6.周囲の視線や意見を気にしすぎない

自分のことがわからなくなっているときは周囲を気にしすぎていることも。自分のことをより理解するためには、周囲の視線や意見を気にしすぎないことも重要です。

周囲の視線を気にして、自分の考えや意見を飲み込だり、相手へ伝えなかったりするのは「自分の本音」を見て見ぬふりをしているともいえます。自分の本音を尊重することも、自分の考えと向き合うことにつながり、自分がわからないという悩みの解消法になるのです。

7.自分にとって悪影響なものから離れる

自分の思いや行動を否定する人、本音を打ち明けられないような人、環境からは離れることも必要です。自分の意思で物事を決定できるような環境づくりを意識しましょう。

幼少期から親の過干渉により、自己決定力が不足している人は特に試してほしい方法です。親元から離れ、身の回りの小さなことから「自分で決める経験」を積み重ねていきましょう。自己決定の経験を積み重ねることが、自分を知るきっかけになるのです。

8.ネガティブな感情は夜のうちに捨てる

ネガティブな感情を吐き出す場所をあらかじめ用意しておくのもおすすめです。日中に感じたネガティブ感情を考えていると眠れなくなることもありますよね。心と体の健康には睡眠が不可欠です。

厚生労働省の調査によると、睡眠不足の解消は、日中の生産性の向上にもつながるとされています。

良質な睡眠時間を確保するために、思考の棚卸しを就寝前に実践してみてください。例えば、頭の中にある言葉を全て書き出す「エクスプレッシングライティング」という手段があります。心理学では筆記開示法とも呼びます。

寝る前に感情を紙に書くのを取り入れてみましょう。まずは5分間だけ集中して取り組んでみます。慣れてきたら20分程度が理想です。

紙に自分の思考を書き出すことでネガティブ感情を客観的に把握できます。自分の思考を客観的に把握することが自己理解につながるのです。

参考:厚生労働省「健康日本21(休養・こころの健康)」

参考:東洋経済ONLINE『「感情を紙に書く」習慣でストレスは減らせる』

9.自分の好きなことを突き詰めてみる

自分の趣味や特技、好きなことを追求する時間も自分を見つけるきっかけになり得ます。自分が好きなことをとことん突き詰めると心を満たす時間になるのです。

自分の好きなことやワクワクすることを見つけたら、好きなことを楽しむ時間を確保しましょう。好きなことを突き詰めていくうちに、新たな自分の一面を発見できることでしょう。

10.性格診断をしてみる

性格診断を利用し、自分自身を「見える化」するのも方法として挙げられます。自己理解を深めたいなら、診断結果をもとに自己を把握することも有効です。

アメリカのギャラップ社が開発した「ストレングスファインダー」は、ドン・クリフトン氏の「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」との考えに基づき開発された自身の強みを見つけるツールです。

診断結果から自分の強みを知り、資質をどう生かすか考えることが自己理解を深めることにつながるのです。

参考:STRENGTHSLABO「ストレングスファインダーとは」

11.自分にとって大切なものを書き出す

思考をアウトプットすると、自分自身への理解を深められます。紙にぜひ書き出してみてください。思考の棚卸しの方法として、マインドマップの作成があります。

マインドマップとは、頭の中に描いている情報を図式する方法です。私たちは常に、ひとつの出来事からあらゆる連想をしているといわれています。思い描いている連想を紙に書き出すことで、自分にとって大切なものを見つけるきっかけになるでしょう。

例えば、紙の中心に「自分のこと」と書きます。自分のことで連想したキーワードを周りへどんどん書き出していきましょう。自分の「したいこと」「仕事」「気になること」「欲しいもの」など、自分のことに関連するキーワードを思いつくまま紙に書き出します。書き出した「自分のこと」関連するキーワードをさらに細分化させ展開していきます。

最近はビジネスシーンでも、ブレーンストーミング内に用いられています。ブレーンストーミングとは、職場のチームや部署などの集団でアイディアを自由にシェアする方法です。

自由な発想でアイディアを生み出せるよう、ブレーンストーミングには4つのルールがあります。「発言時には否定しない」「思いついた言葉を自由に発言する」「アイディアをできるだけ多く出すことに注力する」「一つひとつのアイディアを連想してつなげていく」です。ブレーンストーミングで自由に出されたキーワードを整理していく際に、マインドマップを活用できるのです。

自分のことがわからないときにマインドマップを利用すれば、今の自分の頭の中を視覚化できます。仕事の場面に限らず、自分の思考傾向の把握のため、また自分にとって大切なものを見つけるために活用しましょう。

参考:Wondershare Edraw「マインドマップって何?脱・初心者ための入門知識」

参考:Wondershare Edraw「ブレーンストーミングについて-基本知識から進め方まで徹底解説」

自分がわからない状態から解放されて、自分らしい人生を!

この事では、自分がわからないと感じる心理と原因、そして自分のことがわからないという悩みから脱却するためにできる11の方法を紹介しました。自分が本当にしたいこと、本当に伝えたい思いをないがしろにする生活は、心にストレスを与えます。

自分がわからずに悩む日々はつらいですよね。自分自身を理解するためにできる11の方法を取り入れ、「自分がわからない」状態から自分自身を解放しましょう。

過去の経験や体験が自分を見失うきっかけとなり、誰しも起こり得ます。今の自分だからできていること、誰かの役に立てていることもあるでしょう。今すぐにありのままの自分を認めてあげられなくとも、少しずつ自己理解を深める時間を増やし、自分の本心に素直になれる生活を送りたいですよね。

自分がこれから先どうしていきたいのか、自分の本音や感情を受け入れ、自分らしい人生を送れることを願っています。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

清水真心

清水真心

フリーランスライター・メンタルトレーナー|音声配信でも活動。心理学卒、手帳とくま好き。元銀行員営業職。自身もうつ病、不安障害、パニック障害の発症経験がある。「穏やかな暮らしと心の伴走者」がモットー。

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