「将来が不安…」漠然とした不安を取り除く5つの方法|不安の正体とは?

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将来が不安…今後の人生が不安…

将来が不安になったり、今後の人生を想像すると不安でたまらなくなったり……。漠然とした不安に悩まされている人は多いでしょう。生きていると、どうしても不安になることは多いですよね。コロナウイルスの蔓延により社会全体が混乱に陥ったり、自分は結婚できていないのに周りの人たちが次々と結婚したりと、不安になる要因は多くあります。

先回りの不安が長引くと過呼吸や、常に不安を抱える状態となり、パニック障害や不安障害を引き起こしやすくなります。そうなる前に早めの対処が望ましいです。

本記事では、漠然とした不安を取り除く方法を紹介します。自分の原因を知って適切な対処をしましょう。

参考:厚生労働省「パニック障害・不安障害」

漠然とした不安に襲われる…

寝る前に漠然とした不安に襲われることはありませんか。なんとなく将来が不安でしょうがなくなり、「これからどうしたらいいのだろう……」と考えてしまうこともあるでしょう。

人生には就職や受験などさまざまな選択肢があります。「どこの大学に行けば安定するのか」「希望の就職先に就くにはどうしたらいいのか」といった分岐点がたくさんあるのです。日常生活でも選択肢は多岐にわたり、安定した職に就いたとしても将来の進路が見えず、不安を抱えている人もいるでしょう。日ごろから不安を持ち続けていると、心身ともに影響が出てきます。

心理学で不安は「自己存在を脅かす可能性のある破局や危険を漠然と予想することに伴う不快な気分のこと」といわれています。不安は石器時代に自分自身の命を守るために、生まれているいわば危険から逃げるために発生していたセンサーのようなものです。

現在でも石器時代の名残で危険を避けるために、不安が生じています。何とか我慢して乗り越えとせず、原因を見極めて適切な対処を行うのが大切です。

参考:水戸心理・療育センター「不安についてーanxietyー」

将来が不安になる原因とは

漠然とした不安は、考えすぎると余計に不安が膨らみます。考えないように気を付けていても、どうしても不安になってしまうこともあるでしょう。すると、いつまでもぐるぐる考えてしまって迷路にはまることになります。

漠然とした不安の原因を4つ解説します。不安の原因がわかれば、対処する方法も見つかります。あなたに当てはまるものがないか考えてみましょう。

1.起きてないことを考えすぎてしまう

起きていないことを考えすぎて、不安になることはありませんか。「就職先でうまくいかなかったらどうしよう」「今後の人生で嫌なことがあるかも」と、まだ起きていない将来を考えすぎてしまう人も少なくありません。

面接に落ちたり、恋愛がうまくいかなかったり、人生の中で小さな出来事は誰にでも起こり得ます。「希望している企業に入れなかったらどうしよう」、「付き合っている彼氏に振られたらどうしよう」など、将来を悲観して考える回数が多くなると、どんどん大きな不安になるリスクもあるのです。

最悪の場合、不安に対処しきれなくてパニックをを起こしてしまうことも。考えすぎがメンタルの病気につながることもあるので、前もって対策したいところですね。

2.金銭的な不安がある

収入が不安定な職業に就いている人の多くは、今月はお金が足りるのか不安のなか生活しているでしょう。事実、日本のGDPも年々、下がっています。

終身雇用制がなくなりつつあり、「定年まで勤める」から「自分のキャリアは自分で作る」に変わりつつあります。そのため、今は正社員でも、終身雇用制度がなくなったときの状況を考えて、不安になることもありますよね。

また、将来もらえる年金額が減るニュースを聞くと、誰でも漠然とした不安を抱いてしまうものです。終身雇用制度がなくなる可能性だったり年金が減る可能性だったり、社会的に先を見通せない状況がつづくと、金銭的な不安や漠然とした不安を持つことにつながります。

参考:内閣府「日本のGDPの推移(主要国の名目GDP、国別シェア)」

3.今の現状に満足していない

自分の思い描いた未来と、あまりにもかけ離れていると「自分は何者にもなれない存在なのかな」と思うこともあるでしょう。

目標のイメージとかけ離れていると、将来に不安を抱くのは当然です。例えば、今のキャリアに満足していなくて、どう進めば目標を達成できるかわからない状況だと解決策も見えないので、漠然とした不安を抱くでしょう。

4.仕事や結婚のことを考えすぎてしまう

理想のパートナーに出会えなかったり、仕事がうまくいっていなかったりすると、不安になるためつい考えすぎてしまいます。

周りが次々と結婚したり、昇進したりしていると不安になりますよね。周りが次のステップに進んでいるのがわかる結婚や昇進などの出来事が現実で起こると、自分は成し遂げられていない、と漠然とした不安につながることが多いです。

漠然とした不安の正体とは

漠然とした不安の正体は、安心と安定を求める気持ちです。心理学で不安は「自己存在を脅かす可能性のある破局や危険を漠然と予想することに伴う不快な気分のこと」だといわれています。そのため、不安の強い人は、より安心・安全に日々を過ごしたい保守的な思考が強いでしょう。

小さな不安が集まって、漠然と「どうしよう」と不安になっているのです。なにもかも完璧で、安心・安全になることはありません。存在しないものを追い求めるより、具体的な対策をして漠然とした不安を取り除くことが大切です。

ここからは、将来への不安・漠然とした不安を取り除く5つの方法を解説します。

 

杉本しほ

杉本しほ

1997年生まれ、兵庫県明石市出身。フリーのライター兼占い師。不安障害になった経験から、同じようなメンタルで悩んでいる人に寄り添える記事を書きたいと思っています。

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