寂しい時、どうすればいい?一人で寂しい気持ちを抱えた時の対処法

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コロナ禍、一人の時間が多くて寂しい…


ふとした時にどうしようもなく「寂しい」と感じることはありませんか?特にコロナ禍では外出自粛やテレワークの推進により一人の時間が増え、強い孤独感に襲われている人も多いのではないでしょうか。

寂しい気持ちをそのままにしておくと、不安や悲しみが大きくなり、ますます気持ちが落ち込んでしまうことも。コロナ禍で一人でストレスを抱え込んだ結果、うつ病を発症してしまうケースも少なくありません。

そうならないために、自分に合った寂しさへの対処法を知っておくことが大切です。この記事では、一人で寂しい気持ちを抱えた時に寂しさを和らげる方法をご紹介します。「コロナ禍で人と会えず寂しい」「一人でどうしたらいいかわからない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

友人や家族に会えない…寂しい時、どうすればいい?


新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活は大きく変化しました。オフィスで仲間と一緒に働くことや終業後の飲み会、大人数でのレジャーなど、今まで当たり前にできていたことが難しくなりました。

親しい友人や家族にすら簡単に会えない状況になり、気軽にコミュニケーションがとれることの大切さに気づいた人も多いのではないでしょうか。同僚に上司の愚痴をこぼしたり、友人とくだらないことで笑い合ったり、家族に悩みを相談したり、ささやかなコミュニケーションが日々のストレス解消や明日への活力につながっていたのです。

会いたい人に会えない状況に寂しさを感じ、不安やストレスをため込んでしまっている人も少なくないはずです。しかし、寂しい気持ちを一人で抱え込むのはやめましょう。「つらいのはみんな同じだから」「自分よりもっとつらい想いをしている人がいるはず」と誰かと比べて我慢する必要もありません。

寂しい気持ちを我慢するとさらに増幅することがあります。寂しい時は一人で悩まず、まずは自分の心に正直になり、寂しい気持ちを受け入れてあげましょう。

参考:Cosmopolitan「寂しい時どうすればいい?孤独感でツラい時に試してほしい対処法」

一人で寂しい気持ちを抱えた時の対処法


寂しさを和らげるための適切な対処法は一人ひとり異なります。寂しい時に誰かと電話で話すことで気が紛れて前向きになれる人もいれば、何かに熱中することで寂しい気持ちを忘れられる人もいるでしょう。

ここからは、寂しい時に寂しさを軽減するために効果的なおすすめの対処法を7つご紹介します。自分に合いそうな方法を見つけて実践してみてくださいね。

参考:Donami「【寂しい時】の対処法、どうしてる?寂しいと感じないためにできること」

1.友人に電話する

誰かと話したくて寂しくなっている場合は、親しい友人に電話してみましょう。他愛のない話をしているうちに寂しさを忘れられるでしょう。友人の声を聞くだけでも安心でき、気持ちが軽くなるかもしれません。

信頼できる友人であれば寂しい気持ちを素直に伝えるのもおすすめです。あなたの気持ちを理解し、励ましや適切なアドバイスをくれることもあります。

電話をするのが難しい場合はLINEやメールを送ってみましょう。誰かとつながりを感じられるだけでも安心感が生まれるはずです。

2.一人でできる趣味を見つける

一人で過ごす時間が増えたことを有効活用して、一人でも楽しめる趣味を見つけてみましょう。映画やドラマ鑑賞、または読書など、物語の世界に没頭できる趣味は「気づいたら寂しい気持ちを忘れていた」なんてことも。好きなアーティストを見つけてCDを聴いたり、ライブのDVDを観たりするのもいいですね。

趣味が何もない人は、この機会に自分が夢中になれる趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。手先が器用な人なら手芸やDIY、体を動かすのが好きな人なら筋トレやヨガなど、身近な興味があるものから試してみると、毎日を楽しくしてくれる素敵な趣味が見つかるかもしれません。

3.料理をしてリフレッシュする


毎日の食事がおろそかになっている人は、料理をするのがおすすめです。料理は献立を考えたり、切り方や味付け、盛り付けなどを工夫したり、とてもクリエイティブな作業です。自分なりに創意工夫してひとつのメニューを完成させられるので、いつもとは違う頭を使い、よいリフレッシュになるでしょう。

