やる気が起きない・やる気が出ない時に見つめ直すべき9つの生活習慣

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やる気が起きない。やる気が出ない。

いつもやる気が出ない、なんとなく無気力、体がだるくて起き上がれない、そんなお悩みありませんか。

やる気は、あるに越したことはありません。しかし、常に元気でやる気に満ち溢れている人なんて、まれです。やる気が出ない時もあるのは、人として自然なことです。

しかし、仕事に支障が出たり、一日中寝ていたり、家事がまったくできなかったりするのも困りますよね。本記事では、やる気が出ない原因、やる気が出ない人の特徴、そしてやる気を起こす方法までを解説します。やる気が出ない悩みを抱えているあなたの助けとなれば幸いです。

やる気が出ない時の主な原因とは?

では、やる気が出ない原因とは何でしょうか?一時的にやる気が起きない、あるいはやる気のない状態がずっと続いているなど、状態は人によってさまざまでしょう。

ここでは、やる気が出ない原因を5つ紹介します。あなたに当てはまるものがあるか、チェックしてみてくださいね。

1.精神的疲労

現代は、肉体的疲労よりも精神的疲労の方が溜まりやすい社会と言われています。仕事の内容が変化し、肉体労働よりも、パソコンを使った仕事や人間関係重視の仕事など、体よりも脳を酷使するため、精神的な疲労が溜まりやすいのです。

精神的な疲労は、自律神経を乱します。頭が常に緊張状態で、上手にリラックスできないでいると、物事に対するやる気を失ってしまうのです。

仕事や家事、勉強などやるべきことは頭ではわかっているのに、どうしてもやる気が出ず、取り組めない状況になってしまいます。

参照:大正製薬「精神疲労の原因は?疲れの正体を知って適切な対策を」

2.身体的疲労

仕事や家事で忙しく、休むひまもなく働いている、十分な睡眠時間が取れていないなど、身体的疲労が溜まっていると、何もかもやりたくないと思ってしまうのも無理はありません。ずっと寝ていたい、立ち上がることすらできないときもあるでしょう。

元気で健康な体があってこそ、人はやる気を持って行動できます。体が疲れを溜め込むと、物事に打ち込むエネルギーが枯渇してしまうのです。そのような場合は、とにかく休むことが大事です。

3.精神的ストレス

精神的なストレスも人のやる気を奪う原因となります。ストレスを抱えたままがんばりすぎてしまうと、ある日突然、あらゆることに対するやる気を失ってしまう「燃え尽き症候群」に陥ってしまう場合があります。

取り組んだ仕事の成果が出なかった、孤独なワンオペ育児など、精神的ストレスを抱えたままがんばりすぎてしまって、突然やる気の糸が切れてしまうことがあるのです。心の糸が切れてしまうと、回復させるのに時間がかかってしまうこともあります。

参照:All About 20th「頑張りすぎた……頑張る人が抱える「バーンアウト」のリスク」

4.不規則な生活習慣

健康な心と体を保つために、栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠は必要不可欠です。

お菓子やジャンクフードばかり食べていると栄養不足になります。栄養が足りていないとイライラしたり、脳がうまく働かなくなったりします。また、過度なダイエットや糖質制限も要注意です。脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足して、脳に十分な栄養がいかず、やる気が起きない原因になるのです。

睡眠が不足していても、体がしっかり休息できず、やる気の源となるエネルギーが不足してしまいます。

参照:うららか相談室「やる気が出ないのは病気?原因と7つの対処法」

5.ホルモンバランスの乱れ

アドレナリンやドーパミン、セロトニンといった神経伝達物質は、人の感情や行動に影響します。過度なストレスや疲労が原因で、これらのホルモンバランスが乱れると、心身にさまざまな悪影響が出ます。これらのホルモン分泌が足りていないことによって、無気力になってしまう場合もあるのです。

また、女性の場合、生理前や妊娠によってもホルモンバランスが乱れます。

ホルモンバランスを保つためにも、規則正しい生活や適切な食事、睡眠が重要だと言えるでしょう。

参照:神楽坂こころのクリニック「無気力な状態が続く…抜け出すヒントとは?」

 

あぬ

あぬ

フリーライター。ネガティブで自己肯定感が低いことが悩みだったが、インドで楽に生きる方法を見つける。電子書籍「どんなに自己肯定感が低くても生きやすくなるすごいインド思考術」ベストセラー1位獲得。

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