アンガーマネジメントをするメリット

怒りっぽい人は、その気持ちを発散しても、ぐっと我慢しても、言いようのない重たい気持ちでいっぱいになります。

体や心にも悪影響を与えるからこそ、うまく付き合いたい怒り。怒りというマイナスの感情に振り回されて、本来の自分を見失ってしまうのは避けたいものです。

「怒り」と上手に向き合い、相手に気持ちをきちんと伝えられるようになれば、周囲との関係にも変化が生まれてきます。そんなアンガーマネジメントの効果を一つずつみていきいましょう。

1.ストレスが軽減される

さまざまな不調の原因になるストレス。小さなことでも気になる怒りっぽい人は、ストレスフルな毎日を送っているともいえます。

怒ることでイライラし、ストレスから気持ちがすり減ってしまいます。ストレスで緊張しつづけると、体も少しずつ疲弊してしまうのです。

マイナスなエネルギーを体にため込まずに、ふと感じた怒りの気持ちを上手に切り替えることができれば、ストレスによる疲労感が軽減されていきます。

2.公私ともにモチベーションが上がる

怒りの感情は行動意欲を下げてしまいます。

怒りを感じると、マイナスの気持ちでいっぱいになるものです。「ああ、嫌だな」と感じる原因があちこちにある状態では、前向きに行動できません。

毎朝の満員電車にイライラし、職場環境や上司の対応にいつも腹を立てているなど、不満でいっぱいになっている人はいませんか。思い通りにならない子どもとの生活や、一人きりで家事を担当していることにストレスを感じて、いつも不機嫌な日々を送る人も少なくないでしょう。しかし、マイナスの気持ちでいっぱいになっていると前向きになるための気力が落ちてしまいます。

アンガーマネジメントによって怒りを上手にコントロールすることで、前向きな気持ちで自分にも他人にも向き合えるようになるでしょう。

3.仕事の生産性が上がる

怒りを手放すと、仕事の効率が上がります。

怒ったりイライラしたりしていると、本来やるべきことに集中できません。怒りを感じた原因で頭がいっぱいになり、目の前のことがおろそかになるからです。

時間は有限です。すぐに気持ちを切り替えて、怒りを感じる時間を短くする練習してみましょう。すると、怒りに浪費していた時間が少なくなり、本来取り組むべきことに向けて時間を有効に使えます。

4.職場でのコミュニケーションが楽になる

仕事をスムーズに進めるうえで、職場でのコミュニケーションは欠かせません。

誰かの手を借りたいとき、自分の思っていたことと違うからと怒っていても、相手にわかってもらうことはできません。「あの人はいつも怒っている」「少しでも違うことを言うと不機嫌になる」印象を与えてしまうと、周りに気を使わせたり仕事が回らなくなったりします。

怒りを上手に伝えるテクニックが、仕事をしやすくなる手段になるのです。

5.人間関係が良好になる

コミュニケーションに悩む場面は職場だけにとどまりません。怒りをうまく伝える方法を覚えると、人間関係の悩みが改善することもあります。

怒りを感じているときは、相手を責める気持ちでいっぱいになっているもの。そして同時に自分を必死で守っていませんか。防御をしながら、相手をやり込めていては、自分をわかってもらうことはできません。

怒りをそのままぶつけるのではなく、冷静に伝えることができれば、簡単に分かり合えることも意外と多いものです。

6.自分の感情をうまく言語化できるようになる

怒りを感じるのは一瞬です。そんなとき、自分が何に怒りを感じたのか、すぐに言葉にできる人は少ないでしょう。

怒りを感じた原因を考えてみると、本当は怒りにつながる別の感情がたまっていたのかもしれません。または、小さなストレスがたくさん積み重なり、大きな怒りにつながってしまった可能性もあります。

怒りの原因を言葉にできれば、自分の抱えていた気持ちが明確になります。また、怒りをぶつけるのではなく、自分の思いを明確に伝える手がかりになるのです。

アンガーマネジメントのポイント

怒りからくるストレスを減らし、周りとの良好な関係を続けたいなら、ぜひ取り入れてほしいアンガーマネジメント。怒っている自分を客観的に見つめてみると、怒りと冷静に向き合えます。

怒りは表面的なもので、怒っている本当の原因は別のところにあるのかもしれません。そう気がつくと、怒りの気持ちを鎮めることができます。自分の怒りポイントはどこなのか、一度立ち止まって考えてみましょう。その結果、瞬間的に感情を発散してしまうことも少なくなるかもしれません。

 

つるまゆ

つるまゆ

フリーランスライター。長く会社勤めを続けるうちに、心の中で大きくなった違和感を放置しないと決めて、毎日好きな文章を書いています。人生はこんなにも変わるものだ。

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