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社交性が高いことによるメリット
ここまで、社交的な人の特徴を5つご紹介しました。特徴からわかるように、社交性が高いことはコミュニケーションを円滑にする上でメリットがたくさんあります。社交性が高いことによるメリットは主に3つ。
- 初対面の相手とでもすぐに仲良くなれる
- 周りにポジティブな気持ちを与えられる
- コミュニティで孤立しづらい
社交的であることは、プライベートでも仕事でも人間関係を円滑にする上で役立ちます。誰とでも気さくに話せるようになりたいものですよね。社交性を高めたい人は、社交的になったらどんな自分になりたいのか、理想像までイメージしてみてくださいね。
1.初対面の相手とでもすぐに仲良くなれる
社交性が高いことのメリット1つめには、初対面の相手ともすぐ仲良くなれることが挙げられます。社交的な人には好奇心旺盛な人や聞き上手な人が多く、話の引き出しが豊富なため性別や世代関係なく会話を盛り上げることが得意です。そのため、初対面の人とも比較的時間をかけずに仲良くなることができます。
この特徴はさまざまな場面で活かすことが可能です。例えば仕事の場面では、商談などの際にも相手とすぐに打ち解けることができ、このメリットを最大限に発揮できます。初めて会う人にも物おじしない姿勢は、社交的な人の最大の強みともいえるでしょう。
2.周りにポジティブな気持ちを与えられる
笑顔で明るい雰囲気を持つ社交的な人は、無意識のうちに周りにポジティブな気持ちを与えていることが多いです。周りの人を巻き込んでポジティブな考え方ができることで、周囲からの信頼も得やすいです。
不安な場面や困難を乗り越えるときでも、社交的な人がそばにいることで安心できると感じる人も少なくありません。社交的な人は考え方がポジティブなので、周囲にいる人も自然と「一緒に乗り越えよう」といった気持ちになりやすいのです。
3.コミュニティで孤立しづらい
社交的な人は、好奇心旺盛なのでさまざまなコミュニティに所属していることがあります。例えば趣味のコミュニティに参加しても、コミュニティ参加者に気さくに声をかけたりさまざまなタイプの人と会話で盛り上がったりするので、孤立することはありません。
たとえ初対面の人であっても、相手に関心を持ちながら接することができるので話しかけることに抵抗感が少ない人も多いです。興味関心の幅が広いことで人間関係も良好に構築できているともいえます。さらに社交的な人は、さまざまなコミュニティやチーム内で周囲をよく見ています。コミュニティの中心的存在にもなることも多いでしょう。
社交性が高いことによるデメリット
社交性が高いことはデメリットにもなり得ます。人間関係を構築する上で、必ずしも社交的でなくてはいけないわけではありません。社交性を追い求めるあまり自分らしさを見失って、自分が苦しくならないように気をつけましょう。
社交性が高いことによるデメリットは主に3つ。ひとつずつ解説します。
- 相手のプライベートゾーンを侵害してしまう可能性がある
- 八方美人と思われてしまう可能性がある
- 元気がないのに無理をしてしまうことがある
今回紹介する3つのデメリットは、社交性を高めたいと思ったときに注意してほしい要素でもあります。人付き合いの機会を増やすときには、社交性が高いことで起こり得るデメリットもそれぞれ理解しておきましょう。
1.相手のプライベートゾーンを侵害してしまう可能性がある
社交的であるがゆえに、相手との距離感が近くなりすぎてしまう場合があります。相手に関心を寄せることと、プライベートな部分まで掘り下げることは異なります。相手と仲良くなり信頼関係を構築するには、少しずつ距離を近づけることが重要です。
相手のプライベートゾーンを侵害しないために、まずは自分のことを伝えた上で、相手の話を丁寧に聞くことを大切にしましょう。
2.八方美人と思われてしまう可能性がある
初対面の人ともすぐ仲良くなれる社交的な人は、周囲から八方美人と思われることも少なくありません。誰にでも笑顔で接し自分の良い面ばかりを見せていると、相手からは「誰にでも良い顔をしている」「人から嫌われたくないだけなのでは」と捉えられてしまう場合もあります。相手の望みに応えるだけでなく、自分の考えを素直に伝えることも意識してみてください。
3.元気がないのに無理をしてしまうことがある
社交的な人は、周囲の人から明るくて気さくな人という印象を持たれやすいので、元気がなかったり悩みがあったりしてもそれを隠してしまうことがあります。人は誰しも元気になれないときはあるものです。悩みは一人で抱え込まず、普段慕ってくれる周囲の人たちを自分から頼ることも忘れないでくださいね。