ワークライフバランスを実現するために大切な7つのヒント

ここからは、理想のワークライフバランス実現のためのヒントを7つご紹介します。ワークライフバランスや自分のこれからの人生のあり方に迷いが生まれたら、パートナーや周囲の人に相談しながら、自分の理想をより具体的にイメージしていきましょう。

ワークライフバランスの見直しは1人だけで抱える課題ではありません。職場の先輩や同僚に相談しつつ、上司へ業務の改善策を提案するのも大切です。

1.仕事の効率化を図り、長時間労働を避けよう

仕事の効率化に力を入れることは、「時間的余裕」を生み出すきっかけとなり得ます。今の仕事の中に無駄なタスクや自分じゃなくてもできることがないかを確認してみましょう。

自分だけで業務を抱えることなく、職場のチーム全体で業務に取り組む姿勢が大切です。業務に取り掛かる前に、自分の担当業務内容を社内やチームに不安点を共有し事前に対処する方法も仕事の効率化に役立つでしょう。

自分の業務を見直したいと考えたときには、業務の無駄はないか、業務の先の目的を明確化することも重要です。

2.可能な限りリモートワークをしよう

ワークライフバランス実現には、テレワークの時間の増加も有効な手段です。総務省は平成30年に「通信利用動向調査」を実施しています。この調査では、企業がテレワークを導入する目的がわかりました。

企業にとってテレワークの導入目的は​​「働き方改革による生産性の向上」。企業も生産性向上のために取り入れたいと考えているリモートワークは、労働者自ら積極的に取り入れるのが望ましいといえるでしょう。

リモートワークの従業員のメリットには「通勤時間の削減」が挙げられます。自宅でも勤務可能な環境を作ることで、時間的余裕も生まれ、ワークライフバランスは整いやすくなるのです。

参考:厚生労働省HP「テレワーク総合ポータルサイト」

3.フレックスタイム制など、働き方が自由な会社を選ぼう

ワークライフバランスを見直す際に重視するとよい項目に柔軟な働き方の選択が挙げられます。現在の企業で理想のワークライフバランスの実現が難しい場合には、転職活動を検討する人もいるかと思います。転職先を探すときには、企業の働き方実例や業務改革方針にも目を通すようにしてみましょう。

フレックスタイム制とは、1ヶ月間の勤務時間をあらかじめ定め、労働者は決められた時間内であれば、始業時刻や就業時刻を自分で決められる制度です。具体的には「始業時間は午前7時から午前10時の間」「退勤時刻は午後15時から午後19時の間」で自由に出退勤できる例が挙げられます。

小さなお子様のいる家庭では、お子様の送迎時間に左右されず働くことができ、ワークライフバランスの調和がとれた状態を作りやすいのです。

参考:厚生労働省HP「1 フレックスタイム制とは」

4.女性に優しい福利厚生が充実している会社を選ぼう

福利厚生とは、給与以外の報酬やサービスの総称です。大きく2種類に分類できます。

  • 法定福利厚生:法律で義務付けられた福利厚生。健康保険や厚生年金保険料など
  • 法定外福利厚:企業が独自に設けられる福利厚生。健康診断や法定以上の育児・介護休業日数の導入、資格取得支援・受験料補助など

ワークライフバランスを大切にしたいと考えたとき、女性が働きやすい「法定外福利厚生」にも注目すると良いでしょう。ライフステージの変化に対して、自分と企業が柔軟に対応できる環境かどうかは自分らしいワークライフバランスの実現に重要な判断材料なのです。

自分の今とこれからのライフバランスに合う福利厚生を設けている企業で働くことは、プライベートの時間も有意義にしてくれるでしょう。

参考:RELO総務人事タイムズHP「福利厚生で人気の種類一覧。福利厚生とは?の疑問にすべてこたえます。」

5.休暇制度はしっかり利用しよう

2019年4月の労働基準法改正で、「年次有給休暇5日の付与」は義務化されました。厚生労働省の定めでは「業種、業態にかかわらず、また、正社員、パートタイム労働者などの区分なく、一定の要件を満たした全ての労働者に対して、年次有給休暇を与えなければなりません」と明記されています。

企業で定められた休暇制度を有効に活用することは、ウェルビーイングな暮らしには欠かせません。休暇制度を利用し、リフレッシュする時間を作ることは、仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えるのです。

引用:厚生労働省リーフレットシリーズ労基法第39条「年次有給休暇の付与日数は法律で決まっています」

6.中長期視点で物事を考え、スキルや知識を身につけておこう

現在の職場でスキルアップをするとき必要な知識を学習する、転職する際に身につけておきたい資格を取得する時間も理想のワークライフバランスの実現に重要なポイントです。自分らしい働き方や暮らしを考え直すときには「中長期的な目線で物事を考えること」を意識してみましょう。

例えば、今の会社でのキャリアアップが目標の場合を考えてみます。現在の担当職務からステップアップに必要な知識を学び、プライベートの時間を活用して資格取得に励むなど自分が今取り組む事柄が明確になるかと思います。また転職を検討している場合では、異業種を検討しているから新しい仕事で欠かせないスキルをキャリアスクールに通い身につけることが例として挙げられます。

ワークライフバランスを意識する中で、中長期目線で自分が目指す働き方や暮らし方を考えることで、今の自分にできる勉強や取り組むべき課題解決が見つけやすくなるのです。

7.仕事をする時間を変えよう

雇用形態は多岐にわたります。正社員でも時短勤務やフレックス制度の利用によって勤務時間を柔軟に変更したり、パートや派遣社員として自分で働く時間を自由に選択したりできるのです。

ワークライフバランスには、柔軟な働き方や勤務時間の見直しも大切な要素のひとつです。フルタイム勤務で仕事の比重が大きく、プライベートの時間が確保できていない人は、勤務時間を変えるところから取り組むのも方法として挙げられます。フルタイム以外の勤務方法が自分のワークライフバランスにあうかどうかも確認してみましょう。

参考:厚生労働省HP「1 フレックスタイム制とは」

参考:かえる勤怠管理「【社労士監修】パート・アルバイトのメリットとは?労働法との関係性も解説

清水真心

清水真心

フリーランスライター・メンタルトレーナー|音声配信でも活動。心理学卒、手帳とくま好き。元銀行員営業職。自身もうつ病、不安障害、パニック障害の発症経験がある。「穏やかな暮らしと心の伴走者」がモットー。

関連記事

特集記事

TOP