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ネガティブになってしまう自分を好きになれない…
嫌なことやつらいことがあるとネガティブになってしまいますよね。悲しくなったり不安になったりして、仕事やプライベートに影響が出ることもあります。ネガティブになると自己嫌悪に陥ってしまい自分を責めてしまうこともあるでしょう。そんな自分を好きになれず、さらにネガティブになってしまうこともあります。
自分が悪くないことでも自分のせいにしてしまったり、他人からの心ない言葉を強く受け止めてしまうと、自己嫌悪から抜け出せなくなります。自己嫌悪になるのはよくない、自分をもっと好きになりたいと思っても簡単には変えられないつらさもあるのです。
自己嫌悪の意味とは?
自己嫌悪とは、文字通り自分のことが嫌いという気持ちを表しています。理想と現実の自分が違っていたり、他人と自分を比較して劣っていると感じたりすると、自分を責めてしまい自己嫌悪に陥ります。仕仕事が思い通りにいかない、誰からも褒められない状況が長く続くと、自己嫌悪することが多くなるでしょう。
自己嫌悪はさまざまな影響を及ぼします。仕事の集中力や生産性を下げてしまい、結果が出なくなったりミスが増えたりします。食欲が湧かなくなったり不眠になったりして、健康状態も悪化し生活に支障をきたすことも。ネガティブな発言が多く、表情も暗くなってしまうので、周囲の人を心配させたり、気を遣わせたりすることもあるのです。
自己嫌悪を一度してしまうと自分を責めるのが癖のようになってしまい、なかなか抜け出せなくなります。自分が嫌いな自分を受け入れられず、自己嫌悪の悪循環に陥るきっかけになるのです。
出典:マイナビウーマン 自己嫌悪の意味って? 自分が嫌いな人の心理と克服法
いくつ当てはまる?自己嫌悪に陥りやすい人の特徴
あなたが持つ性格や価値観が、自己嫌悪に陥りやすい特徴に当てはまることがあります。性格に良し悪しはないですし、自己嫌悪に陥りやすいからといって自分を責める必要はありません。しかし、自己嫌悪に陥ってしまうと、つらく苦しいのは事実です。
ここでは自己嫌悪に陥りやすい人の特徴を4つ紹介します。自分にいくつ当てはまるか、自己嫌悪に陥りやすい特徴を持っているか確認しましょう。
1.人の顔色を伺ってしまう
同僚や友達の顔色を伺ってしまうことはありますよね。たまに伺うくらいならよいですが、常に気にしてしまう人は自己嫌悪しやすいです。
自己嫌悪に陥ってしまう人は、自分がやっていることが変ではないか、恥ずかしいことをしてないか気になります。自分の発言や行動が相手に迷惑がかかっていないか、嫌な思いをさせていないか常に意識してしまうのです。
優しい人や気遣いができる人は自分がしたことに罪悪感を感じやすく、自己嫌悪に陥ってしまいやすいです。
2.完璧主義者
完璧主義とは、物事を完璧にこなさないと気が済まないことを言います。しかし、物事を完璧にこなせる人はほとんどいないですよね。
完璧主義者は真面目で責任感の強い人が多く、些細なミスや効率的に行動できないのを許せません。自分に課した目標を完璧に達成できないと、自己否定的な考えに陥り、責めてしまいます。自分は能力が低い、才能がないなどと考えてしまい自己嫌悪に陥ってしまうのです。
3.周囲の人と比べてしまう
自分と周囲の人を比べてしまう人は自己嫌悪に陥りやすいです。仕事の業績や給料は数字で表され、自分と他人の差を簡単に比較できてしまいます。また、職場の同僚が手際よく仕事をしていたり、周囲の人から信頼されていたりすると、自分はあの人より劣っていると感じやすいのです。劣等感は自己肯定感を下げ、自己嫌悪してしまいます。
最近ではSNSでプライベートの充実さを比較してしまう人が多いです。自分と他人の生活レベルを比べて嫉妬したり劣等感を抱いたりして、自己嫌悪に陥ってしまうのです。
4.プライドが高い
理想が高く負けず嫌いな人は、自己嫌悪に陥りやすいです。負けず嫌いが悪いわけではありません。モチベーションを高められれば、成功する可能性もあるでしょう。しかし、失敗したときにひどく落ち込んでしまいやすいのです。失敗した自分を受け入れられずに自己否定してしまいます。
周囲の人の見栄を張ったり、周囲の助言を受け入れられなかったりするので、孤立することもあります。誰からも認められなくなるとプライドが傷つき、自己肯定感が下がってしまうのです。
自己嫌悪に陥る4つの原因
自己嫌悪に陥る原因は性格だけではありません。理想と現実にギャップが生じたり、自己否定や自己肯定感の低下したりして劣等感を抱くきっかけがあり、自己嫌悪に陥ってしまうのです。また、これまでの経験や環境が、自己嫌悪に陥る原因になることも少なくありません。
ここでは自己嫌悪に陥る4つの原因を紹介します。自分に当てはまる原因がないか考えてみてください。
1.大きな失敗やミスをしたことがある
過去に大きな失敗やミスをした経験は、トラウマとなり自己嫌悪に陥る原因になります。新しい挑戦や慣れない仕事をするときに、過去の失敗を思い出し萎縮してしまうのです。自分の能力を過小評価し、自己否定してしまいます。
萎縮していると視野が狭くなり、小さなミスを引き起こすことがあります。またミスを繰り返したことで、余計に自己嫌悪に陥ってしまうのです。
2.周囲に優秀な人が多い
周囲に優秀な人が多いと、自分の能力と比較してしまい自己評価が下がります。自己嫌悪に陥りやすい人は、周りと比べてしまう特徴があり、劣等感を抱きやすいです。優秀な人の実績や給料を目の当たりにし、自分との差を感じてしまいます。優秀な人の言動がプレッシャーになることもあります。その場にいるだけで自己否定的な考えになり、自己嫌悪に陥ってしまう原因になるのです。
3.人に褒められた経験が少ない
人に褒められた経験が少ないと、自己肯定感が下がってしまい自己嫌悪に陥ってしまう原因になります。頑張っても報われないと感じたり、自分は才能がない人間なんだと自己否定的な考えになったりします。承認欲求が満たされず、誰にも求められていないと解釈してしまうのです。人から必要とされないと考えてしまうと自分を責めてしまい、自己嫌悪の悪循環に陥ってしまうのです。
4.コンプレックスを抱える出来事を経験している
大きなコンプレックスを抱える出来事は、自己嫌悪に陥ってしまう原因になります。誰でも何かしらのコンプレックスを抱えていますよね。しかし、コンプレックスが大きすぎたり気にしすぎたりすると、自己肯定感が下がってしまい自分を受け入れられなくなってしまうのです。コンプレックスを気にしすぎていることも自分を責めてしまう原因になり、余計に自己嫌悪に陥ってしまいます。
自己嫌悪に陥る性格を治したい!
自己嫌悪に陥ってしまうと、つらく苦しいですよね。何をやってもうまくいかないと思い込んだり、自分のことを責めたりすると、仕事やプライベートでやる気が起きなくなることもあるでしょう。周囲の人との比較や完璧主義的な行動は、普通に過ごしているだけでも疲れてしまいます。
自己嫌悪に陥る性格を治して、もっと楽しく人生を過ごしたいですよね。自己嫌悪に陥る性格を治せば、仕事やプライベートもはかどり、心が疲れてしまうことも減ります。自己嫌悪に陥る特徴と原因を理解すれば、自己嫌悪を改善する方法は見つかるのです。