち込んだりする必要はないのです。生きづらさを感じる自分を否定し続けると、ますます苦しくなってしまう恐れもあります。
他人の小さな変化に気づき気持ちをくみ取ることができるあなたは、気遣いができる優しい人です。長所もしっかり理解して、ありのままの自分を素直に受け入れましょう。自分を認めてあげることが、生きづらさを解消しラクに生きるための近道となるはずです。