3.個性として受け入れる

例えば、歴史上に名の残る名画、著書、システム。これらを作り出した人たちは、全員が自己肯定感の高い人たちだったでしょうか。答えはNOです。自己否定感が強いつらさを知っているからこそ、暗く美しい芸術品が生まれることもあります。心配性で神経質だったからこそ、便利なシステムも生まれます。

つまりは「自己否定感が強い」ことは「性格・個性」そのものです。明るく賑やかな人がいるように、静かに自分の世界を守りたいという人もいます。自己否定感を無理に改善しようと頑張るのではなく、個性として受け入れ上手に付き合っていくことも、1つの選択です。

4.ポジティブな発言を心がける

自己否定感が強いと、ついついネガティブな言葉を口から出してしまいがちです。この発言を意識的に「ポジティブな発言」に変えていきましょう。ネガティブなことを思っても口には出さず、実際の発言では「できる」「やってみよう」などポジティブな言葉だけにするのです。

言葉には「人を動かす力」があります。発言した言葉の内容次第で、考え方や行動は変わります。言霊の力をうまく使い、自らの心のコントロールを始めましょう。

5.毎日、楽しかったことを日記に残す

自己否定感を強く感じて過ごしていても「楽しいことや心が動かされたことが1つも無い日」は、あまり無いのではないでしょうか。どんな小さな出来事でもいいので、その日にあった楽しかったことを日記に書き始めてみましょう。

日記には、毎日のノルマなどは必要ありません。1度に書く長さの規定も作らなくて構いません。大切なのは、あなたが1番書きやすいタイプの日記であることです。嬉しかったことを書き始めると、普段はすぐ忘れていた「日常からのポジティブなメッセージ」に目を向けやすくなります。

「日々は悪いことばかりではないんだな」と気付けるきっかけとして、大いに役立ってくれます。そこから生まれる心の余裕こそが、自己否定感の払拭に繋がるのです。

6.セルフコンパッションを身につける

セルフコンパッションとは、元は仏教の概念です。意味は「自分を思いやる」。自分を受け入れる気持ちとは別に、思いやる・愛する気持ちも取り入れていきましょう。

例えば「もっと頑張らなきゃ」と追い込むのではなく「これだけ頑張ったから、今日は少し自分にご褒美をあげよう」のような、意識の切り替えが大切です。自分を労り、疲分に慈悲(コンパッション)を与えるのです。

自己を責めるのではなく、許す。嫌いになるのではなく、愛する。その意識と習慣の積み重ねは、自己否定感を払拭するための大きな力になってくれます。

7.自分の長所に目を向ける

人間は、誰しも短所と長所を持っています。そしてその多くは表裏一体です。自分の悪い面ばかりに目を向けるのではなく、良い面にスポットを当てて自己肯定感を高めていきましょう。

例を挙げると、臆病という短所は慎重という長所になります。ナイーブな人は、傷ついた人の気持ちに寄り添える優しさを持ちます。なにかを失敗した落ち込みから自己否定を感じている人は、同時に「成功のために必要な失敗を他の人より多く知っている人」です。

自分の個性の良い面を伸ばせるように、性格を否定するのではなく肯定してあげましょう。無理に別人のように変わろうとする必要はありません。ありのままのあなたのまま、考え方だけを少しずつ変えるように意識してみましょう。

自己否定感から解放されて、新しい自分になろう

今回は、自己否定感の原因や対処法をご紹介しました。自己否定感を感じてしまう自分も「本当の自分」です。それらを否定せず受け入れ、優しく変化に導いていくことが改善には重要です。

自己否定感から解放されてくると、見える世界が変わってきます。この世界は本当は、美しいものやチャンスで溢れているのです。そこに自己否定という名のネガティブなフィルターをかけてしまっているだけで、本来の世界の在り方は変わっていません。

ぜひ少しずつ、自分のペースで自己否定感を払拭してみましょう。あなたが自己否定の苦しみから抜け出し、世界が輝いて見えるようになる日を心から願っています。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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