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将来、何の仕事がしたいんだろう?何のために生きているのだろう?
代り映えのない毎日を送っていると、何のために生きているのかわからなくなる瞬間がありませんか?
働くすべての人が、仕事にやりがいを感じているわけではありません。家事や育児に追われている人も、日々の「やらなくてはいけないこと」をこなす中でふと虚無感に襲われる時があるのではないでしょうか。
「何のために生きているのか」は、生きている限り永遠のテーマです。長い人生の中で、やりたいこと・なりたいものはどんどん変わっていくのは自然なこと。人生の目的を見つけるためには、今この瞬間の自分の心と向き合う必要があります。
今回は、何がしたいかわからない人の心理や、やりたいことを見つける方法などをご紹介します。今やりたいことが見つからなくても、焦る必要はありません。ゆっくりとマイペースに自分自身と向き合い、やっていてワクワクすることを探してみましょう。
人生、何がしたいかわからない…
多くの人が子供の頃、学校で「将来は何になりたいのか」と聞かれた経験があるでしょう。宇宙飛行士やサッカー選手、芸能人など、思い思いの夢を挙げたものの、大人になるにつれ当時の夢は失われがちです。
中には大人になっても子供の頃と同じ夢を追い続けている人もいます。また、大人になってから新しく描いた夢に向かって突き進んでいる人もいるでしょう。夢を叶えるためにがんばっている人を見ると「自分は何のために生きているんだろう」と考えさせられます。
心から「したいと思えること」があれば努力のしようもありますが、目標となる「夢・理想」が見つからないと行動を起こせません。やりたいことは探してすぐに見つかるものでもないので、モヤモヤした気持ちを抱えたまま同じ日々を繰り返してしまう人も多いでしょう。
何がしたいかわからない時の心理状態とは?
何がしたいかわからない時の心理はいくつか挙げられます。
- したいことはあるが、何から手を付ければいいのかわからない
- 何もしたいことがない
- いくつかしたいことはあるが、何が本当にやりたいのか決められない
上記3つで悩んでいる人は、したい気持ちと「手を付けられない自分」の板挟みになり、つらい気持ちになりがちです。
何がしたいかわからずに悩んでいる状態では、迷いなく人生を歩んでいるように見える人に劣等感を覚えます。がんばっている人が眩しく見えて、自分の中途半端な状態を隠したいと思う心理が強まります。時にはネガティブな気持ちが強まり、憎しみに変わる人もいるでしょう。
また、中には行動力を発揮することにトラウマを背負っている可能性もあります。がんばった結果で傷つくことを恐れ、挑戦意欲そのものをあえて押さえつけて、傷つかないようにしています。
何がしたらいいかわからない原因とは?
何がしたらいいかわからない人には原因があります。まずはなぜ夢や目標がわからないのか、自分の行動や心理を省みましょう。本当はやりたいことがあるのに、自分で願望に蓋をしてしまっている可能性もあります。本当はやりたいことがあるのに、自分で願望に蓋をしてしまっている可能性もあります。
何がしたらいいかわからない人にありがちな原因を6つご紹介します。闇雲に目標を探すのではなく、まずは心と向きあって「なぜ何がしたらいいかわからないのか」を分析しましょう。
1.動く前に「でも」「だって」と言ってしまう
何がしたらいいかわからない人は、物事を考える時に否定から入ってしまいがちです。「まずは挑戦してみる」という意識が乏しく、心配や不安が先回りして自らの可能性を狭める癖がついています。
心配性な性格は慎重と紙一重なので、一概に悪い点だとは言いきれません。しかしネガティブな考えや想像ばかりに気を取られ、選択肢を減らしてしまう人は、結局自分は何から手を付けるべきなのかさえも見失ってしまいます。
2.諦める・できない理由ばかり考えてしまう
諦める理由やできない理由を探すのは簡単です。お金、時間、やる気、自分より上の実力者の存在。どのような挑戦にも「言い訳の理由」は溢れるほどあります。何をしたらいいかわからない人は、できる理由よりできない理由に目が行ってしまいます。
ひとつ挑戦しようとしても「結局あの人には敵わないし」と最初から諦めたり「時間がないから継続できないだろう」と一歩目を踏み出すことすらしなかったり。安心してできることしか挑戦したくないと考えているので、なかなかスタートを切れません。
3.知識不足
挑戦する分野への知識が少ないと、最初の一歩目の踏み出し方がわからないまま足踏みしがちです。例えば「好きなアーティストの歌をカバーした動画を動画投稿サイトに投稿したい」と思っても、カラオケの音源を用意する方法がわからなければ何も進みません。
知識不足を解決するためには「自分で調べる・詳しい人に聞く」ことが必要です。しかし、調べ方すらわからなかったり、質問ができる人が身近にいなかったりするケースもあるでしょう。知らない分野をひとつずつ調べるのは根気のいる作業なので、さらに腰を重くします。