仕事から逃げたい…ストレスから上手に距離を置く7つの方法

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仕事のストレスが限界…もう逃げたい…

私たちは人生の半分以上の期間を仕事に費やします。職場環境の良し悪しは人生そのものの幸福度と直結していると言っても過言ではありません。そして仕事にはさまざまなストレスが付きまといます。

人間関係や出世レース、残業、サービス出勤、いじめ、嫉妬、ハラスメント……。時には仕事のストレスが心のキャパシティを越え「もう逃げ出したい」と思ってしまうこともあるでしょう。特に責任感が強い人や一人で悩みを抱え込みやすい人は、知らず知らずのうちに日々のストレスが積み重なってしまっている可能性があります。

今回は「仕事から逃げ出したい」と感じる原因や、仕事のストレスから距離を置くための方法についてご紹介します。ストレスで心が限界を迎えてしまう前にストレスの原因から距離を置き、自分の心を守ってあげましょう。生きる上で仕事をすることは大切ですが、最も優先すべきは自分の心の健康なのです。

「仕事から逃げ出したい」と感じる原因

ここでは、「仕事から逃げ出したい」と感じる原因として挙げられるものをご紹介します。仕事において、どのような要素にストレスを感じるのかは人それぞれです。「こんなことで落ち込むなんて……」と自分を否定せずに、ストレスの原因を素直に受け止めて改善策へとつなげていきましょう。

1.背負っているプレッシャーや責任感に疲れた

背負っているプレッシャーや責任感に疲れると、仕事から逃げ出したいと感じます。例えば多くの部下を従えていたり、プロジェクトを複数抱えていたり、他の人では代えの利かない業務に取り組んでいたりなどが挙げられます。

「自分がいないと周りに迷惑がかかる」と責任を一人で背負い込むと、ストレスが限界を超えて精神的に追い込まれてしまいがちです。「背負っているものを下ろして身軽になりたい」と思っても、周りに迷惑をかけたり自分の評価が下がったりすることを恐れて実行に移せません。

2.人間関係で問題を抱えている

職場の人間関係で問題を抱えている人は、毎日の出勤に大きなストレスを感じるようになります。ストレスを我慢して出勤することで「もう逃げ出したい」と思ってしまうこともあるでしょう。仕事におけるストレスは、労働時間や作業内容だけとは限らないのです。

才能のある同僚に嫉妬したり、出世レースに疲れたり、先輩や上司からハラスメントやいじめを受けていたり……。周りに気を使いすぎて精神をすり減らしてしまうこともあります。職場の人間関係から解放されるためには、仕事自体から離れなくてはならず悩んでしまいます。

3.仕事以外のストレスが重なった

仕事以外のストレスが複数重なったときにも、「仕事から逃げ出したい」と思うことがあるでしょう。人は一度に背負えるストレスの量に限界があります。ただでさえ仕事だけでもストレスを感じているときに、仕事以外の悩みも生じてしまうと心のキャパシティが限界を迎えてしまいます。

結果、ストレスの大きな部分を占めている仕事から逃げ出すことで心のバランスを保とうとするのです。社会人である限り仕事は生活の中心であるため、仕事から解放されることで他の悩みと向き合うための余裕が持てると感じています。

4.仕事にやりがいを感じられなくてつらい

仕事にやりがいを感じられなくてつらい人は、日々の中で大きなストレスを感じています。通勤や退勤を含めた仕事時間は、生活の大部分を占めているものです。多くの人が一年の半分以上の日数を仕事に費やしており、どのような仕事をするかが人生の満足度を決めるといえるでしょう。

仕事にやりがいを感じられていないと「自分の人生は本当にこのままでよいのだろうか」とネガティブな感情を持ってしまいます。人生にはあらゆる可能性がある中で、好きでもないことに限られた時間を割いている自分に自己嫌悪になり、現実から逃げ出したくなってしまうのです。

5.体力的に限界を感じる

心と体は密接にリンクしています。仕事により体力的に限界を感じ、いつも体が疲れている状態が続くと心も疲れてしまいます。例えば接客業やサービス業で立ちっぱなしの人や、自宅と会社との往復距離が長い人などは、年齢を重ねるごとに疲れがたまりやすくなるでしょう。

体が疲れると肉体を休めることばかりに注力してしまい、心を休めることが後回しになりがちです。連日の疲れは日々の睡眠や週末だけでは取り切れず、前日の疲れが残ったまま仕事をしなければなりません。疲れを我慢して働く日々が続く中で、精神的にも疲れ果ててしまうでしょう。

6.プライベートの時間が取れない

仕事が忙しくプライベートの時間が取れない人は、仕事から逃げ出したい願望が高まります。基本的に仕事とは、生きるために必要な報酬を得ることが目的のひとつです。もちろん仕事自体にやりがいを感じている人もいますが、ポジティブな気持ちで働くためにはプライベートが充実していることが大切です。

そのためプライベートの時間が取れない時期が続くと、自分が一体何のために働いているのかわからなくなってしまいます。「自分らしい人生を歩めないのなら、仕事なんて辞めてしまいたい」と思うのは珍しいことではありません。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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