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今の人間関係をもっとよくしたい…取り入れるべきはオープンマインドな心
私たちの人生の幸福度は、人間関係の状態に影響を受けます。家族や友達、恋人、職場など、あらゆる人間関係が良好であるほど幸福度は高くなるものです。
とはいえ、具体的に「人間関係をよくする方法は?」と聞かれると悩んでしまう人も多いでしょう。対等な関係性を保持するためには相手にへりくだるわけにもいきません。常に親切であるように心がけることももちろん大切ですが、自分の本音をさらけ出しオープンな状態でいることも重要です。
今回は、良好な人間関係を構築するために必要な要素であるオープンマインドについてご紹介します。オープンマインドな人の特徴や心の開き方なども解説しているので、ぜひ参考にしながら自己開示のコツをつかんでくださいね。
オープンマインドの意味とは
オープンマインドの意味とは、自分をさらけ出して他人を受け入れる心のことを指します。人には誰しも二面性があるものですが、オープンマインドな人は自分の多面的な性質も受け入れた上で、隠さず相手に伝えます。
つまり、抵抗感がない状態で自己開示ができているということです。「人に話すと引かれてしまうかもしれない」という意見も必要であれば隠さず伝え、自分の内に秘められた感情や思想を大っぴらにします。
そのためオープンマインドな人は、人間的な信頼を得られるケースが多い傾向にあります。自分にも他人にも嘘をつかないオープンマインドな人は、周りから見ると「この人の言うことは信頼できるだろう」「この人は隠し事をしないだろう」という印象になるのです。
オープンマインドな人は自分をさらけ出しているだけではなく、物事に素直な気持ちで接することができます。心に余裕があり、何事も受け入れられる器の広さを兼ね備えていることが多いでしょう。
オープンマインドに必要な自己開示についてもっと詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事も参考にしてくださいね。
オープンマインドな人の特徴
ここでは、オープンマインドな人の特徴として挙げられるものをご紹介します。オープンマインドな人の周りにはいつも人が集まり、人望を得ている場合が多いものです。自分と彼らの違いを観察しながら、お手本にしてみましょう。
1.自分以外の意見にも肯定的
オープンマインドな人は、自分以外の意見にも肯定的な傾向にあります。反対意見を言われてもしっかりと耳を傾け、相手の意見を否定せずに聞き届けます。「自分にも相手にもそれぞれの価値観や正義がある」ということを心から理解できている状態です。
多様な価値観の存在を認め、人の数だけさまざまな意見がある状態を当然だと考えています。反発し合うのではなく、違う意見同士を組み入れてより発展性のあるアイデアを生み出そうとするため、周囲からの人望も厚いでしょう。
2.好奇心旺盛で興味の幅が広い
オープンマインドな人は好奇心旺盛で、さまざまな物事に興味や関心を持ちます。フットワークが軽く挑戦意欲に満ちており、人からの誘いには積極的に乗る傾向にあります。自分で一次体験をすることを重要視しており、「百聞は一見に如かず」を心がける性格です。
興味の幅が広いため付き合う人のタイプも広く、年齢や性別、立場に捉われない人間関係を持っています。気になったことは自ら調べて体験する行動力を持っているため、人生経験や知識も豊富で周囲から一目置かれやすいでしょう。
3.他人からの評価を気にしすぎない
オープンマインドな人は他人からの評価をあまり気にしません。自分がどう見られているかに一切興味がないわけではありませんが、周りによく思われようとするあまり自分を偽ったり、嫌われているかを悩んでストレスをためたりすることはありません。
自分らしくありのままに生きることに価値を感じており、他人にとって好ましい人物になるために本心を偽ることには魅力を感じないタイプです。自分の本質をさらけ出すことで生きやすさを感じる性質を持つため、他人の目を気にする機会自体が少ない傾向にあります。
4.否定を恐れず自分に自信を持っている
オープンマインドの人は、否定されることを恐れずに自分に自信を持って行動しています。オープンマインドの人が苦しいと感じるのは否定されたときではなく、自分らしさを発揮できなくなったときです。
やりたいことをやって否定されても、今の自分をよりよくするための材料として受け入れます。多少否定されたからといって、傷ついたりモチベーションが下がったりはしません。自分という核がブレないため、周りからの意見で気持ちが左右されない強さを持っています。