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仕事に疲れすぎて、休日を潰してしまう…
一日の中で多くの割合を占める仕事。また、余裕のある生活を送るためには、一定の仕事時間が必要不可欠です。仕事はいきがいにもなるし、人生が豊かにもなります。仕事は生活を送るうえで欠かせないものの、ときには仕事で疲れてしまい、プライベートの時間を十分に確保できないこともあるでしょう。
仕事とプライベートをはっきり分けられれば、どちらも充実した時間になります。ただ、オンとオフの切り替えが大事だとわかっていても、仕事で疲れすぎて休日もプライベートも楽しめない人もいるでしょう。仕事で疲れすぎると、メリハリがなくなり「仕事のための休日」になってしまいます。
仕事をがんばるのは素晴らしいことですが、心身を壊してしまっては本末転倒です。今回は、仕事に疲れたときの対処法や疲れにくくするコツを紹介します。仕事は仕事、休日は休日と分けられるとどちらも充実するでしょう。
仕事に体力も精神力も使いすぎないで!
「休日はちゃんと休むべき」とはいっても、休むのにもエネルギーが必要です。そもそも、何をすれば心身が休まるかは人によって異なります。遊園地やショッピングなど人が多い場所で過ごすタイプもいれば、一人で静かに過ごすことで癒されるタイプもいます。休日の過ごし方は人それぞれで、方法や内容によって必要なエネルギーが変わってくるのです。
例えば、休日はひたすら寝るなら、あまりエネルギーを使わないかもしれません。しかし、外に出てアクティブに過ごしたい、読書やゲームなどを夜通しやりたい人は、休日に使うべきエネルギーを残す必要があります。
休日を楽しむのと寝て過ごすのは、似て非なるものです。心から楽しい、癒されると休日に思えてこそ、心身は癒されるのです。本当は休日はアクティブに過ごしたいのに、仕事をがんばりすぎてしまうと使うべき体力・精神力が枯渇しまいます。その結果、休日はただ寝るだけ(体力を回復するだけ)で終わってしまうことになるでしょう。
休日にしっかり休むためには、仕事で体力・精神力を使いすぎないことが大切です。休日に外食に行くのにも、ゆっくりお風呂につかってリラックスするのも、最低限のエネルギーは必要になります。休むための体力を失ってしまっては、休日は寝るだけであっという間に終わってしまいます。
心のSOSサインに気付こう!疲れた時の対処法
休日に寝てばかりの人はもちろん、空腹なのに食欲がわかなかったり、寝つきが悪くなったり、集中力や判断力が鈍ってきたりしたら心身がSOSを示しています。一度しっかり休憩時間を設けて、心と体をリセットさせましょう。
仕事で疲れたときの対処法を5つ紹介します。できることから試してみて、自分に合った方法を見つけてくださいね。ただ、紹介する方法を全て試す必要はありません。これらの方法を通して「自分が最も癒される過ごし方」を探しましょう。
1.有給を使用し、一日連絡も返さずゆっくり休む
人間は限界まで疲れてしまうと心も体も病んでしまいます。病んでしまう前に有給を使用し、心身を休めましょう。有給は労働基準法で定められた制度なので、日ごろ仕事を休めない人も活用しましょう。「ただ休むためだけ」に使っていいのです。
有給を使った休日では、仕事の連絡は確認しない・返さないことを徹底させるのがおすすめ。名ばかりの休日になると頭が休まりません。仕事を切り離し、100%自分のためだけに時間を使うよう心がけましょう。スマホの電源をオフにするのもおすすめです。
2.お風呂にゆっくり浸かる
お風呂にゆっくりつかり、体の芯から温まりましょう。疲労回復を期待できるアロマオイルを数滴垂らせば、ごほうびのようなバスタイムが楽しめます。肌の刺激が不安な場合は、ろうそくタイプのアロマポットであれば浴室でも使いやすいです。癒し効果のある入浴剤もぜひ活用しましょう。
ストレスや疲労回復におすすめのアロマは、ラベンダーやサンダルウッド、カモミールローマンです。特にラベンダーは、アロマの中でもメジャーな種類の1つです。手軽に購入できるので、ぜひ試してくださいね。
参考:わしお耳鼻咽喉科「心と体の疲れにおすすめのアロマオイル」
3.1時間でも自分の趣味のために時間を使う
休日の過ごし方は大事だとわかってはいても、そもそも休むこと自体が苦手な人もいるでしょう。そんな人は1時間だけでも構わないので、自分の趣味に使いましょう。映画鑑賞でもネットサーフィンでも、自分が楽しくリラックスできることをします。
肝心なのは「1時間だけでも仕事の意識をなくす」こと。しっかり脳を休めましょう。仕事と休日のスイッチを「オンオフに切り替える訓練」のつもりで始めてみてくださいね。趣味がない人は探す時間にしてもいいでしょう。
4.上司や友人に相談する
気分転換やリフレッシュの方法がわからない、何のやる気も出ない人は、上司や友人に相談しましょう。休日を楽しめず、ストレスを発散できないまま過ごしてしまう人は、心が悲鳴を上げているのかもしれません。
疲れやストレスをひとりで抱え込むと考えや価値観が偏りがち。信頼できる人に相談すると新たな視点に気づけるでしょう。人に話すことで頭の中も整理され、本当は何をしたいのか、休日をどう過ごしたいのかを知れるヒントを得られるかもしれませんよ。
5.美味しいご飯を食べる
くたくたに疲れるほど忙しいと、食事もおろそかになりがちです。一人暮らし、料理が苦手な人は、コンビニのお弁当やインスタント食品になることも多いでしょう。疲れを取るためには栄養バランスが整っていて、心からおいしい!と思える食事が大切です。
外出する気力すらわかない人は近所の店でも構わないので、外食にチャレンジしてみましょう。お金を出して、おいしくて栄養のあるものを食べれば心は元気になります。