うまくできればおいしい食事を楽しめ、もし失敗したとしても新たな発見や楽しみがあり、次につなげられます。栄養バランスを考えて作れば、心身の健康維持にも効果的です。

参考:ジョイキャリア「在宅ワークは料理でリフレッシュ! 心身ともに仕事へのコンディションを整えよう」

4.眠る時間を増やす

夜になると寂しい気持ちや不安に襲われることも多いのではないでしょうか。日中は活動的に過ごすので寂しさを感じる暇がなくても、夜になってゆったりとした時間ができると孤独感が強くなりがちです。

一人で悶々と考えていても眠れなくなり、余計に気持ちが落ち込んでしまいます。寂しさを感じる夜はあれこれマイナスなことを考えるのをやめ、眠ってしまいましょう。

体が疲れていたり、十分に睡眠がとれていなかったりすると、ネガティブ思考に陥りやすくなります。しっかり睡眠をとって体を休めることも大切です。

5.資格を取る・勉強を始める

興味がある分野や仕事につながる資格を取ったり、スキルアップのために勉強したりするのもおすすめです。資格取得やスキルアップなどの明確な目標ができると、前向きな気持ちで勉強に打ち込めます。勉強に打ち込んでいれば寂しさを感じることもなくなるでしょう。

身につけた知識や資格が周囲から評価され、キャリアアップにつながることもあります。成長を実感できれば、自己肯定感を高めることもできるでしょう。

6.在宅ワークで働く時間を増やす


働く時間を増やし、仕事に打ち込むことで寂しさを感じる暇がなくなります。在宅でできる副業や新しい仕事を始めれば、新たに覚えなければいけないことが多く、寂しい気持ちを忘れられるでしょう。

在宅ワークをする際にはWeb会議やチャットツールなどをうまく活用し、できるだけコミュニケーションをとりましょう。仕事中の孤独感を感じにくくなります。オンラインサロンやコミュニティに所属して、価値観の近い仲間を作るのもおすすめです。

7.ポジティブな発言を増やす

寂しい時は物事をネガティブにとらえてしまい、考え方や発言もネガティブになりがちです。しかし、寂しい時こそできるだけポジティブな発言を心がけましょう。「大丈夫」「きっとうまくいく」のようなポジティブな発言が増えると、自然と寂しい気持ちが薄れ、前向きな気持ちになれます。一日が終わったら「今日もよくがんばったね」と自分をほめてあげるのも効果的です。

ポジティブな発言が多い人は周りからも「一緒にいて楽しい」と思ってもらえ、人間関係も円滑にできるでしょう。

寂しい気持ちは一人で抱えすぎないようにしよう


孤独を感じて寂しい気持ちになることは誰にでもあるものです。特にコロナ禍では、誰しも多少の寂しさを感じているはずです。自分の気持ちをごまかしたり我慢したりしないで、まずは寂しい気持ちを受け入れましょう。

自分の気持ちにしっかり向き合うことで、自分自身を見つめ直すよい機会にもなります。寂しさの原因を考えながら自分自身を冷静に分析でき、自分は本当は何がしたいのか、どこへ向かいたいのかが見えてくるかもしれません。

しかし、自分ではコントロールできないほどの寂しさに襲われてつらい時は、誰かに頼ることも考えてください。寂しい時は思考がネガティブに陥りがちなので、一人で悩んでいてもマイナスなことばかり考えてしまう恐れがあります。信頼できる友人や家族に気軽に会うことが難しくても、電話やメールで気持ちを吐き出すだけでも少しは楽になるかもしれません。

寂しい気持ちを我慢して一人で落ち込む時間を少しでも減らせるように、あなたに合った寂しさとの向き合い方を見つけてくださいね。あなたの寂しさが少しでも軽くなることを願っています。

この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

ほし あゆみ

ほし あゆみ

ライター。「好きを大切に」をコンセプトにしたWebメディア『my prism』を自主運営。HSP気質。生きづらい世の中を少しでも生きやすくする方法を模索中。漫画とアイドルとインターネットが好きです。

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