「泣きたいのに泣けないのはなぜ…?」心に従い、泣きたい時に泣く方法

ウェルビーイング

「泣きたいのに泣けない…」

子どもの頃は泣きたいときに泣けたのに、大人になるとうまく泣けなくなった。本当は泣きたいのに涙がでない。そんな悩みを抱えている人も少なくないでしょう。

大人になっても、子どものように泣きたくなることがたくさんあります。仕事がつらいとき、失恋をしたとき、イライラしたとき、親しい人に裏切られたとき、何もかもがうまくいかなくて投げ出したいとき……そんなときに上手に泣けたら、心もすっきりしそうですよね。

今回は、泣きたいのに泣けない原因や上手に泣くためのコツを紹介します。泣くことはけっして悪いことではありません。また、泣きたくなる原因は人それぞれ。大人も泣いていいんです。上手に泣いて自分の心をコントロールしましょう。

大人になって、泣きたいのに泣けないことが増えた

子どものころは周囲の評価を気にすることなく、喜怒哀楽を表現できていましたよね。しかし、大人になるにつれて、感情を抑制する必要がある場面に出合うことが増えていきます。感情を素直に表現してばかりでは、他人と良好な関係が築けません。

社会で生きていくために、感情をコントロールする術を少しずつ身につけていきます。すると、本当につらくて泣きたいと思ったときに泣けなくなってしまうのです。

大人になって泣きたいのに泣けなくなるのは、社会や集団に適応した結果です。他人と関わらずに生きてはいけないので、泣きたいのに泣けないのは「社会で生きる大人が必然的に抱く悩み」といえるでしょう。

泣きたいのに泣けない理由とは

泣きたいのに泣けないのには理由があります。もともと備わっている性格だったり、ストレスが関係していたりするでしょう。

そこで、泣きたいのに泣けない理由を4つ紹介します。自分がどのタイプに当てはまるのかをチェックしてみてください。なぜ泣けないのかがわかれば、上手く泣く方法も見つけやすくなります。まずは、自分の心の状態を客観的に分析するのが大切です。

1.感情を抑え続けていたら泣けなくなった

自分の感情を抑えがちな人は、泣きたいときに泣けなくなります。特に、子どもの頃あまり親に甘えられなかった人は、大人になっても感情を表に出すのが苦手です。感情は普段からある程度は表現しておかないと、いざという時になかなか外に出てきてくれません。

また、普段から人に怒れなかったり、気持ちをはっきり伝えるのが苦手だったりする人も感情を抑えがちです。「素直に感情を出したら、相手を不快にさせないか」と心配してしまう人も当てはまるでしょう。

2.「強くなくてはいけない」という概念に囚われている

普段の生活で、もしくは子どもの頃から「強くあるべき」という概念に囚われている人は、泣きたいときに泣くのが苦手になってしまいます。たとえば長男、長女で下の兄弟の面倒を見ていた場合、大人になっても弱い自分をなかなか見せられません。

また、会社で後輩や部下がいる場合、理想の中の強い自分に囚われがちです。「泣く=弱い」ではないとはわかっていても、心のどこかで「涙を流すなんて、弱い人間だからだ」と思い込んでいます。そして、自分がそのイメージに当てはまるのを恐れるのです。

3.周囲に迷惑をかけたくない

泣くこと自体は、他人に迷惑をかけません。しかし人前で泣くとなると話は別です。周りが見ている中で泣くと心配されたり、場合によっては煙たがられたりするでしょう。泣けない人の中には「迷惑をかけたくないから泣けない」と感じている人もいます。

心配されたい、注目をしてほしくて泣くわけではないのに「そう思われたくない」と勝手に意識してしまうのです。泣くタイミングや場所を考慮するのは、社会人としては正しい選択です。一方、会社に限らず、心を許して泣ける人がいない事実は泣きたい気持ちをさらに助長させるでしょう。

4.ストレスが溜まりすぎている

「泣く」という行為は、心のデトックスになります。私たちは強いストレスを感じると自律神経が乱れ、防衛本能として涙が流れます。しかし、ストレスや悲しさが強くなりすぎると、ネガティブな感情で機能しなくなることも。

その結果、涙を出すシステムが機能しなくなるケースもあるのです。泣きたいのに泣けない人は、限界寸前までストレスが溜まっている可能性があります。特に、泣いてもおかしくないタイミングなのに、上手く泣けなくなってきた人は要注意です。

参考:医療法人社団平成医会「「泣く」ことで得られる心身のメリット」

泣きたいときは泣いた方がいい

泣きたいときに泣いた方がいいのには医学的な理由があります。私たちはストレスを受けると、コルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌されます。コルチゾールは別名「ストレスホルモン」と呼ばれ、心身に悪影響を及ぼします。

涙はコルチゾールを低下させる作用があります。涙を流すとすっきりして、晴れやかな気持ちになるのです。泣きたいときに泣けない人は、ストレスを発散するチャンスを逃しているといえるでしょう。

また、体内の代謝に広く関わるマンガンが上昇すると人間は怒りやすくなります。泣く行為は余分なマンガンを体の外に出し、情緒を安定させる作用があるのです。

参考:医療法人社団平成医会「「泣く」ことで得られる心身のメリット」

METLOZAPP

METLOZAPP

フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

関連記事

特集記事

TOP