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瞑想にも様々な方法がある!
「瞑想」という言葉を聞いてイメージされるのは呼吸法や精神統一などではないでしょうか。しかし、瞑想にもさまざまな方法があります。例えば、書くことによって効果を得られるジャーナリングも瞑想の一つです。
今回は「書く瞑想」と呼ばれるジャーナリングについてご紹介します。
「書く瞑想」である、ジャーナリングとは?
ジャーナリングは、好きなノートと文房具やタブレット・PCなどの媒体を用意し、決まった時間で思い浮かぶことをひたすら書いていくというもの。
時間は5分・15分など自分に合わせて設定し、決まった時間に思い浮かぶことを徹底的に書いていくことがジャーナリングの基本です。ジャーナリングをしている途中で、意識が途切れて中断することがないよう、時間に余裕があるときに行うことが重要です。
ジャーナリングの主な効果
ジャーナリングを行うことで、自分の気持ちを整理することができたり、自分自身の理解が深まったり、悩み・ストレス・不安を解消できたりなど、さまざまなメリットがあります。
また、自分を客観的に見ることができたり、頭がスッキリして幸福感に包まれるなど、メンタル面の安定に寄与する場合もあります。具体的な効果を後述しますので、ぜひ参考にしてください。
1.自分の気持ちを整理することができる
ジャーナリングの1つめの効果は、自分の気持ちを整理することができる点です。理由としては、頭の中に無数にある自分の考えや悩みを紙やタブレットに書いて可視化できるため、自分の気持ちの整理につながるからです。
ポイントとなるのは、書き出したものは自分だけしか見ないものだということ。誰かに見せる紙やタブレットではないため、嘘偽りなく自分の考えや感情を書いていくことができます。
2.自分自身の理解が深まる
ジャーナリングの2つめの効果は、自分自身への理解が深まる点です。なぜなら、思いついたことを紙に書き出していくことで、普段自分では考えないようにしていた問題が明らかになったり、考えつかなかったことが思いついたりするからです。
結果的に、日々頭で物事を考えている時間よりも、ジャーナリングの時間に生産性のあるアイデアが降ってくることも。普段では気が付かなかった自分の新しい一面がしれるなど、真の意味で理解が深まることもあります。
3.悩み・ストレス・不安を解消できる
ジャーナリングの3つ目の効果は、悩み・ストレス・不安を解消できる点です。漠然とした悩み・ストレス・不安は誰もが抱えがち。ジャーナリングでこれらを可視化することで、悩み・ストレス・不安を明確化した上で具体的な解決策を考えることができます。
悩みなどを書き出してきちんと頭の中を整理することにつながるため、抱えていたモヤモヤが晴れ、悩みなどの解消法を考えたり、解消のためにアクションを起こしたりすることにつながります。
4.自分を客観的に見ることができる
ジャーナリングの4つ目の効果は、自分を客観的に見ることができる点です。なぜなら、自分の気持ちを書き出す中で自分の内面を可視化することによって、主観的にではなく客観的に自分を俯瞰できるようになるからです。
自分のことを客観的に見つめられれば、抱えている悩みを解決する新たな道が見出せたり、夢や目標の達成へ向かって足りない部分を見つけられたりなど、今までに思いつかなかった方法や行動をとることが可能です。
5.頭がスッキリする・幸福感に満たされる
ジャーナリングの5つ目の効果は、頭がスッキリする・幸福感に満たされる点です。これまでに解説したとおり、ジャーナリングでは自分の考えを可視化することができます。頭の中に溜まっている悩みや問題、夢や目標を客観的に知ることができるため、新たな解決の糸口が見えたり、新しいアイデアを見い出せたりします。
結果的に頭の中がすっきりし、幸福感に満たされることも多いでしょう。