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夜、急に孤独感や不安感に襲われる…
「どうしようもなく気分が落ち込む」
「不安感がつきまとい、心が病んでいると感じる」
「急に孤独感に襲われてどうしようもなくなる」
もしこのような気持ちを感じているとしたら、心の病気の一歩手前かもしれません。
近年、日本では心の病気は増加傾向にあります。「心の病気が増えている」ということは、予備軍である「病んでいる」人も増えているのです。
心が病んでいると、何に対してもネガティブに考えてしまう、少しのことで不安を感じやすくなる、被害妄想が激しくなるなど症状が現れます。人は誰しも落ち込んだり、病んだりする時はあります。けれど、なるべく早く対処して、また元気に過ごすことができたらいいですよね。
この記事では、そんな落ち込んだ時や病んだ時の対処法を紹介します。
参照:ホウカンジョブ「平成29年患者調査にみる精神疾患総患者数推移と精神科訪問看護の重要性」
【原因別】落ち込んだ時や病んだ時の対処法
落ち込んだ時や病んだ時に、うまくリフレッシュしたり、回復したりする方法が知りたい人に向けて、人間関係・仕事・恋愛の大きく3つに分けて対処法を紹介します。
落ち込む原因は人それぞれです。完璧主義で少しの失敗も許せない人、他人の目が気になり自分を抑えこんでしまう人、プライドが高く少しでも理想に届かないと落ち込んでしまう人など、いろんなタイプがいるでしょう。
少しでも心に不調を感じたら、放っておかずに自分で対処できる方法を知っておくと安心です。不調をそのままにしてストレスを溜め込み、重症化してしまう前に対処できる術を身につけておきましょう。
落ち込んだ時や病んだ時の対処法〜人間関係が原因の場合〜
1つめに、人間関係が原因で落ち込んだり、病んだりしてしまう時の対処法をご紹介します。
仕事を辞める理由の上位に「人間関係」があるほど、人との関係性は私たちの悩みの種です。例えば、お局さんとの関係に悩んでいる、ママ友とトラブルになった、義両親との関係がうまくいっていないなど、人間関係の悩みは身のまわりにたくさんあります。人間関係は大きなストレスのもとになりやすいのです。
「人間関係で疲れたな」と思った時の対処法を見ていきましょう。
1.距離を置いて、少し一人の時間を作る
人間関係に悩んだり、疲れたりした時は、意識的に他人から離れて一人の時間を作るようにしましょう。
特に、まわりに気を使う、他人と自分を比べてしまいがちな人は、一人の時間が必要です。人と一緒にいると、その人が何を考えているのか気になったり、無理に合わせようとしてしまったりします。そんなことを続けていると当然疲れてしまうので、時には一人になって、冷静に振り返る時間を持つのも大事です。
休日に友達と遊ぶのも楽しいですが、時には一人でゆっくりする時間を持ってみてくださいね。
2.家で静かに読書や映画鑑賞をする
落ち込んだ時は、家でゆっくり読書をしたり、映画鑑賞したりするのもおすすめです。
特に、感動系の映画を見て泣くのもいいでしょう。泣くことにはリラックス効果があります。日頃溜め込んでいた負の感情を、泣いて外に出すとストレス解消になります。
また、イギリス・サセックス大学の研究によると、読書はストレスを68%解消してくれます。夢中になれる本や物語に没頭することで、日常の悩みやストレスから逃れられるのです。
参照:The Telegraph “Reading ‘can help reduce stress’”
3.一人で日帰り旅行に出かける
病んでいる時こそ、自分にたっぷり癒しを与えましょう。一人で日帰り旅行もおすすめです。
ストレスまみれで忙しい日常から離れて、自然の中に行ったり、旅先でスパやエステを利用したりすると、心がフッと楽になりますよね。心が癒されると、自然と頭の中がクリアになって落ち着きます。
また、大自然の中に身を委ねて、何も考えずにぼーっとするのもいいでしょう。日頃、考えすぎてカチコチになってしまった頭をほぐしてくれますよ。