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すぐイライラする…イライラが止まらない…
子どものちょっとした態度にイライラする、部下のミスにイライラする、上司にイライラする、パートナーにイライラする……こんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
イライラすると他人に攻撃的になってしまいますし、精神衛生上もよくありません。イライラする自分にイライラしてしまう悪循環に陥ることも。
今回はイライラする原因をつきとめ、解消できる方法を紹介します。
意味もなくイライラするのは、何が原因?
意味もなくイライラする原因は何でしょうか。例えば、時間にとらわれてしまっている、金銭的に余裕がなく心に余裕がない、ストレスが溜まっている、ホルモンバランスが乱れている、精神疾患を抱えている、自分の時間が取れないなどが挙げられます。
他にも人間関係でストレスを感じていたり、思ったように物事が進まなかったり、さまざまな原因が考えられます。漠然とイライラするだけで、解消法を知らない人も多いでしょう。以下にそれぞれの例を詳しく説明します。
イライラが止まらない主な原因とは
イライラすることが止まらないのは、主に「余裕がない」のが原因です。精神的余裕、時間的余裕、金銭的余裕など理由はさまざまですが、自分自身に余裕がないと、反動でイライラすることが多くなってしまいます。
また、適切なイライラ解消法を知らないことも、イライラが止まらない原因になり得ます。ここではまず、イライラが止まらない原因を6つ紹介します。
1.時間にとらわれてしまっている
時間的に余裕がないと、イライラすることが増えてしまいがちです。例えば、次のミーティングが差し迫っているのに、現在進行中のミーティングが終わる気配がないと、イライラする原因になってしまいます。時間に余裕がないときに頼み事をされた場合も、イライラすることが多いでしょう。
こういった場合は、いったん一呼吸置いて、後述するイライラ解消法を試してみてください。
2.金銭的に余裕がなく、心に余裕がない
金銭的に余裕がないと、イライラすることが多くなりますよね。金銭面の安定は心の余裕を生みます。節約が好きな人もいるかもしれませんが、過度に財布のひもを締めるとイライラしかねません。退職や失職で「来月食べていけるかわからない」場合も、イライラすることの原因になりがちです。
こういった場合のイライラは、金銭的に余裕を持てるよう、転職や副業を始めることが解消法として考えられます。
3.ストレスが溜まっている
ストレスはイライラすることの最も大きな原因と言えるでしょう。精神的に負荷がかかっている状態でいると、イライラすることも増えてしまいます。身近なストレスをストレスではないと思い込まず、ストレス源ときちんと向き合うことも大切です。
ストレス源がわかれば取り除くことが重要になりますし、自己管理能力を高めるといった点でも、どういうときにストレスを感じるのか、意識してみるのもイライラ解消には大切です。
4.ホルモンバランスが乱れている
ホルモンバランスが乱れていると、イライラすることが多くなります。特に女性の場合、生理周期によってホルモンバランスが乱れることが多いので注意が必要です。
生理前後にイライラすることがあまりに多い場合は、PMS(月経前症候群)を疑ってもよいでしょう。そのような場合は、婦人科に相談することをおすすめします。女性の生理周期の悩みでイライラする人は、後述するアロマオイルやハーブティーがイライラ解消にはうってつけです。
5.精神疾患を抱えている
精神疾患を抱えている場合も、イライラすることがあります。イライラしたり、怒りっぽくなったりする場合は、うつ病や双極性障害(躁うつ病)、統合失調症、PMS/PMDD、不眠症、強迫性障害などの病気が考えられます。
こういった病気を既に自覚している人は、医師の指導に従って対処しましょう。
6.自分の時間が取れない
子育てや仕事で、自分の時間が取れないとイライラすることが多くなります。また、ストレス解消のための時間が取れないとイライラする人もいます。
こういったときにパートナーや子どもに当たってしまい、罪悪感にかられる人もいるでしょう。自分の時間をしっかり確保することは、イライラを解消するためにも非常に重要です。
ストレスにつながる…イライラが抑えられない時は…?
イライラしてしまうことはまだしも、イライラする自分にイライラする、他人に当たってしまうなど、イライラすることによって好ましくない結果が生まれがちです。そして、イライラがつのるとストレスが溜まり、悪循環に陥ってしまいます。ストレスを溜めると健康にもよくありません。
イライラが抑えられないときはどうすればいいのでしょうか。イライラが抑えられないときは、イライラ解消法を選択肢として持っておくと安心できます。