目次

4.人間関係・上下関係の改善ができる

ウェルビーイングを導入することで人間関係の改善が図れます。職場における人間関係の悩みはさまざまですが、上司と部下、先輩と後輩のように「上下関係の悩み」を抱えている従業員も多いでしょう。

ウェルビーイングを取り入れると幸福度が上がり、他者への敵対心や攻撃的な気持ちが減少することが期待されます。

5.組織としての健全化が見込める

ウェルビーイングを導入することで、組織としての健全化が期待できるでしょう。給与と待遇を改善するだけではなく、幸福度を重視した労働環境を提供すると、人材が定着しやすくなります。

人材が流動的に移りかわらない組織はレギュレーションやコミュニケーションの安定感が強く、ネガティブな気持ちが生まれづらいものです。マイナスな感情が生まれづらい環境は、風通しがよくクリーンな組織を作る要素となるでしょう。

6.メンバーの満足度が上がる

ウェルビーイングを取り入れ精神的な幸福度が上がると、メンバーの仕事への満足度が上がります。満足感・充足感を得られると、会社への愛着が湧き生産性の向上が見込まれます。

またメンバー同士で思いやり、助けあえる精神的土壌が生成され、コミュニティ面でも高い満足度を感じられるでしょう。

ウェルビーイング(Well-being)の導入方法

ここでは、ウェルビーイングの具体的な導入方法をご紹介します。従業員の数や部署のカラー、業種などにより適切な導入方法は違います。企業と働く人のスタイルを照らしあわせ、ベストなウェルビーイングを取り入れてくださいね。

1.お互いの状態を把握する定例MTGを組み込む

ウェルビーイングの状態を確認するためには、お互いの状態を把握するための機会が必要です。定例MTGを組み込み、心身の健康状態を本人も含めて確認できるシステムを作りましょう。

チーム内や担当者とのMTGだけではなく、ストレスチェックや産業医との個人面談を設けられるとさらに充実します。

2.ピアボーナスの導入

ピアボーナスとは「ピアー(仲間)」と「ボーナス(報酬)」を合わせた言葉です。「従業員同士がお互いに報酬を贈りあうシステム」を指します。上司・部下の上下関係の外側で実現できる仕組みで、日々の業務の中で行動や実績を「従業員同士で」評価しあいます。

元々は、Googleが社員を評価する仕組みの一つとして導入したことで注目されました。チーム内でのコミュニケーションが活性化するだけではなく、社内のよい部分が可視化されることで「お互いに尊敬しあい、学びあえる関係性」が構築されます。

た「今まで評価されなかった善行や実績」にスポットを当てやすくなるため、モチベーションアップや優秀な人材の流出を防ぐ効果も期待されるでしょう。

参考:株式会社スタメン「ピアボーナスとは?メリットやデメリット、導入事例をご紹介」

3.福利厚生の見直しを行う

福利厚生は、労働における幸福度に直結する要素です。運動や食生活、レジャーなどの「ライフスタイルを豊かにさせるサポート」を充実させましょう。

また、社員が自由に内容を選べるものにするとウェルビーイングがさらに高まります。たとえばジムや温浴施設、フィットネスクラブの割引や優待券などを用意すると、フィジカルウェルビーイングにもつながるでしょう。

4.メンタルヘルス対策を行う

厚生労働省の「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」においては、以下の4つの対策をすることでメンタルヘルスケアを効果的にサポートできるといわれています。

  1. セルフケア……従業員が自ら心身の健康管理を行うこと。
  2. ラインケア……管理監督者が部下のメンタルヘルスケアを行うこと。
  3. 事業場内産業保健スタッフ等によるケア……企業内に常駐する専門スタッフが、専門的な立場からメンタルヘルスケアを行うこと。
  4. 事業場外資源によるケア……企業の外部機関がメンタルヘルスケアを行うこと。専門医や事業者と連携し、客観的な視点でサポートを行う。

上記のメンタルヘルスケア方法を取り入れるオフィスマネジメントを行い、プライバシーに配慮した対策を講じていきましょう。

参考:株式会社オカムラ オフィス構築ソリューション「ワーカーのメンタルケアとウェルビーイングを実現するオフィスマネジメント」

5.相談窓口の設置を行う

労働環境改善においては、従業員が抱えている不満や不安を知る機会が必要です。ウェルビーイングのための相談窓口を設け、ウェルビーイングを構成するあらゆる要素に応じた相談ができるシステムを設けましょう。

さまざまなタイプの従業員に合わせ、直接面談やオンライン面談など「相談方法」が広く設定されていると、窓口の利用しやすさにつながります。

今こそ、企業改革を!

今回は、ウェルビーイングの意味やメリット、実際のウェルビーイングの取り入れ方などをご紹介しました。

従業員の心身の健康だけではなく、社会的幸福度やコミュニティへの献身性も向上させるウェルビーイングの考え方。離職率を下げるだけではなく、モチベーションや会社への奉仕精神が上がることも期待されます。

ぜひウェルビーイングを取り入れ、幸福かつ生産性の高い会社を目指しましょう。多様性を認めて一人ひとりに寄りそう働き方は、個人・チームのモチベーションと余裕を生み、新たな可能性を生む土壌となるのです。

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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