事前対策しよう!人間関係で疲れないための9つの方法

気にしすぎる性格でも自分なりに事前対策をすることで、人間関係で疲れないための工夫ができます。ストレスは日々少しずつ蓄積して、知らず知らずのうちに自分のこころに負担をかけていきます。

ある日突然限界を超えてしまうと「うつ状態」になってしまうこともありますので、日々コツコツと対策することが大切です。日々の生活のなかで細かい対策を積み重ねていくことで、ここの負担を軽減しましょう。

1.一定の距離を保って人と関わる

人間関係で重要なことは、「相手との距離感」です。近くても遠くても上手くいきません。非常に難しいことですが自分にとって心地よい距離感を掴みましょう。

距離が近い人からは少し離れて、距離が遠い人には少し近づく。相手との信頼関係にもよりますが、ある程度相手との信頼関係が築けるまでは、距離をとって様子をみてもよいでしょう。

2.苦手な相手とは表面上の付き合いにしてみる

生活するうえで、どうしても苦手な人とコミュニケーションをとらなければならない場面もあるでしょう。苦手な人とも上手くコミュニケーションしていくためには、必要最低限の関りにするとよいです。

職場であれば仕事以外でのコミュニケーションを無理にとる必要はありません。相手のためにという考えはやめましょう。自分自身が困らない必要最低限の付き合いで十分です。

3.自分のことに集中する

気にしすぎる性格の人はどうしても、周りの人に気をつかってしまいます。ついつい周りの目を気にして、なかなか自分のことに集中することができません。一日のなかで、少しでも良いので自分のことに集中する時間を作りましょう。

趣味のことや好きな音楽、映画など没頭できるものに集中する時間を持つことで、人間関係に疲れた気持ちをリフレッシュできます。

4.人の意見を受け入れすぎない・聞きすぎない

気にしすぎる性格の人は、どうしても人の意見を気にして受け入れてしまいがちです。自分の気持ちを優先するよりも、人の意見に合わせた方が、その場では円滑なコミュニケーションがとれるので良さそうに思えます。

しかし自分の気持ちを後回しにしているので、後からモヤモヤしたり、後悔したりすることも。人の意見を聞くことは良いですが参考にする程度で、あくまでも自分の意志で行動していきましょう。

5.気が合わない人とは距離を置く

人間関係ではどうしても気が合わない、波長が合わないということがあります。これは誰かが悪いということでは無く、相性というものです。気にしすぎる性格の人は、周りに気をつかうので、気が合わない人ともなんとか円滑なコミュニケーションをとろうと努力します。

しかしそれは自分の気持ちを抑えて相手に合わせることになり、疲れてしまいます。人間関係で重要な距離感ですが、あまり気が合わない人や苦手な人とは距離をとるようにしてください。とくに仕事上の付き合いという程度であれば無理に相手に合わせる必要はありません。仕事を進めるうえで困らない最低限のコミュニケーションで十分です。

6.相手を変えることはできない

「交流分析」という、人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法の理論を提唱したカナダの精神科医で心理学者だった、エリック・バーンの言葉に、「他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる」というものがあります。人間関係で疲れてしまう人が変えられるのは他人では無く自分自身なのです。

相手を変えようと考えてもさらに疲弊してしまいます。まずは自分自身の捉え方を変える気持ちを持ちましょう。

参考:「地球の名言」エリック・バーンの名言

7.職場での人間関係は、周囲の人に相談する

社会人であれば、職場での人間関係で悩むことが多いでしょう。1日8時間労働するとして1日の3分の1は仕事をしています。もちろん自分一人で進める仕事もあるでしょう。しかし仕事の多くは他の人とのコミュニケーションなしでは進めることができません。
コミュニケーションがあるところには、なにかしらの人間関係で悩むこともあるでしょう。気にしすぎる性格の人は人間関係で悩んだときに自分で抱え込んでしまうことがあります。自分が我慢すればいいと思ってしまうのです。

しかし、我慢が積み重なることで抱えきれなくなることも容易に想像できます。職場での人間関係で悩んだときには上司や同僚もしくは、職場以外でも信頼できる人に相談するとよいです。相談することで案外あっさりと解決してしまうことも多いのではないでしょうか。

8.無理に話そうとしすぎない

気にしすぎる性格の人は、周りの人に気をつかってしまうので自分が話したくない場面でも多少無理をしてでも話をしなければならないと考えてしまいます。しかし無理に自分から話をしなくても良いのです。無理をして自分から積極的に話をしなくても相手の話に相槌をうってよく聞くことで相手は気持ちよく話をすることができるでしょう。

口下手な人が無理に話をしようとして、疲れてしまうよりも聞き手に徹することも対策のひとつとして有効です。

9.定期的に一人の時間を作る

気にしすぎる性格の人は周りの人への気配りで疲れてしまうので、少しの時間でも一人になれる時間を作ることも疲れないための手段になります。仕事の合間に小休憩をとる際には一人でゆっくり過ごすのもよいでしょう。

Mentally編集部

「つらいがわかる。つらいがかわる。」をコンセプトに、メンタルヘルス・ウェルビーイングにまつわるコンテンツを発信するMentallyメディア編集部

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