覇気がない人の意味とは?弱々しい自分から脱却する5つの方法

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覇気がないと言われた…弱々しい自分から脱却したい…

私たちは、一人ひとり違う性格や特徴を持っています。すべての人に長所と短所があり、それらは常に表裏一体です。活発な人やコミュニケーション能力が高い人がいるように、謙虚な人や物静かで思慮深い人も多く存在します。

謙虚さは長所のひとつですが、シチュエーションによっては覇気がなかったり頼りなく見えてしまったりすることもあるでしょう。覇気がないこと自体は、人間が持つ数ある特徴のうちのひとつでしかなく、短所ではありません。しかし覇気がないことによってチャンスを逃したり、悪い印象を与えてしまったりすることもあります。

今回は、覇気がない人の特徴や改善方法などをご紹介します。自分らしさを肯定的に受け入れた上で、改善したいポイントを見つけていきましょう。自分のことを今よりももっと好きになるためには、性格の強みや弱みを分析することが大切です。

覇気がない人の意味とは

「覇気」とは、あふれそうな程に力強い意気や気概のことです。自己成長するために必要な心意気や野心の意味を持ち、覇気がある人ほど物事に積極的・意欲的になります。つまり「覇気がない人」とは、野心が少なく気概を感じられない人を指します。

覇気がない人からは人間的な力強さや仕事へのバイタリティを感じられません。弱々しい印象があり、周りからは自分に自信がないように映ります。普段は覇気がある人でも、精神的に落ち込んでいたり体調を崩していたりする場合は覇気がなくなってしまいます。

覇気がない人は実力を過小評価されやすく、注目を浴びる機会に恵まれません。周囲からは「本当にやる気があるのか?」と疑われてしまいがちです。覇気がない人と一緒にいてもモチベーションが上がらず、頼りない印象を受けます。

覇気のない人に共通する特徴

ここでは、覇気のない人に共通する特徴をご紹介します。覇気のない人は低い評価をされやすいだけではなく、周りにもマイナスの影響を与えてしまうことも。普段の自分の振る舞い方を振り返りながら、覇気がなくなっていないかを客観的に分析してみましょう。

1.無気力

覇気がない人は、何事にも無気力な傾向があります。仕事においてもやる気が感じられず、与えられた業務だからと仕方なくやっているような印象を受けます。実際に、覇気がない人は必要最低限の努力しかしない場合もあり、期待以上の成果を出せなくなってしまいます。

周りががんばっていても自分には関係ないような態度をしており、闘争心に乏しくやる気を感じられません。自分がやるべき仕事だけを淡々とこなし、昇給や昇格にも興味がないように見えます。仕事に生きがいややりがいを感じておらず、常にモチベーションが低い状態です。

2.無関心

覇気がない人は物事に無関心の人が多く、仕事にも他人にも興味がない傾向にあります。趣味も持っておらず、何かに熱中することがありません。そのため人間的に奥深さがない印象を受け、周りからも関心を持たれづらいでしょう。

大きな出来事やイレギュラーが起こっても「自分には関係ない」という態度を取り、厄介な問題からは距離を取ります。他人にも関心がないため、深い人間関係を築こうとしません。基本的には表面的なコミュニケーションのみで、相手のことをもっと知りたいと思うことすらまれです。

3.声が小さく姿勢が悪い

覇気がない人は、話す前に一目でわかるほど物事へのモチベーションが低いことが特徴です。全体的に声が小さく、姿勢が悪く、堂々とした力強さを感じられません。姿勢がいい人は活力があるように見えますが、猫背な人やうつむいてばかりの人は弱々しく、活力がないように見えます。

話しかけても声が小さいため元気のなさや体調が悪そうな印象を与えます。体格にかかわらず、少し押しただけで倒れてしまいそうな貧弱さがあり、頼りがいを感じさせません。見た目の弱々しさは存在感すらも薄くします。

4.自己主張が弱い

覇気がない人は自己主張が弱く、自分の意見を言わずに周りに合わせます。何事にも無関心であるため、ほとんどの物事に対して「どうでもいい」と思ってることが多いでしょう。

争いごとや面倒ごとを好まず、自分の意見を主張するよりも平穏を望みます。自己主張しないという選択は思いやりによるものではなく、自分が面倒な状況に陥りたくないためです。そもそも覇気がない人にとって、わざわざ自己主張をするほど興味関心がある物事はほぼありません。

覇気がなくなってしまう原因

ここでは、覇気がなくなってしまう原因をご紹介します。「堂々とした人間になりたい」と思っていても、根本的に自己肯定感がない状態では覇気はなくなってしまうものです。弱々しさの原因に立ち返り、自分を見つめ直してみましょう。

1.自分に自信がない

覇気がない人は、自分にも自信がありません。自分の思考や言動に自信を持てていないため主体性がなく、どこか軸がぶれているような印象を受けます。意思決定の主導権を他人に譲りがちで、本音を言わずに大衆の意見に合わせる傾向にあります。

人によってはプライドが高く、自信のなさを隠すために傲慢な態度を取ることもあるでしょう。斜に構えた態度で「自分は関係ない、関心がない」と無関心を装い、皮肉を言って相手を嫌な気持ちにさせることも。自信のなさから自分が表舞台に立つことはなく、個人的な意見を求められると臆病になってしまいます。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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