仕事が辛い時のリフレッシュ方法7選|仕事が辛い・苦しい主な理由は?

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仕事が辛い…仕事が苦しい…

仕事が辛いと感じる社会人は思っている以上にたくさんいます。厚生労働省「令和2年 労働安全衛生調査」によると、54.2%の人が現在の仕事や職業生活に強いストレスや不安を感じていることがわかりました。

自分だけが辛いと感じがちですが、仕事で悩んでいる人は意外と身近にいるかもしれません。

仕事が辛いと感じる原因やストレスを軽減するための方法、ストレス解消のためにやらない方がいいことを知り、少しでも辛い気持ちを取り除けるよう一緒に目指しましょう。

参照:厚生労働省「令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況」

仕事が辛い・苦しい主な理由とは?

1日のほとんどを費やす仕事を辛いと感じてしまうと、毎日が憂鬱に感じて、メンタルヘルスに悪影響を及ぼします。

仕事が辛い原因は何なのかを把握し、深刻な状態になる前に対処することが大切です。原因がわかれば、辛い気持ちを軽減するための具体的な対処方法が見えてくるでしょう。

もしかしたら、今の職場で改善できることがあるかもしれません。転職を視野に入れるときも、職場選びで何を注意すればいいかがわかります。

ここでは、よく挙げられる仕事に関する悩みを紹介します。

1.職場の人間関係が悪い

職場をめぐる人間関係のトラブルは多岐にわたります。

明らかな悪意がある場合や、悪気はなくても人をイライラさせる言動をする人がまわりにいる場合は、仕事が辛いと感じますよね。上下関係が厳しかったり、社員同士の仲が悪かったりするなど、良好なコミュニケーションを取りにくい環境だと疑問点をすぐに解消しづらく、業務でトラブルを招いてしまう可能性が高くなります。

日本労働調査組合によると、社会人の約7割が職場の人間関係が原因で退社・転職を考えたという結果がでています。職場の人間関係が悪いことは珍しくはないのです。とはいえ、人間関係がギスギスした環境で働くのは辛いですよね。

参照:日本労働調査組合「【日労公式】ブラック企業辞めたい。約7割が退職を検討。「ブラック企業に関する労働調査」」

2.ハラスメントに悩んでいる

実用日本語表現辞典では、ハラスメントを「弱い立場の相手に嫌がらせをする行為」と定義しています。

職場におけるハラスメントは、上司が立場の優位性を利用して部下に嫌がらせをする行為があります。「パワハラ」ともいわれ、暴力や暴言、無視により疎外感や不快感を与えるのです。他にも性的な嫌がらせのセクハラ、妊娠に関するマタハラ、育児休暇取得や育児のための時短勤務へのパタハラもハラスメントの1つです。

参照:weblio辞典「実用日本語表現辞典」

3.待遇面に不満・不安がある

どれだけ頑張っても、給与が上がらないと仕事へのモチベーションの維持が難しいですよね。企業によっては、仕事ができても上司に気に入られないと昇給させてもらえなかったり、昇進できなかったりするケースがあります。

本来であれば、真面目に仕事をして会社のために貢献している人材が優遇されるべきですが、必ずしも勤勉さが有利に働くとは限らないのです。

有給休暇を取得できない企業も中にはあります。仕事中心の生活で、家族との時間やプライベートが充実しないと、仕事にも精が出にくいですよね。

4.残業が多い・仕事量が多い

特に、中小企業は少数精鋭のため、一人ひとりが負担する仕事量が多くなります。仕事を回すために残業が必須になるのも珍しくありません。しかし、残業が多いと十分な休息が取れず、日中感じているストレスを解消しにくくなります。

少ない人数で仕事を回している企業では、本業以外の雑務もこなすケースが多いです。そのため、マルチタスクが苦手な人は、仕事がかなりストレスに感じてしまいます。

ストレスや辛さで潰れる前に、自分をリセットしよう

仕事が辛いと感じたら、早めの対処が大切です。何も対処しないと、積み重なったストレスや辛さで、精神的にも身体的にもダメージが大きくなります。また、回復までに時間がかかる可能性もあります。

何が原因で仕事が辛いと感じているのか、自分とよく向き合ってみましょう。原因がわかったところで、自分で改善できそうなポイントを洗い出し、無理がない程度に実践するのもおすすめです。

現職にとどまるにしても、新天地で頑張る決意をするにしても、まずは仕事が辛いと感じる原因や状況を把握して、今の状態をリセットできるよう対処していきましょう。

 

Mizuki Hasegawa

Mizuki Hasegawa

1997年生まれ。家庭環境や12歳の頃にメルボルンに移住したことがきっかけでアイデンティティ形成に苦しむ。現在は「自分らしく生きる」をモットーに型にとらわれない暮らし方を実践している。

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