仕事を辞めたい時、見つめ直したい5つのこと|理由と原因を明確化しよう

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仕事を辞めたい…

仕事を辞めたいと思っている。仕事がつらくて続けられない。コロナ禍になった今、働き方を見直して、仕事を辞めようと思い始めた人もいるでしょう。

私たちの生活を維持するために、仕事は欠かせないものです。はじめはお金を稼ぐのが目的だったとしても、仕事を通してやりがい、生き方を考える人も少なくありません。

その中で、仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。この記事では、仕事を辞めたくなったらまず見直すべきこと、次のステップに進む方法を紹介します。

なぜ辞めたい?仕事を辞めたいと思った理由&原因

2019年にベースメントアップ株式会社が「仕事に関する退職についての調査」を実施したところ、社会人の74%が仕事を辞めたいと回答しました。

しかし、勢いに任せて辞めてしまうと後悔しかねません。仕事を辞めたくなったら理由や原因を考え、解決できないかを見直してみることが大切です。ここからは、仕事を辞めたいと思った理由と原因を紹介します。

参考:社会人は仕事で悩み続けている?社会人の74%が仕事を辞めたいと感じていることが判明!退職することへ踏み切れない理由は何なのか?

1.仕事がマンネリ化している

仕事がマンネリ化すると、やりがいや成長を感じられなくなります。やりがいや成長を感じられないと、仕事の意義を見失い、余計にモチベーションが下がってしまうでしょう。仕事がマンネリ化している場合は、まずは原因を考えることが大切です。

毎日の仕事が単調だったり、人間関係に刺激がなかったり、作業量が少なかったりなど、仕事のどの部分にマンネリ化を感じているか考えてみましょう。

2.上司と気が合わない

自分のやり方を押し付けてくる、自己中心的な言動により、上司と気が合わない場合があります。

気が合わない上司に合わせようとすると、ストレスを感じてしまいます。気が合わない上司には無理に合わせようとせず、適度な距離感を保つことが重要です。

3.ハラスメントがつらい

パワハラやセクハラなどが理由で、仕事を辞めたい人もいるでしょう。ハラスメントに悩んでいる場合は、信頼できる上司や同僚に相談することが大切です。

また、労働問題改善を目的にした窓口に相談することをおすすめします。「こころの耳」「あかるい職場応援団」などメンタルヘルスやパワハラを専門とする窓口があります。できるだけ多くの相談窓口を知っていると、自分の身を守れるでしょう。

参考:労働問題弁護士ナビ パワハラの無料相談窓口おすすめ6選|それぞれの特徴とパワハラ解決の為に出来ること

4.自分のやりたいことができない

自分のしたい仕事や業務ができないと、精神的なストレスになります。やりたいことが実現できるように行動するのが大切です。

やりたい仕事があれば、上司にできないか相談してみましょう。もしくは、部署異動を願い出る方法もあります。環境が変われば仕事内容も変わり、やりたいことにチャレンジできるかもしれません。

5.過重労働が続いている

過重労働は体調を崩す原因になります。体調を崩してしまっては、新しい仕事を始める活力も湧きません。

人によって過重労働の基準は異なりますが、ここでは法律で定められている労働時間を目安に考えてみましょう。労働基準法第32条では1日8時間、週40時間を超える労働は原則禁止とされています。同法第35条では、週に1回の休日もしくは、4週間を通じて4日以上の休日を与えることを義務付けています。

これらの基準を元に、今の仕事が過重労働か判断すると良いでしょう。

参考:ベリーベスト法律事務所 長時間労働がつらい、会社を辞めたい。退職を考えたら知っておきたいこと

理由と原因を明確化して、自分のやりたい仕事を探そう

自分のやりたい仕事を見つけるためには、仕事を辞めたい理由と原因を把握することが大切です。今の仕事を辞めたい理由や原因がわからなければ、同じような状態を次の職場でも繰り返してしまうからです。

そもそも、自分のやりたい仕事がわからない人もいるでしょう。そのような場合は、自己分析が大切です。自己分析をして自分の強み、得意・不得意を見つめ直し、自分が活躍できる分野を考えてみましょう。

また、将来のビジョンを考えることもやりたい仕事を見つけるために役立ちます。3年後、5年後、10年後どうなっていたいか想像して、ビジョンから逆算すると今やるべきことが見えてきます。

 

八巻美穂

八巻美穂

1998年生まれ。フリーライター。新卒で学習塾に入社するものの、適応障害で退社。不眠症や言語障害も経験。自身の経験も踏まえ、読者に寄り添った記事を心がける。

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