心に従い、泣きたい時に泣く方法

泣きたいときは泣いた方がいいとわかっていても、そう簡単には泣けないでしょう。そこで、泣きたいとき泣く方法を6つ紹介します。ポイントは「どうやって素直になるか」です。

素直になれないなら道具も使ってみましょう。素直に感情表現ができるためのきっかけは、すぐ近くにあるかもしれません。子どもの頃のように、感情を素直に表現できていた感覚を思い出しながら、心と向き合ってみましょう。

1.泣ける音楽を聴く

今の自分の心の状態に合った泣ける音楽を聴きいてみましょう。普段なら「泣かせようとしている歌詞が苦手」と思っていても、意外にも心に刺さる可能性があります。音楽は心を素直にするお手伝いをしてくれます。

人によって泣ける音楽は違うので、失恋ソングで泣けなかったら応援系ソング、と泣けそうな音楽を探してみましょう。逆に歌詞が気になって泣けない人は、歌の入らない楽器だけのインストゥルメンタル音楽がおすすめです。

2.感動する映画を見る

音楽と同じように「泣かせる系の作品が苦手」な人でも、1度は試してほしい方法です。スマホで「泣ける映画」と検索すると、多くの作品が紹介されています。

あまりピンと来なければ、泣いたことがある映画を改めて鑑賞するのもいいでしょう。また、泣きたいのに泣けないなら、映画は1人で見るのをおすすめします。周りの視線が無いほうが映画に没頭できるし、自分の心にも素直になれるからです。

3.ドキュメンタリーを見る

映画をおすすめしたものの、フィクションには感情移入できないタイプもいるでしょう。映画だと上手く泣けない人はドキュメンタリーも見てみましょう。

ノンフィクションであれば登場人物の気持ちをリアルに感じ、感性を刺激される可能性があります。特に夫婦や家族など人と人の絆を描いた作品がおすすめ。大切な人を思い浮かべながら、ドキュメンタリーの世界に浸りましょう。

4.ストレスを声に出す

泣きたいのに泣けない人は、日頃から大きなストレスを抱えがちです。ひとりで殻に閉じこもっていては、暗い気持ちも堂々巡りしてしまいます。自分が何にストレスを受けているのかを実際に言葉にしてみましょう。

誰かに聞いてもらう必要はありません。ただ本音を声に出すだけで、不思議と涙も出やすくなります。「本音を言うこと」は心を素直にさせます。つらいなら「つらい」と声に出してみましょう。

5.心を解放する

心身ともに休めない時期が続くと、泣きたくても涙を流すタイミングを逃してしまいます。1日でもいいのでしっかりと休日を設け、心を解放しましょう。

太陽を浴びながら散歩したり、ハーブティーを飲んだり、リラックス効果のあるアロマや入浴剤でゆっくりつかったりとリラックスできる時間を過ごしてください。

心と体の緊張がほぐれれば、泣きたいときに涙が出やすくなります。まずは、張り詰めた心身を緩める時間を取りましょう。

6.自分を許してあげる

泣きたくても泣かずにがんばった自分を褒めて、許してあげましょう。今日までよくがんばってきたね、あなたは悪くないよ、と優しい言葉をかけてあげるのです。まずは自分で自分を許すことが大切です。

泣きたいと思っている自分も、上手に泣けない自分も悪くはないのです。周りに本音を伝えられないのであれば、自分だけでも本音を理解してあげて、泣きたい気持ちを認め許してあげましょう。

涙と共に、悲しい気持ちやストレスも流してしまおう

今回は、泣きたいときに泣けない理由や上手に泣くための方法を紹介しました。泣くことは心のデトックスです。確かに、子どものように周りを気にせずに泣くと、迷惑がかかるかもしれません。だからこそ、1人で過ごしているときくらいは上手に泣いて心を楽にしてください。

上手に泣く方法を試し、涙と一緒に悲しい気持ちやストレスも流してしまいましょう。いつかまた笑顔になるためにも、泣きたいときに泣くことはとても重要です。

泣きたいほど悲しい気持ちは、誰しも経験するもの。涙を流すのは悪いことではありません。涙を流しセルフコントロールすることで、毎日を健やかに過ごしましょう。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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