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なぜか、頑張りたいのに頑張れない…これは甘え…?
頑張りたい気持ちはあるのに、実際に行動に起こせない。頑張ろうとしてもすぐに疲れてしまい、継続ができない。そんな状態に悩んでいる人は少なくないでしょう。なりたい自分の理想像はあるのに頑張れないと、自分を嫌いになってしまうことも。
まずお伝えしたいのは「頑張りたいと思えているのは素晴らしい」ということです。世の中には、できる限り頑張らずに楽をして生きていきたいと思っている人もいます。自分を奮い立たせて頑張ろうとしている人は、向上心があり輝いています。
だからこそ、理想と現実のギャップに悩んでしまうこともあるでしょう。今回は、頑張りたいのに頑張れない原因や、つらい毎日を変えるヒントをご紹介します。頑張るためのコツを学び、後悔のない毎日を送りましょう。
原因を探そう!頑張りたいのに頑張れない理由とは?
頑張りたいと思った時に行動できないと自己肯定感が下がり、つらい思いをします。「周りから、口先だけだと思われるかもしれない」「友達は頑張っているのに、どうして自分は頑張れないんだろう……」と、ネガティブな気持ちが増していきます。
しかし、頑張れない状態には理由があるものです。頑張りたいのに頑張れない原因を6つご紹介します。頑張れない原因がわかれば対策も立てやすくなるので、まずは自分の状態を正しく認識して改善につなげましょう。
1.無気力状態になっている
無気力状態とは、何かしらの行動を起こすための元気・活力が足りない状態を指します。勉強や仕事だけでなく、趣味や娯楽など楽しいことにさえ気力が湧きません。周りから見ると、ただ怠けているような印象を受ける可能性があります。
例えば、休日にやりたいことが沢山あるのに、動く気になれずベッドでごろごろして1日が終わってしまう。頑張らなきゃとは思っていても、暇つぶしをして時間が過ぎてしまう。自分の意志とは無関係に無意味な時間を過ごしてしまうのは、無気力状態と言えるでしょう。
2.頑張り方が分からない
仕事や勉強にやる気を無くしてしまうことは誰にでもあるでしょう。その度に「頑張るぞ」と自分を応援して、それぞれの方法でやる気を出そうとします。しかし中には「頑張るための心のスイッチ」の押し方がわからない人も。
今まで1つのことに必死になった経験がない人や、自分に自信がなくて最初から「できるわけない」と思い込んでいる人などが当てはまります。頑張ること自体に不慣れで、物事にのめり込みづらいタイプです。
3.何を頑張ればいいのか分からない
抱いている夢や理想が大きいほど、叶えるためのステップが必要です。叶えたい夢があったり、趣味や仕事を頑張りたいと思っていたりするのに行動できない人は「まず何から動きはじめればいいのか」がわからない可能性があります。
夢の実現に必要な細かなステップが、具体的にイメージできていません。漠然とした不安を抱えていて、最初の一歩が踏み出せない状態です。行動の順番を考える度に、何もない砂漠に放り出されたような気持ちになり、手を付けられずに茫然としてしまいます。
4.何のために頑張ればいいのか分からない
私たちは、何かしらの形で「努力が報われてほしい」と思って行動します。仕事であればお給料や昇進、評価、社会的地位などのためですし、勉強ならテストの成績や受験合格などが当てはまります。報われないとっているものに対しては、なかなか頑張れません。
一体自分が何のために頑張るのかを見失うと、頑張りたくても頑張れない状態になります。例えば、ある程度の収入だけで満足しているのに「給料が上がるから」と無理やり仕事を増やされたケースが当てはまります。
確かにお給料は上がるとはいえ、それなりのお給料で無理なく働きたい人にとっては「今までのままでよかったのに、何のためにこんなに頑張らなくてはいけないのか」という気持ちになるでしょう。
5.すでに頑張り過ぎている
普段から一生懸命に頑張っている人が、ある日突然やる気を失うことがあります。元もと頑張り屋な人や、完璧主義な人、自分に厳しい人がなりやすいタイプの無気力状態です。
知らず知らずのうちに心や体にストレスが蓄積し、限界を迎えています。「もっと頑張らなくては」と自分を奮い立たせようとしますが、すでに心身は限界なのでいうことを聞いてくれません。
6.頑張った先に何が待っているのか分からない
目的や夢がない状態では、努力を継続するのは難しいものです。例えば、ゴールの定められていないマラソンほどつらいものはないでしょう。マラソンは、走った先にゴールが待っていると分かっているから頑張れます。これがただ走らされているだけなら、つらくて途中で止まってしまいます。
現実でも「頑張った先のゴールが分からない」という状況では、いつしか心が折れてしまうでしょう。理想を叶えるためや幸福になるためではなく「頑張ること」が目的になると、精神的に疲れて無気力になりがちです。