朝早く起きる7つの方法|早起きのコツをつかんで気持ちいい朝を迎えよう

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早起きが苦手…朝早く起きる方法はある?

「どんなに寝ても朝起きるのがつらい……」と感じた経験はありませんか?十分な睡眠時間をとっているはずなのにつらい眠気に悩まされると、毎日の出勤や通学の際にもストレスを感じてしまいますよね。

朝のつらい眠気の原因は、日常の過ごし方や日々の習慣にあるかもしれません。心理的なストレスを解決することももちろん大切ですが、少しライフスタイルを改善するだけで快適な睡眠時間を確保できる可能性があります。

今回は朝早く起きることがつらい原因や、快適に起床するために取り入れたい方法などをご紹介します。学校や仕事に行く必要がある限り、朝の眠気は日々のストレスに直結する問題です。少しでも毎朝のつらさを和らげるために、できることから始めていきましょう。

朝起きるのが苦手な人の原因

ここでは、朝早く起きるのが苦手な人の原因を3つご紹介します

。整った生活リズムを心がけているにもかかわらず、周りの人と同じように起きられないケースもありますよね。朝早く起きるのがつらい原因を分析し、改善点を見つけていきましょう。

1.低血圧

低血圧に悩まされている人は、朝早く起きるのがつらい傾向にあります。低血圧とは、一般的に最高血圧が100ミリヘルツ以下の状態を指します。男性よりも比較的女性のほうが低血圧になりやすく、また低血圧による症状は、朝に出現することが多い傾向です。

低血圧の状態が続くと、起床時のつらさや食欲不振、慢性的な不安感につながるケースもあります。立ちくらみ・頭痛・動悸・息切れ・頭部の重さなども低血圧の代表的な症状です。低血圧の症状が重くなると、失神して大きな危険につながる可能性もあります。

参考:病気スコープ「低血圧症」

2.睡眠時間が不十分

厚生労働省のレポートによると、人体にとって必要な睡眠時間は平均8時間程度といわれています。十分な睡眠量は年齢によって変動し、10代では8~10時間、20~50代までは6.5~7.5時間だそうです。

睡眠時間の確保が必要であるとはいえ、長ければいいわけではありません。睡眠の質も大切です。日中、しっかりと覚醒した状態で活動できているならば「睡眠がとれている」指標となるでしょう。

適切な睡眠時間には個人差がありますが、明らかな睡眠不足は起床時のつらさにつながります。睡眠時間が不十分な場合、学業や仕事のモチベーションが低下し、本来のパフォーマンスを発揮できないかもしれません。また日中の眠気も継続しやすく、慢性的なストレスにつながる恐れがあります。

参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」

3.心のバランスが不安定

日中ストレスを感じていると心のバランスが不安定になるため、睡眠の質が下がってしまうでしょう。普段私たちの脳では、交感神経(興奮)と副交感神経(休息)がバランスを保ちながら働いています。日中は交感神経が優位となり、夕方以降は副交感神経が優位になります。ところが、脳がストレスを感じると2つの神経バランスが乱れ、夜になっても体が興奮・覚醒状態になってしまうのです。

体は疲れているのに頭は冴えわたっているという、ちぐはぐな状態になり、長時間睡眠をとっても熟睡感がなく疲れが残ります。夜中に何度も目が覚めてしまったり、目を閉じてもなかなか寝付けなかったりするなど、睡眠トラブルが生じてしまうでしょう。

参考:働く女性の健康応援サイト「睡眠とストレスの関係」

早起きの習慣で得られるメリット

ここでは、早起きの習慣で得られるメリットについてご紹介します。早起きは三文の得という言葉がありますよね。早起きは私たちに時間的余裕だけではなく、精神的余裕や身体へのポジティブな影響を与えてくれるのです。

1.生活リズムが整う

早起きをすることで生活リズムが整い、規則正しい生活を送れます。私たちの体には日々の暮らしの中で「朝起きる・食事をする・休憩する・夜眠る」のようなバイオリズムが出来上がっており、このリズムに沿って生活することで体の負担が軽減されます。

毎日同じ時間に眠って起きられれば、朝から思考も働き身体的なストレスのない通勤・通学が可能です。日中もぼんやりすることが減り、ベストパフォーマンスを発揮しやすくなります。食欲も食事のタイミングで湧くようになり、体に無理のない生活が実現できるでしょう。

2.自己肯定感がアップする

毎日朝早く起きる習慣を取り入れると、達成感や充実感が芽生え自己肯定感がアップします。朝早く起きるためには気合いや根性だけでは難しく、意識して生活習慣を変えたり暮らしの中に工夫を取り入れたりする必要があります。

習慣を継続するためには努力が求められるため、継続できることで自分への自信につながるのです。成功体験を積み重ねるごとに心にも余裕ができてくるため、早起き以外の物事にも挑戦するモチベーションが湧いてくるでしょう。

3.時間を有効活用できる

朝早く起きることは、一日の活動時間を増やすことでもあります。例えば普段より1時間早起きできれば、1時間の自由時間ができますよね。資格勉強をしてもよし、ヨガやストレッチで体をリラックスさせるのもよし。読書のような趣味の時間にもできます。

何より、朝の忙しい時間帯に精神的・時間的に余裕ができることでストレスが大きく軽減されます。普段よりも時間を気にせずにゆっくりシャワーを浴びられたり、慌てずに朝食を食べられたりすることで、充実感に満ちた一日のスタートを切れるでしょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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